♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■福音の四季 : 羊毛のように雪を、灰のように霜を

2007年12月05日 | Weblog


 世の光の時間です。お元気でしょうか? 羽鳥 明です。

 今日の世の光はまず皆様からのお便り紹介です。福岡県北九州市にお住まいの松田さんから戴きました。

 先生は5月と6月、二回も入院なさったとの事ちっとも知らず、お便りも出来ずごめんなさい。御健康が支えられ、これからも放送を続けてください。

 松田先生からお便りをいただいてしばらく経ったのですが、御紹介致しました。御心配をおかけしてすみません。元気になっています。

 さあ今日の福音の四季のメッセージです。12月の声を聞いて思い出した聖書のことば、旧約聖書 詩篇147篇16節、17節です。

 「主は羊毛のように雪を降らせ、灰のように霜をまかれる。主は氷をパンくずのように投げつける。

 パレスチナの冬、雪と霜と氷のおもしろい表現ですねえ。春のパレスチナは美しい色の花がいっぱい。野生のシクラメンの花がそこらの野原にびっしり咲いている様子を見てびっくりしました。しかし、「主のいぶきがその上に吹くと、草は枯れ、花はしぼむ。まことに、民は草だ。 」イザヤ書 40章7節のことばですが、人も草もすぐしぼみ枯れてしまいます。はかないものですね。次のみことばを思い出します。

 ペテロの手紙第一 1章のことばです。
人はみな草のようで、その栄えは、みな草の花のようだ。草はしおれ、花は散る。しかし、主のことばは、とこしえに変わることがない。」(1章24 、25節) 「あなたがたが新しく生まれたのは、朽ちる種からではなく、朽ちない種からであり、生ける、いつまでも変わることのない、神のことばによるのです。」(1章23節)

 師走の風の中にいるような人生にあっても私たちはなお勝利の賛美を歌うことができるのですねえ。

 讃美歌の歌のことば。
「悩む世びとのために咲きいでし花あり
 その香(か) 今や世界の隅々に及べり
 香り妙(たえ)なるシャロンの野花よ
 来たり開けや この心の中に」
 聖歌の530番のことばです。

 それではまた聞いてください。

 (PBA制作「世の光」2007.12.05放送でのお話しより)

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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