草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

鳥越俊太郎をリベラルと持ち上げる田原総一朗の駄文を嗤う!

2016年07月23日 | マスコミ評

田原総一朗がピンボケなことを書いている。テレビで飯を食ってきた人間だけに、仲間の鳥越俊太郎候補の擁護に必死なのである。7月29日号の週刊朝日において田原は、何を血迷ったのか、民進党や共産党が推す鳥越候補をリベラリストと持ち上げた。東京都知事選は自民党公明党推薦の増田寛也候補と鳥越候補の戦いになるとみている▼どこの政党や組織が応援するかを重視するのである。単なるレッテル貼りの「ストップザ・アベ」が通用すると信じており、お目出度いにもほどがある。鳥越候補はろくな本を世に出していないが、その点では田原も一緒だ。誰とでも対談しているが、売らんかなの金儲けである▼小池のたった一人の反乱が、保守ばかりではなく、若者や女性の心に火をつけたのである。政党や組合などから手当てをもらって動員された者たちと違って、自らの意思で人々が集まってきている。池袋でも銀座でも黒山の人だかりである。いかに自民党都連が締め付けを強化しようと、もはや無駄なのである。保守系ばかりではなく、共産党支持者の3割が小池候補支持に回っている▼田原は自分が政治を動かしてきたとの自負がある。テレビを使って国民を扇動してきたので、テレビで有名な鳥越が当選するのを願っているのだ。田原の自惚れを今こそ叩き潰さなくてはならない。もはや田原は過去の人なのであり、それを私たちが確認するのが今度の投票日なのである。

 

にほんブログ村 政治ブログ 政治評論へ

 

               ←応援のクリックをお願いいたします。

 

 

政治 ブログランキングへ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小池百合子一歩リードに戸惑う保守系言論人を嗤う!

2016年07月23日 | 思想家

言論人に共通しているのは認められたいという願望ではないだろうか。社会的な名声や富を手にするならば、平気で自らの信念をまげるのである。東京都知事選での保守系言論人の混乱ぶりは喜劇である。自民党のお抱えの者たちは、自分たちの立場をつくるために、東京都知事選での保守の分裂を嘆いている▼小池百合子、桜井誠、増田寛也の三候補が争っているために、鳥越俊太郎候補が漁夫の利を得ると危機感を募らせている。選挙戦に突入してからは少しばかり言い方が変ってきたが、自民党からどう思われるかが気がかりなのだろう。小池候補を応援する度胸がないのである▼エリック・ホッファーは『大衆運動』(高根正昭訳)で「口やまかしい言論人の生涯には、ほとんど例外なく権力の座にある人びとから、うやうやしい懐柔的なそぶりを示されその味方にひき入れられるかもしれない瞬間がある。大部分の言論人は、ある段階で、ともすれば日和見主義者になり宮仕えする条件をもっているのである」と書いている。そして、イエスやカール・マルクスもその例外ではないというのだ▼政治は一寸先が闇なのであり、自民党に取って代わる保守政党が近々誕生する可能性すらある。今の段階では声なき声の保守は安倍首相を支持している。それでいて東京都知事選では、自民党が推薦しない小池候補の陣営に馳せ参じている。それに戸惑う保守系の言論人は、現在起きつつあることが理解できないのだ。自民党だって絶対ではないのに。

 

にほんブログ村 政治ブログ 政治評論へ

 

               ←応援のクリックをお願いいたします。

 

 

政治 ブログランキングへ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする