草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

エリートや既成政党に対する民衆の怒りは日本でも爆発寸前だ!

2019年12月31日 | 祖国日本を救う運動

今年も終わろうとしているが、世界は大きく変わりつつある。民衆レベルでの新たな保守運動が勢いを増しているからだ。国民をベースとして成立した国家が、セーフティネットとしての役割を果たさなくなってしまっていることに異議申し立てをする。そうした流れは、今や欧米先進国において無視できなくなってきているのだ▼欧米のそうした動きをついて、萱野稔人は『権力の読み方 状況と理論』において極右ポピュリズムと位置づけ、そこでの主役は「民衆」であると述べている。あえて国民という言葉を使わないのは、国家から見捨てられたという被害者意識を持つ人たちにとっては、それが死語と化してしまっているからだろう▼「なによりそれは、現行の政治システムを独占しているエリートに対置された民衆である。つまり、一方には、民衆の利益をかえるみることなく国家を私物化している『腐敗した』テクノクラートや既成政党があり、他方には、既存の政治制度のなかでいかなる代表の場をもっていない民衆がいる」という見方は的を射ている▼萱野の分析は手際よいが、極右ポピュリズムの警戒心を説くだけで、処方箋を示したわけではない。せいぜい「国民国家を『超える』試みがあらたな残酷さを準備してしまう危険性はつねに残るのである」というのが結論であった。怒れる民衆の台頭は世界的な潮流であり、日本だけが例外なわけはないのである。

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