2016/2/4放送
世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 福井 誠です。今日のバイブル・メッセージは「言ってはならない」です。
それではイザヤ書56章の3節から読んでみましょう。
主に連なる外国人は言ってはならない。「主はきっと、私をその民から切り離される。」と。宦官も言ってはならない。「ああ、私は枯れ木だ。」と。
56章には神様の全人類に対する深い愛が語られています。ある意味で恋人をくどくかのように熱心に神はご自分の愛を語っているのです。しかもそれは、これまで語られてきたユダヤ人に対するものではありません。外国人、宦官に対する愛ですねえ。外国人も宦官もその昔は「主の集会に加わってはならない」としてユダヤ人に忌み嫌われた存在でした。しかし神は、そのように思い込んではならない、言ってはならない、あなたがたも愛されている、わたしはあなたがたを楽しませるしあなたがたのいけにえを受け入れるし、あなたがたの祈りも聞いて主の集会に招こう、と言うのですね。
新約聖書には、この箇所を読んでいたある宦官の物語があります。宦官はその昔、王様に仕える者でしたが、その重要な職務のために性的に去勢された人たちでした。そのために彼らはもはや神の恵みに与ることはできない人とレッテルを貼られていました。確かに否定された人生を生きていたのです。この宦官も心に虚しさを感じながらこの箇所を読んでいたのでしょう。そこにピリポという伝道者が現れ語りかけて言うのです。「あなたは読んでいることばの意味が分りますか?」(参照 使徒 8章30節) 「神様はあなたに、ああ自分はもう死んだ枯れ木のようなものだとそんなことは考えていけないと言ってますよ、人が何と言おうとあなたは神に愛されています、あなたが祈る祈りも神様は聞いていて、神様の集会に集いなさいと言っておられますよ。聖書に書かれたことばは今なお生きているのですよ。」と。
ユダヤ人から見れば外国人である私たちにも同じように言われていますねえ。「言ってはならない。『主はきっと私をその民から切り離される』と。そうです。あなたも神に愛されていますね。神様の祝福を受けるように主の集会に招かれています。「自分は神に呪われている。相手にされていない。」そんなふうに考えず、ぜひ主の集会である教会に出かけて神様の祝福のことばに耳を傾けていただきたいものですね。
(PBA制作「世の光」2016.2.4放送でのお話より )
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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このサイトは URL名として
http://yonohikari.biblica.info
が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。
世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 福井 誠です。今日のバイブル・メッセージは「言ってはならない」です。
それではイザヤ書56章の3節から読んでみましょう。
主に連なる外国人は言ってはならない。「主はきっと、私をその民から切り離される。」と。宦官も言ってはならない。「ああ、私は枯れ木だ。」と。
56章には神様の全人類に対する深い愛が語られています。ある意味で恋人をくどくかのように熱心に神はご自分の愛を語っているのです。しかもそれは、これまで語られてきたユダヤ人に対するものではありません。外国人、宦官に対する愛ですねえ。外国人も宦官もその昔は「主の集会に加わってはならない」としてユダヤ人に忌み嫌われた存在でした。しかし神は、そのように思い込んではならない、言ってはならない、あなたがたも愛されている、わたしはあなたがたを楽しませるしあなたがたのいけにえを受け入れるし、あなたがたの祈りも聞いて主の集会に招こう、と言うのですね。
新約聖書には、この箇所を読んでいたある宦官の物語があります。宦官はその昔、王様に仕える者でしたが、その重要な職務のために性的に去勢された人たちでした。そのために彼らはもはや神の恵みに与ることはできない人とレッテルを貼られていました。確かに否定された人生を生きていたのです。この宦官も心に虚しさを感じながらこの箇所を読んでいたのでしょう。そこにピリポという伝道者が現れ語りかけて言うのです。「あなたは読んでいることばの意味が分りますか?」(参照 使徒 8章30節) 「神様はあなたに、ああ自分はもう死んだ枯れ木のようなものだとそんなことは考えていけないと言ってますよ、人が何と言おうとあなたは神に愛されています、あなたが祈る祈りも神様は聞いていて、神様の集会に集いなさいと言っておられますよ。聖書に書かれたことばは今なお生きているのですよ。」と。
ユダヤ人から見れば外国人である私たちにも同じように言われていますねえ。「言ってはならない。『主はきっと私をその民から切り離される』と。そうです。あなたも神に愛されていますね。神様の祝福を受けるように主の集会に招かれています。「自分は神に呪われている。相手にされていない。」そんなふうに考えず、ぜひ主の集会である教会に出かけて神様の祝福のことばに耳を傾けていただきたいものですね。
(PBA制作「世の光」2016.2.4放送でのお話より )
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。