世の光の時間です。お元気ですか? 羽鳥 明です。今日は2007年クリスマス特別番組の第3のメッセージです。テーマは「一つのしるし」、聖書は旧約聖書イザヤ書7章14節です。お読みしましょう。
「それゆえ、主みずから、あなたがたに一つのしるしを与えられる。見よ。処女がみごもっている。そして男の子を産み、その名を『インマヌエル』と名づける。」
イエス・キリストの誕生の七百年も前に預言者イザヤが、神様からクリスマスのしるしとして与えられたことばです。
神はイザヤの口を通してその男の子イエス・キリストについてもっと詳しく述べてこう言いました。
「その名は『不思議な助言者、力ある神、永遠の父、平和の君』と呼ばれる。」
イザヤ書 9章6節です。
クリスマスは神だけが成し遂げてくださる奇跡でした。その神の独り子、人となって私たちに与えられたお方、とは一体どんなお方だったのでしょうか。
第一、「不思議な助言者」。人間であると共に神様ですから神のことばを語り、人間にとって本当の慰め・励まし・いのちとなってくださるのです。
第二、「力ある神」。イエス・キリストは赤ちゃんとしてお生まれになりました。しかし実はイエス・キリストは愛の力を持って、来てくださった力ある神なのです。
第三、「永遠の父」。私たちが何もかも失ってボロボロになってもなお私たちを待ち、愛していてくださる天のお父様なのですね。
第四、「平和の君」。私たち罪人を神の怒りと裁きの前に自ら贖(あがな)いとなって執り成し、神との平和を与え、新しくされた私たちを平和をつくり出す人としてくださる。何という素晴らしい救い主を与えてくださったのでしょうか。
聖書のことば
「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。」
ヨハネの福音書 3章16節のことばです。
それではまた聞いてください。
(PBA制作「世の光」2007.12.19放送でのお話しより)
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