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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■愛せよ / 福井 誠

2012年11月01日 | Weblog
2012/11/1放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 福井 誠です。今日のバイブルメッセージは「愛せよ」です。それではマタイの福音書22章37節から39節まで読んでみましょう。

 「『心を尽くし、思いを尽くし、知力を尽くして、あなたの神である主を愛せよ。』
これがたいせつな第一の戒めです。『あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ。』という第二の戒めも、それと同じようにたいせつです。

 
 イエスは律法の専門家たちの質問に答えました。旧約聖書に書かれた律法の中で何が一番大切な戒めなのかというものです。旧約聖書、殊に民数記や申命記を読むと分ることですが、そこには今日の民法や刑法さらには訴訟法といったもの、またユダヤ人に特別な宗教的な戒めなど様々なものがあります。「殺してはならない。盗んではならない。貪ってはならない。」という十の戒めもその中にあります。

 さてイエスはその戒めの中で何が大切かと聞かれて実は二つのことを取りあげました。一つは神を愛すること、そしてもう一つは人を愛することです。神を愛し人を愛する、これが旧約聖書に書かれた数々の戒めの中でも最も大切なものだというのです。なぜでしょうか。

 考えてみれば愛するということばはすべての行為を包みこむことばですね。例えば「人を殺してはならない」と言いますが、もし人を愛していれば殺したいと思うことも殺すという行為にも及ばないものですね。同じように「盗んではならない」と言われますが、人を愛していれば人の持ち物を大事にしてあげたいと思うものではないでしょうか。さらに「姦淫してはならない」と言われますが、本当に自分の伴侶を愛していれば姦淫する気にはならないでしょう。愛するという一言にあらゆることが含まれるのです。それほど大事な戒めであるということではないでしょうか。

 しかし人を愛するよりも神を愛することがなぜ第一なのか。神を愛する人は神がお造りになった人もまたこの世界をも愛することでしょう。人を愛するということは神を愛することの中に含まれることなのです。ですから神を愛するということを私たちの第一の心がけとしたいものですね。

(PBA制作「世の光」2012.11.1放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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