世の光の時間です。お元気ですか? 安海靖郎(あつみ・やすお)です。今日もこの番組を聴いてくださってありがとうございます。来週からこの「世の光」、金曜日担当者が変わります。今日までお聴きくださってありがとうございました。また続けてお聴きください。
さて今日はもう12月28日です。今年も残す所、今日も含めて4日となりました。皆様にとってはどんな一年だったでしょうか。そして来る年はどんな年になって欲しいと願っておられるでしょうか。
私は毎年、年末・年始になると読み返す聖書の箇所があります。旧約聖書の詩篇の90篇です。ここには、過ぎ行く年月の早さ空しさと、永遠の神を知り、意味深く知恵をもって生きることの大切さが歌われているのです。こんな内容です。長いですので抜粋ですが・・・。
「主よ。あなたは代々にわたって私たちの住まいです。山々が生まれる前から、あなたが地と世界とを生み出す前から、まことに、とこしえからとこしえまであなたは神です。・・・私たちの齢は七十年。健やかであっても八十年。しかも、その誇りとするところは労苦とわざわいです。それは早く過ぎ去り、私たちも飛び去るのです。・・・それゆえ、私たちに自分の日を正しく数えることを教えてください。そうして私たちに知恵の心を得させてください。」(詩篇90篇1節、2節、10節、12節)
三つのことが謳われています。
一つは、神様は永遠から永遠まで変わらない、天と地の源。そして私たちに命を与え、支えてくださる創造主であるということ。
二つめは、人の一生は短く労苦が多いということ、そして早く飛び去ってしまう。
そして三つめは、誰も自分の生きる日数を数えることはできない。つまり、いつまで生きるか分からない。だから永遠の神を信じ、この神様に自分の人生を委ねていく、そういう知恵をもって生きることが大切だというのです。
そういう永遠の神を信頼し、共に生きるための道・真理・いのちがキリストによって与えられているということが、神の救い、神の知恵であります。こんな知恵をもって生きる時に、本当に生きることが喜び(となり)、揺るがない人生となっていくというのです。
(PBA制作「世の光」2007.12.28放送でのお話しより )
*****
さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
******
この文字版「世の光」ブログは URL名として
http://yonohikari.biblical.jp
が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。
お問い合わせがありましたら、コメント欄でどうぞ。