サヨクと違って、保守民族派の人たちが、福島県産の米や野菜を買ってくれて、バックアップしてくれたことは、本当にありがたいと思っている。それを知っていながら、民主党政権と福島県は、ろくな検査をせずに安全宣言をしてしまい、今になって大騒ぎをしているのだから、救いようがない。国の暫定基準値を決めた段階で、そんなことはわかっていたはずだ。民主党は、もともとがサヨクであり、混乱やアナーキーな状態を、内心は待望しているのではないか。非常事態における主権の確認が、政治学の根本であるのに、それを見失ってしまったのが、戦後の日本なのである。原発事故対応一つをとってみても、まさしくそうではなかろうか。国が戒厳令を布き、放射性物質の高濃度汚染地帯から国民を避難させる。それがスムーズにできなかったのは、法律が整備されていなかったからだろう。しかも、サヨクは、アリ塚のアリになりたいのである。科学の名において自由を否定されても、それを甘受するのである。それをドストエフスキーは、未来の光り輝く、社会主義の「水晶宮」と呼んだのではなかったか。民主党政権が国民をアリ同様に扱っても、サヨクが腰砕けになってしまったのは、最初から反骨精神など持ち合わせてはいないからだ。しかし、国民の大半は、アリであることに満足はしていないし、原発事故についての、民主党政権の犯罪を、断じて許さないのである。
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