草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

福島の農民は統治能力なき民主党政権の犠牲者だ!

2011年12月11日 | 災害

 セシム米騒ぎは広がるばかりで、このままでは、食糧基地としての福島県は、壊滅しかねない。武田邦彦中部大学教授は今日のブログで、福島県の米の年間出荷額は、約950億円で、そのうち汚染米は20㌫程度だから、200億円で国が買い取るべきだ、と主張している。いくらかかるか検討がつかない除染費用から見れば、微々たる金額に過ぎない。それができないのは民主党政権に統治能力がないからだ。ここまでくれば、補償をしてもらうように、国や東京電力とかけ合うしかない。徹底した検査さえやっていれば、安全宣言をしてから、セシウム米が発覚するということは、絶対になかったはずだ。福島第一原発の事故発生の後、福島県の農民は、米をつくってよいかどうか、それこそ自問自答していた。あまりにも、民主党政権や福島県がいい加減であったために、こんなことになったのである。しかし、だからといって、現実を無視することはできない。福島県のどこの米であれば安全であるのか、消費者に対して、正確な情報を提供すべきだろう。今できることはそれだけであり、無理な強引な出荷は慎むべきだろう。かえすがえずも悔しいのは、保守派の人たちを中心にして、福島県を応援しようとしていた人たちの心を、結果的には裏切ってしまったことだ。福島県民の一人として、ただただ私も謝るしかない。

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放射線量リアルタイム公開システムでも大失態の民主党政権

2011年12月11日 | 災害

 福島県の教育現場で、現在大混乱が起きている。せいぜい地元の県紙しか伝えないが、またまたとんでもないことが起きているのである。文部科学省が福島県内の小学校や公園など600箇所に設置を約束した、放射線量のリアルタイム公開システムが、いつになっても活用されないのだ。そればかりか、設置業者と国が争っていて、一向に見通しが立っていないのである。それこそ、民主党政権が鳴り物入りで宣伝していたのに、やっぱりかけ声だけで、今になっては、撤去させる話である。測定値が高く出るからというのが理由らしいが、設置業者の方からは「実際より低く設定することを要求された」とかの反論も出ており、まったくわけがわからない。当然のごとく、小学生を持つ親は怒っているが、福島県は2、3日前からから雪であり、私の住む会津地方などは、白一色である。新に設置するにしても、手間が大変だろう。昨日あたり行われた脱原発のデモを理解しないわけではないが、それ以前に、民主党政権のぶざまな対応を批判することの方が先ではなかろうか。セシウム米の発覚だって、同じようなものである。統治能力のない指導者がリーダーでは、国は滅ぶのである。やるべきことをやらずに、国民に不安感を与えるというのは、政治家として最低ではなかろうか。まずは民主党政権を倒さなければ、何事も始まらないのである。

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