草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

オバマ大統領は日本の土民大衆の信仰心を理解すべきだ!

2014年04月23日 | 政局

 オバマ大統領が今日の夜、アジア歴訪の最初の訪問地である日本に到着した。日米首脳会談でどのような声明が出されるかに、日本国民の多くが注目している。これまでの米国の歴代政権は日本の靖国神社参拝に関しても、一貫してノーコメントを通してきた。しかし、オバマ政権だけはそうではなかった。安倍首相が参拝したことに関して、あえて「失望」という言葉を用いたのであった。これには日米同盟を支持してきた保守派からも、一斉に批判の声が上がった。日本人が死者とどのように接しているかを、オバマ大統領は理解しなかったのだろう。日本を代表するマスコミやインテリは、靖国神社を好戦的な国民性の象徴として槍玉に挙げているが、日本人の多数派である土民大衆を代弁しているわけではない。オバマ大統領は今回の訪日では、安全保障上の面で日米の結束を強調するとともに、TPPでも両国が努力することを盛り込むとみられる。いずれも大事なことではあるが、それと同じように大事なのは、お互いの国柄の違いを尊重することではないだろうか。日本人の信仰心の特異性を理解せずしては、真の友好関係は樹立できないからだ。「戦死したらば靖国神社で再会しよう」と日本の若者たちは散華していったのである。靖国神社では盆踊りまで行われ、死者と生者との交流の場ともなっている。キリスト教や仏教のように、復活や成仏が問題になるのではなく、生者の近くに死者が存在するのだ。日本の国柄とは、まさしくその信仰心なのであり、それを守り育てるのが私たち日本人の使命なのである。いかに同盟国であればあるほど、その点だけはオバマ大統領に認識してもらわなくてはならないのである。

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オバマの「尖閣に安保適用」との回答は安倍外交の勝利だ!

2014年04月23日 | 安全保障

 オバマ大統領は読売新聞の書面でのインタビューに答えたなかで、尖閣諸島について「日本の施政下にあり、それ故に、日米安全保障条約第5条の適用範囲内にある。そして我々は、これらの島々の日本の施政を阻害するいかなる一方的な試みにも反対する」との立場を表明した。その全文が今日付の読売新聞に掲載されており、これは明らかに日本と共に尖閣諸島を守り抜くという米国の意思の表明であり、安倍外交の勝利である。これによって中共は、正面切っては日本侵略を行うことが難しくなった。自衛隊だけを相手にするのではなく、アメリカの第七艦隊との激突は避けられず、そこまで冒険をするとは考えられないからだ。日本には何をしても許されると思って、中共は日本に対して次々と挑発を繰り返してきた。これまでであれば日本は言いなりになるのが普通であったが、安倍首相は違っていた。国家として身構え毅然とした態度をとったのである。オバマ大統領もその覚悟に心を動かされることになった。集団的自衛権の行使容認に大きく一歩踏み出したことも説得力を増した。一緒に戦ってくれる米軍に危険が及べば反撃をするのは、同盟国としては当然の対応なのである。それを批判するのは、中共の侵略を容認することと変わりがない。戦争の危機がまったくなくなったわけではない。しかし、日米分断を阻止した安倍外交によって、中共が日本に手を出せなくなったことだけは確かである。

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