草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

香港の自由を守るためにG7で共同声明作成を目指す安倍首相!

2020年06月11日 | 国際問題

中共が香港への国家安全法を導入したことに対して、安倍首相がG7の場で共同声明を作成するように主導することを明らかにした。自由と民主主義を守り抜こうとする香港の人たちの後ろ盾になることは、これまでの日本では考えられなかったことだ。自民党内の親中派からの反撃が予想されるにもかかわらず、あえて決断したことを高く評価したい▼早速、中共は「内政問題にいかなる外国も干渉する権利はない。日本側に深刻な懸念を表明した」が、そんな恫喝に屈してはならない。香港ではデモをすることも困難になっている。香港の次は台湾を狙っているのである。それを黙認すれば、日本の存立すら脅かしかねないのである▼日本のマスコミにしても、アメリカでの暴動は大々的に報道するが、香港のことはできるだけ触れないようにしている。それだけ中共に媚びているのである。政官財、さらにはマスコミも中共の影響下にあるなかで、面と向かって批判するというのは覚悟が求められる▼安倍首相は孤立することを恐れてはならない。ヤスパースは中共が強大な国家になることを予言していた。「全体主義国家が強制と恐怖によっておこなっていることを、自由によっておこなわなければならない」(『哲学の学校』松浪信三郎)とも説いた。今こそ我が国は自由主義世界の一員としての立場を明確にすべきなのである。

https://www.youtube.com/watch?v=sNm5_6rp3ZI

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(続)②笠井尚氏の会津の本を読む 高田保馬の『民族耐乏』

コメント (1)
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