goo blog サービス終了のお知らせ 

 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■神の小羊 / 関根弘興

2012年11月26日 | Weblog
2012/11/26放送

 世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか? 関根弘興です。

 私たちは新約聖書のヨハネの福音書を通してイエス・キリストがどのようなお方なのかをご一緒に考えています。福音書を読みますとイエス・キリストが公の生涯を開始される前に、人々に「神様に立ち帰りなさい」と叫びヨルダン川で洗礼を授ていたヨハネという人が登場します。ま、このヨハネという人は「荒野に住み、ラクダの毛の着物を着て、腰には革の帯を締め、イナゴと野蜜を食べていた」(マルコの福音書1章6節参照)と書かれていますから、ま、相当ワイルドな感じの人ですよねえ。

 そのヨハネがイエス・キリストが自分の方にこられるの見た時に彼はこう叫びました。「見よ、世の罪を取り除く神の小羊。」(ヨハネの福音書1章29節)

 まあ私たちにとって何でイエス・キリストのことをヨハネは「罪を取り除く神の小羊」と言ったんだろうと思いますよねえ。別に小羊じゃなくても小ヤギでも小犬でもいいじゃないかと思ってしまうわけです。しかしこのヨハネの叫んだことばこそイエス・キリストというお方がどのような方かということを明確に示すことばなんです。

 なぜ小羊なんでしょうねえ。実は当時、神殿がありました。そして神殿でですねえ、たくさんの小羊がほふられたんです。何故かというと、人間の罪の身代わりにほふられたんです。人々の罪のために沢山の子羊が捧げられていきました。ですから小羊というのは人の罪を背負うというイメージがあった訳です。

 バプテスマのヨハネはですねえ何と、イエス・キリストこそ世の罪を取り除く神の小羊だ、と叫んだんです。このイエス・キリストこそ人々を死と滅びから解放し罪の赦しを与えてくださる神の小羊なるお方なんですよ、と叫んだんですねえ。

 福音書を読んでいきますとイエス・キリストは十字架につけられますね。しかしその十字架の意味は何でしょうか。イエス・キリストは罪を取り除く小羊だ。イエス・キリストが私たちの罪を全部背負ってくださってその身代わりとなって死んでくださったんだ、ということなんです。

 そしてこのイエス・キリストは十字架につけられ殺されましたけれども、何と三日目に復活されました。「よみがえられた」と聖書は記しているんです。そして今ラジオを聴いているあなたの叫びにも耳を傾けてくださる方です。

 今日あなたに伝えたいことは、イエス・キリストはあなたの罪を赦し人生の様々な束縛から解放し、あなたを自由にあなたをあなたらしく歩んでことができるように聖書のことばを通して今も語りかけているんですねえ。

(PBA制作「世の光」2012.11.26放送でのお話しより)

***

 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでも、ちょっときてみました、いいですか? と言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

***

このサイトは URL名として 
http://yonohikari.biblica.info 
が使えます。

***

世の光/さわやか世の光/ジェネレーションXの東海地方での放送に協力してくださるキリスト教会・キリスト者の皆様の献金は、

  郵便振替 00890-3-111071 東海福音放送協力会   まで

  お問い合わせは、
  電話 052-762-2196 (自由ケ丘キリスト教会内)  東海福音放送協力会 へ
 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする