予想通りに北朝鮮がミサイルを発射しました。核が小型化されれば、いつでも日本を脅迫できます。日本人の多くが目を覚ましたのではないでしょうか。
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現実に役に立たなければ、それは無意味なことではなかろうか。ともすれば柳田民俗学というのは、単なる懐古趣味と思われがちであるが、実際はそうではなかった。人々の生活苦を改善するために、まずは自分たちの足元を見つめ直そうとしたのである▼柳田国男は『青年と学問』において「学問というものが、たんに塵の浮世の厭わしいゆえに、しばしはこれを紛れ忘れようとするような、高踏派の上品な娯楽であるか、はたまた趣味を同じうする有閑階級に向って、切売小売をなすべき一種の商売であるならいざ知らず、断じてその二つのいずれでもないことを信じながら、なおこれほど眼前に痛切なる同胞多数の生活苦求解と、いまだなんらの交渉をも持ちえないというのは、じつは忍びがたき我々の不安であった」と書いた。ようやくそれが改められつつあることに、期待を抱いたのだった。「人が自己をみいだすための学問」でなければならないからだ▼日本人であることを自覚し、それを日々の生活のありふれた事象から確認をするのが柳田民俗学なのである。昭和3年の段階で柳田は何が日本人にとって大切かを説いたのである。日本が徐々に欧米列強から追いつめられようとしていたなかで、彼らと日本人との違いを理解することで、異質な者同士のコミュニケーションの可能性を探ろうとしたのである。文明の衝突が深刻化している今の時代にも通じるのではないだろうか。
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