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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■賛美は力

2007年12月11日 | Weblog

 世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか。関根弘興(せきね・ひろおき)です。今日もさわやかに一日を過ごしていきたいですね。

 クリスチャンを特徴づけることの一つに、賛美ということがあります。これは神様を誉め讃える姿ですね。また教会ではたくさんの讃美歌が歌われますよね。

 新訳聖書の中にパウロという人がピリピという町に行った時のことが記されています。

 一人の若い女奴隷がいました。この女奴隷は占いをして主人たちに多くの利益を得させていたというんですねえ。でもこの女がパウロたちの働きによってクリスチャンになっていくんです。するとどうでしょう。今まで占いをして主人に利益を得させていたのに、もはや占いをすることが出来なくなってしまったんですね。主人は儲ける望みがなくなってしまい、激怒し、ついにはパウロを営業妨害ということなんでしょうねえ、逮捕させてしまったんです。不当にも逮捕・投獄されたパウロは、着物を剥ぎ取られ、鞭打たれたことでしょう。岩穴をくりぬいたような牢に閉じこめられてしまったんです。

 鞭で打たれた背中の痛みは相当なものだったでしょう。しかし真夜中頃のことでした。捕らえられたパウロたちは何と賛美の歌を歌い始めたというんです。あなたならどうしますか? 私ならですねえ、「冗談じゃないよ神様、あの女性を助けたんですよ! その見返りが鞭打ちですか? 投獄ですか? やってられません!」 こう言うかもしれません。でもパウロはあえてこの獄中で神様を賛美して言ったんです。真夜中に賛美し続けたのですから、周りの囚人はさぞ驚いたでしょうね。すると突然、大地震が起こったんです。そして何と彼らを繋いでいた鎖がほどけたんです。そして彼らを閉ざしていた扉も開(あ)いてしまったんですねえ。

 何と象徴的な出来事でしょう。神様への賛美が、自由を奪っていた鎖をほどくことになっていったんです。そして牢屋の戸が開いてしまったので、あわてたのが看守でした。なぜなら囚人を逃がしてしまったならば囚人に代わって処刑されても文句が言えないからです。しかしパウロたちは逃げようとしませんでした。この看守はパウロを見てこう言いました。「先生方、救われるために何をしなければなりませんか?」 パウロは単純にこう言ったんです。「主イエスを信じなさい。そうすれば、あなたも、あなたの家族も救われます。」と。

 イエス様にあなたの人生の向きを変えていきなさい。救い主としてイエス様を受け入れなさい。そしてこれからの生涯を委ねて生きていきなさい。この看守は心を開き、イエス・キリストを受け入れ、その家族も救い主を受け入れていったんです。この出発は賛美からだったんですね。

 主を誉め讃えて生きること、それはあなたの力となるのです。



 ( PBA制作「世の光」2007.12.11放送でのお話しより)

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として
 http://yonohikari.biblical.jp 
が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


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東海福音放送協力会への問い合わせは、
 464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10 自由ケ丘キリスト教会内 電話052-762-2196 へ

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