世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか。関根弘興(せきね・ひろおき)です。今日もさわやかに一日を過ごしていきたいですね。
ま、牧師をしていますと、時々こんな質問を受けることがあります。「関根先生、これからこのようなことをしようと思うんですが、このことは神様の導きでしょうか?」 ま、こういう質問です。ま、そのことを私に聞かれても分かりませんよね。でも、神様が導かれているかどうかを知るためには、幾つかの原則があるんですね。そのことを覚えていただきたいと思うんです。
その第一は、そのことが神様をあがめることになるだろうか、ということなんです。
ある泥棒が鼠(ねずみ)小僧の墓の前でお祈りしたそうです。「これから泥棒に行ってまいりますんで、すべてうまくいきますように・・・」 これは決して神様をあがめるものとはなりませんよね、泥棒なんですから。
神様は誠実を愛すること、愛に根ざす行いを求めておられるんです。ですからあなたがしようとしていることが本当に神様の名前をあがめることになるのか、考える必要があるんですね。
二番目は、そのことが人の徳を高めていくだろうか、ということなんです。
人を蹴落として破壊しようとすることは、決して神様の心ではありません。あなたのしようとすることが人の徳を陥れることにつながるなら、それは神様の御心ではないのです。
第三番目は、動機と手段を吟味しなさい、ということです。
私たちは時々、「神様のために」と言いながら、実は自己満足のためであったり、自己実現であったりすることがあります。ですから正直に自分自身の動機を吟味することが大切なんですねえ。また、いくら動機が良くても手段が悪ければ神様の心とはなりません。
そして第四番目は、道が閉ざされた時、別の更に良い道が開かれていくのだという確信を持つ、ということなんです。あなたに志が与えられたなら進んでみることです。しかしその道が閉ざされたら、更に良い道があるということを確信していくんです。
パウロという人は手紙の中で、こう書いています。
ローマ人への手紙8章28節。「神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています。」
何と大胆なことばでしょう。でもよく注意していただきたいのは、この聖書の約束が誰に対して書かれているか、ということです。それは、「神を愛する人々」のために約束されたものなんですねえ。
あなたは神様を愛する人ですか? それとも神様に背を向けて生きる人ですか? 神を愛する(人)とは、天地を創造された神様を礼拝し、神様の大きな愛の中で生かされている一人一人なんです。この愛に満ちた神様に人生を委ね、歩んでいきましょう。
( PBA制作「世の光」2007.12.04放送でのお話しより)
******
さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
***
このサイトは URL名として
http://yonohikari.biblical.jp
が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。
******
東海福音放送協力会への問い合わせは、
464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10 自由ケ丘キリスト教会内 電話052-762-2196 へ