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草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

ブラックユーモアでしかない野田首相の冷温停止宣言!

2011年12月02日 | 災害

 野田佳彦首相が16日にも、福島第一原発の冷温停止を宣言するのだという。そこまでペテン師だとは思わなかったが、民主党政権というのは、とんでもない連中である。炉心が格納容器を突き破ってメルトスルーしているといわれるのに、どうして冷温停止になるのだろう。民主党政権のやっていることは、原発事故そのものが存在しなかったかのように、イメージ操作をしたいのだろう。今福島県はとんでもないことになっている。収穫した3分の1の米を再検査するために、大騒ぎになっている。また、福島市や郡山市からの人口流出に歯止めがかかっていない。国の支援がなくても、次々と自主避難する人たちが増えているのだ。そうした状況が一方であるにもかかわらず、野田首相はそれには目を向けず、事態が好転していることを、何が何でも印象付けたいのだろう。一つの提案だが、もし野田首相は本心からそう思っているのならば、マスコミ各社を集めて福島県庁で記者会見をしたらどうだろう。そこで冷温停止を宣言するのである。これほどのブラックユーモアがあるだろうか。そして、テレビや新聞の一面で大々的に紹介してやればいい。実際には福島第一原発での壮絶な戦いは今も続いている。政治家が自分たちの都合で、そうした情報を隠蔽しているのである。嘆かわしいにもほどがある。

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電力労連から原発存続を陳情されていた民主党国会議員

2011年12月02日 | 災害

 そもそも民主党が脱原発を主張できるわけはないのである。強力な支持母体である電力労連を敵に回すことになるからだ。しかし、許せないのは、3月11日の原発事故発生直後から、電力労連が民主党の国会議員に対して、原発存続させるために、陳情活動を繰り広げていたということだ。一方で国民の生命財産が危機にさらされているのに、それを無視して、そんなことをしていたとすれば、神経を疑ってしまう。朝日新聞の記事によると、2010年だけをとってみても、電力系労組が集めた政治献金は総額で7億5千万に達し、主に民主党の議員に手渡されたという。それだけ支援してくれるわけだから、民主党としても、無碍にはできないのである。とくに、民主党に政権交代をしてから原発推進に前のめりになっていた理由は、その辺にあるのではなかろうか。それでもサヨクは、民主党のお題目だけの脱原発を支持したりしているが、実際はそんなものなのである。そういえば、今の福島県知事の佐藤雄平にしても、東京電力との過去の癒着が色々と取り沙汰されているが、民主党と電力会社との関係は、電力労連を通してズブズブなのである。福島県議会では、脱原発でまとまっている自民党と違って、民主党系のなかには、原発に未練たらたらの議員がまだいる。子供を原発会社やその関連の社員にしていたりで、正論を吐くこともできないのだろう。

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