草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

安倍自民党の勝利は若者や現役世代が投票したからだ!

2016年07月11日 | 選挙

今回の参議院選挙で自民党が勝利した意味は大きいと思う。単独過半数にはわずかに届かなかったものの、選挙区と比例で56議席を獲得したからだ。民進党、共産党、社民党などの共闘は失敗に終わった。東北地方で民進党や民共系の野党が議席を得たといっても、もともと自民党と民進党とが拮抗していた。共産党効果がどれだけあったかは、今後の分析を待たなければならない▼福島などの東北で自民党が敗北したのは、衆議院に小選挙区制が導入されて、保守が分裂した過去を引きずっていることが背景にある。かつて自民党であった者が、勝つためには共産党にも頭を下げるしかなかったのだ。国会議員でいたいがために、自らの信条をかなぐり捨てたのだ。民進党のなかにも改憲派が3割近くいるにもかかわらず、それを封印して選挙戦に臨んだのである▼マスコミは共産党のシールズなる組織を持ち上げ、若者の代表であるかのように報道した。「改憲勢力が三分の二を取れば憲法9条は改正される」とのデマを流した。自民党の議席を減らすためには手段を選ばなかったのである。初めて選挙権を行使した若者や、バリバリ働いている現役世代は自民党に投票した。マスコミが伝えてきたことはまったくの嘘であった。憲法改正に関しても、ようやく議論が行われる段階になっただけで、改正の手続きに入るのはまだ先である▼日本は今重大な危機に直面しており、これまで同様、日本国民は安倍首相に日本丸の舵取りを委ねたのである。

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