大阪市中央区の北浜界隈は東京の兜町と並んで株屋さんの町という印象がありますが、地下鉄の北浜駅近くには近代的なビルに混じってレトロな建物が同居していて趣のある町になっています。和風建築の小西家住宅、蔦の絡まる青山ビル、それに壁に鳥のレリーフが施された生駒ビルなど、それぞれの建物の周りの時間だけが止まったような印象を受けます。
小西家住宅は明治の日本建築で重要文化財にも指定されていますが接着剤でおなじみのコニシの旧店舗で、隣のビルに引っ越すまでは座敷にじゅうたんを敷いて使われていたそうです。現在も関連会社が現役のオフィスとして使っておられます。青山ビルは大正期の洋館で、テナントビルとして喫茶店や理髪店が入っているようです。ステンドグラスが美しいとのことですが、入り損ねたので確認できませんでした。また昭和初期のアールデコ風建築の生駒ビルは、数年前に外観を保存したまま内部がリニューアルされオフィスビルとして使われています。
各々の建物は古いながらも現役の建物として機能しているわけですから、さぞや維持が大変でしょうが、古いながらも新しいオフィスとして必要最小限の条件を満たしているのだと思います。通信の世界でも、最新の機器が出現した時にでも、既存の古い機器とつながる必要があるのが一般的です。携帯電話のFOMAといえども従来の携帯電話やPHSと通話ができるようになっているのはネットワークのなかで方式の差を吸収しているからなのでしょうね。
小西家住宅は明治の日本建築で重要文化財にも指定されていますが接着剤でおなじみのコニシの旧店舗で、隣のビルに引っ越すまでは座敷にじゅうたんを敷いて使われていたそうです。現在も関連会社が現役のオフィスとして使っておられます。青山ビルは大正期の洋館で、テナントビルとして喫茶店や理髪店が入っているようです。ステンドグラスが美しいとのことですが、入り損ねたので確認できませんでした。また昭和初期のアールデコ風建築の生駒ビルは、数年前に外観を保存したまま内部がリニューアルされオフィスビルとして使われています。
各々の建物は古いながらも現役の建物として機能しているわけですから、さぞや維持が大変でしょうが、古いながらも新しいオフィスとして必要最小限の条件を満たしているのだと思います。通信の世界でも、最新の機器が出現した時にでも、既存の古い機器とつながる必要があるのが一般的です。携帯電話のFOMAといえども従来の携帯電話やPHSと通話ができるようになっているのはネットワークのなかで方式の差を吸収しているからなのでしょうね。