草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

安倍政治が評価され参議院で自民党が単独過半数の可能性も!

2016年07月05日 | 選挙

自民党全体としては心もとないが、安倍首相はよくやっている。平成7年に出た『自民党』のなかで、北岡伸一は当時の自民党の現状を憂いていた。「日本は国際社会に占める位置が大きくなり、日本が国際社会で様々な責任を負うことが求められる時代に、自民党は硬直化し、大胆な政策を打ち出せなくなった」と書いたのだった▼第二次安倍政権が平成24年12月16日に発足したことで、自民党は大きく変わった。経済政策としてはアベノミクス、安全保障では集団的自衛権行使の一部容認に踏み切った。現状維持に甘んじることなく、政策で国民の信任を獲得する方向に舵を切ったのである。それまで自民党が支持されたのは、政権与党であり、頼みごとを聞いてくれるからであった。その典型が田中派である▼戦後の自民党の歩みを振り返ってみれば、昭和30年頃から50年頃までは支持率が低下した。その原因としては農業人口の減少が背景にあった。それが昭和55年頃には昭和35年頃と同じような高さに戻った。社会主義への幻滅があったといわれている▼ここにきて自民党が27年ぶりに参議院で、単独過半数を得る可能性が出てきた。安倍政治が多くの国民の支持を得ているのである。ようやく自らの主張を託せる政治家が現れたからだろう。対案を出すことができない民進党などの野党は、抵抗勢力として一部の国民に支持されているだけだ。それでは勝負にならないのである。

 

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