♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■いついけにえをささげるのか / 羽鳥頼和

2016年02月27日 | Weblog
2016/2/27放送


 世の光の時間です。お聴きくださり、ありがとうございます。羽鳥頼和です。今日は旧約聖書の時代に神がイスラエルに命じられたいけにえのことについてお話しします。

 旧約聖書民数記28章から29章にかけて、いついけにえを捧げるのか教えられています。いけにえとは神に罪を赦していただくために神に捧げるように命じられたものです。人が信仰を持って真心から捧げることによって神との関係を回復することができると神は約束されました。

 それでは、いついけにえを捧げるのか見てみましょう。まず毎日、朝と夕方にいけにえを捧げます。そして毎週、安息日にいけにえを捧げます。また毎月、1日にもいけにえを捧げます。それだけではありません。1年の内にも、いけにえを捧げる特別な日を神は定めました。まず1月15日とその50日目。これはエジプトから救い出されたことを覚える時でした。そして7月の1日のほかに10日と、15日から22日までの8日間、毎日いけにえを捧げることが定められました。そしてそれぞれの時に、捧げるいけにえの数量もそれぞれしっかりと決められていました。

 いけにえは簡単に捧げられるものではありません。捧げ物は最上のものでなければなりませんし、羊や牛の場合、それを処理するのは非常に大変でした。イスラエルの生活はいけにえを捧げることに多くの時間と労力をかけなければならなかったのです。罪を犯す者が罪を赦されて神との関係を回復するためにこんなにしなければならなかったのです。

 私たちが救われるためにも同じように繰り返しいけにえを捧げなければならないのでしょうか。いいえ、そうではありません。新約聖書ヘブル人への手紙10章10節ではこのように言っています。
 「みこころに従って、イエス・キリストのからだが、ただ一度だけささげられたことにより、私たちは聖なるものとされているのです。
 キリストの十字架は完全です。ですから一度だけで良いのです。キリストの十字架によって私たちの罪を赦され、神との関係を回復されるのです。十字架こそ私たちの救いです。

 明日は日曜日です。救い主キリストを礼拝するために、お近くのキリスト教会にいらしてください。

 (PBA制作「世の光」 2016.2.27放送でのお話より )
 
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