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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■救い主への期待

2007年12月25日 | Weblog

 世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか、関根弘興(せきね・ひろおき)です。今日はクリスマス。今から約二千年前にお生まれになつたイエス様を心から礼拝する記念の日です。

 イエス・キリストはお生まれになって母マリヤとヨセフは幼子イエス様を神殿に連れていきました。そこにはシメオンという老人がいました。そしてアンナという人もいたのです。
彼女はもう84歳になっていました。二人とも長い間救い主を待ち望んでいた敬虔な人だったんです。

 このアンナという人は、人から見たら決して幸福とは言えない生涯を送った人でした。7年間の結婚生活のあと、やもめになってしまうんですね。夫は病で倒れたのか事故で亡くなったのか分りませんが、長い期間彼女は独り暮らしをしていました。アンナという名前は「慈しみ」という意味です。でもその生涯を見ると、名前とは裏腹に、悲しみと孤独の痛みを知り続ける女性だったと思うんです。しかしそんなアンナでしたが、ただひたすら真直ぐに救い主を待ち望むことに希望を持って生きていました。

 人生の悲しみというものはいろいろなものを私たちにもたらします。時には悲しみは人をひがみっぽくさせ、反抗的にさせます。しかし逆に、悲しみが人を柔和にさせ、他の人を思いやるものとし、待ち望む生涯を形造ることもあるのです。このアンナという人は、84歳になり、人生を恨み妬む生涯ではなく、神様を礼拝することを決して欠かさなかったっていうんですねえ。そしてアンナは祈ることを忘れませんでした。アンナは神様への感謝と共に多くの人のために祝福を祈っていった人でした。そしてアンナはついに待ちに待った救い主イエス・キリストにこの神殿で出会ったんです。アンナは旧約聖書に記された救い主の預言を知っていました。聖書の約束を知っていたので、彼女は待ち望むことができたんです。

 シメオンが、そしてアンナが待ち望んだ方とは一体誰でしょう。それはイエス・キリストのことです。このイエス・キリストこそ、「すべての人を照らすまことの光」として来てくださったお方です。今日、あなたもこのイエス・キリストに出会うことができるんです。人はいろいろなものを待ち望みます。でも本当の救いを待ち望む生涯、それはあなたにとってこのクリスマス、ぜひ知っておかなければならない大切なメッセージなんです。

 ( PBA制作「世の光」2007.12.25放送でのお話しより)

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として
 http://yonohikari.biblical.jp 
が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


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東海福音放送協力会への問い合わせは、
 464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10 自由ケ丘キリスト教会内 電話052-762-2196 へ

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