♪ラジオ放送・文字版「世の光」

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PBA『世の光』を文字で 

■十の言葉 (第三戒) / 板倉邦雄

2016年02月24日 | Weblog
2016/2/24放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。今日は「十の言葉」の第三戒をお話ししましょう。

 ではまず第三戒を朗読します。
 「あなたは、あなたの神、主の名を、みだりに唱えてはならない。主は、み名をみだりに唱えるものを、罰しないでは置かないであろう。」(出エジプト記 20章 7節)
 この第三戒は、「主」という名の神のことばや働きを尊く敬虔深く用いなさい、という積極的な命令だということです。「主」と訳されたことばは神の名前です。私たちは日毎の祈りの中でも「主」という名前が崇められるように、誉めたたえられるように祈るのです。ですから毎週の礼拝の中で主という名の神を心から賛美するのです。御名を誉めたたえるのです。歌声をあげるのです。

 次にこの第三戒は、神に対して軽々しい冗談半分のことばや態度を取ってはならないということです。アメリカ映画を見ると時々「ジーザス・クライスト」というセリフがあります。その翻訳は「この間抜け!」であります。これはまさに主の御名をみだりに唱えることではないでしょうか。またことばだけではなく、心と生活態度で神様を否定するようなことも警告しているのです。口先では神の名を唱えながら行動において神様のことばに反することをするなら、この第三戒を破っているのです。

 イエス様もこう言いました。
 「口先で『主よ、主よ』と言う者が天国へ入るのではない。」(参照 マタイ7章21節、ルカ6章46節)

 聖書はこうも言っています。
 「『神と交わりをしている』と言いながら、もし闇の中を歩いているなら、私たちは偽っているのである。」
  すなわち偽善者なのだと言うのです。

 心と唇がちぐはぐな偽善な生活こそ主なる神様の嫌いなことなのです。ですから主は、御名をみだりに唱えるものを罰しないではおかない、と言われたのです。私たちはすべて主という名の神に罰せられて当然な偽善者ではないでしょうか。仮面をかぶって演技している偽善者ではないでしょうか。悲しむべき惨めな罪人です。不敬虔な者でしょう。しかし、私たちの救い主であるイエス・キリストは、私たちのこのような不敬虔と偽善のために十字架の上で身代わりとなって死んでくださったのです。
 
 (PBA制作「世の光」2016.2.24放送でのお話より )

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