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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■これらのことの後 / 板倉邦雄

2012年11月28日 | Weblog
2012/11/28放送


 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。今日は「これらのことの後」という題でお話ししましょう。

 「これらのことの後」とは今まで3回に渡って話して参りましたアブラハムの試練のあとでということです。創世記22章の最後になります。

 さて、これらのことの後ある人がアブラハムに報告にやってきました。「ミルカさんもあなたの兄弟ナホルさんに子どもを生みましたよ。」 ミルカという女性はアブラハムの甥ロトのお姉さんでしたね。ロトとミルカの父親ハランはすでに亡くなっていました。ですから長男アブラハムがロトの面倒を見ていました。姉のミルカはアブラハムの兄弟ナホルと結婚していました。そして8人の子どもたちを産んだという報告をアブラハムは受けたのです。

 次にその中の二人を紹介したいのです。3番目に生まれたアラムの父ケムエルです。アラムはこれから後の歴史に登場してきますそして現代まで続いています。アラムとは現代のシリアのことです。シリアのダマスカスの首都は有名ですね。シリアは今内戦で多くの市民が亡くなっています。シリアの先祖はアブラハムの兄弟ナホルの孫から始まったということです。人に歴史があるように民族にも歴史があります。そして私たちは歴史という束縛の中でしばしば悲劇を繰り返すということです。歴史の暴力を受けていくのです。しかし、そのような中でも歴史を支配し導き処理する摂理の神様と結びついていきたいですね。

 さて、もう一人の人物は8番目に生まれましたベトエルという名の人です。ベトエルは創世記24章に出てきますから覚えておいてください。そしてベトエルからリベカという名の娘が生まれます。このリベカは後にアブラハムの一人息子イサクのお嫁さんになる人ですね。

 さて今日のメッセージは神様は人の歴史の中に働いておられるということです。しかも長い長い人の歴史の営みを通してご自分の計画を実行しておられるということです。このアブラハムの子イサクから約2000年後、アブラハムの子孫マリアから救い主イエス・キリストが生まれてきます。そしてアブラハムはすべての国民を祝福する信仰の人となるのです。私たちも家族や子孫たちを祝福する人となりたいものですね。

( PBA制作「世の光」2012.11.28放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書
通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくは
PBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっ
そり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大
抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なし
でもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹
介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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