草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

知識をひけらかすだけの池上の「ネトウヨ」連発を嗤う!

2014年04月17日 | マスコミ評

 池上彰とかいうNHKの元アナウンサーがいたのは知っているが、そんな人間の書いた本を読んだこともないし、テレビを見ない者にとっては、論じる対象でもない。しかし、識者ぶっているわりには「ネトウヨ」とかいう言葉を使ったりしているので、ここは一発批判すべきだろう。まずNHKに勤務していた経歴からして、学者として失格である。ジャーナリズムの特徴で、自分をひいきにしてくれる勢力に尻尾を振るからだ。田原総一朗が公明党弱いのは、雑誌の「潮」や「第三文明」で書かせてもらったからだろう。娘まで創価学会のお世話になっているという話もあるが、いくら何でもそんなことはないだろう。池上とやらもたいしたことがないようだ。まず「ネトウヨ」という言葉を使うのであれば、その定義をしたらいい。行動する保守と一蓮托生にすべきではない。行動する保守は、自らの名前を出してメッセージを出しており、匿名性のなかに逃げてはないない。それとは違って「ネトウヨ」はもっと普通の人である。池上が属していたNHKは、朝日新聞と同じく暗黙の言論統制がある。それに従わなければ、まともな仕事は回ってはこないのだ。海外勤務者には少しばかりユニークな人物もいるが、日本国内ではそれは通用しない。池上あたりはその点では優等生である。それで飯を食っているわけだから、主義主張などは最初からあるわけがない。権威主義的な風潮をバックにして、知識をひけらかしているジャーナリストはごまんといる。それはエリック・ホッファーが『大衆運動』で書いている通りなのである。

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STAP細胞が有力な仮説であるなら小保方さんを応援すべきだ!

2014年04月17日 | 科学技術

 それでもなおSTAP細胞が有力な仮説である。理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)の小保方晴子ユニットリーダーの指導役で、STAP(スタップ)細胞の論文執筆の中心メンバーであった笹井芳樹・副センター長は、昨日の記者会見でSTAP細胞へのこだわりを隠さなかった。未だに有力な仮説と認めているのであるならば、小保方さんの研究に協力するのが筋ではないだろうか。そこでの発言を聞いていると、仮説としては理解できるというのだ。市井三郎が平凡社が出した『現代の思想20科学の哲学』の解説書で、「近代科学の方法―数学・帰納法・仮設演繹法」について書いていた。そこで論じていたのは仮設をどう定義するかであった。市井はベーコンの帰納法が「(経験のみによる人のように)実践から実践を、あるいは実験から実験を引き出すのではなく、自然の正当な解明者として、実践や実験から原因と一般命題をひき出し、ふたたびこの原因や一般命題から、(その命題をテストするために)新しい実践と実験とをひき出す」(『ノヴム・オルガヌム』・服部英次郎訳)ことに注目した。それがK・R・ポパーの主張する現代の科学方法論に相通じるからだ。笹井副センター長が仮説として未だに成立する根拠があると思っているのであれば、小保方さんを切り捨てるのは納得できない。科学的探究は実践や実験だけでは先に進むことはできず、「原因と一般命題」の仮設から出発するしかないからだ。それとも仮説としての根拠もなかったのだろうか。

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