何が大事かがわからないのが日本のマスコミである。北朝鮮のミサイルは日本の安全保障にとって重大な脅威である。テレビをつけると甘利、清原の話題ばかり。国民の話題はそっちの方に向いてしまっている。清原容疑者の逮捕について、甘利前経済再生相の金銭授受の目くらましであるかのような意見があるが、それよりは北朝鮮のミサイルについて、ほとんど報道しないことを批判すべきだろう▼アメリカが神経をとがらせているのは、大陸間弾道弾を開発する可能性があるからだろう。もしそれが成功すれば、アメリカも安閑としてはいられないし、今の北朝鮮であれば、「イスラム国」などのテロリストに小型化した核兵器やミサイルを渡すことも考えられる。アメリカは武力を用いても阻止したいのではないだろうか。アメリカと中共との関係がぐきしゃくしているのも、北朝鮮を影で操っている中共への不信感があるだろう。平和ボケしたマスコミは、たわいもないことに時間を割いている。北朝鮮による日本人拉致を伝えなかったように、今回もまた気兼ねをしているのである▼自衛隊はイージス艦などを展開し、最悪の事態に備えている。芸能人の犯罪や政治かの汚職よりも、国民の生命が危険にさらされる方が大問題なのである。側近を次々と処刑しているのが金正恩である。いかに母親が在日朝鮮人であったとしても、日本に対して武力攻撃を仕掛けないという保証はない。安倍政権は万全の備えをすべきだろう。北朝鮮の脅威を認めない勢力は憲法9条を絶対視しているが、どうして現実を直視できないのだろう。北朝鮮のノドン、テポドンなどのミサイルは今日にでも日本を攻撃できるわけだから。
←応援のクリックをお願いいたします。