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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■働く恵み ~勤労の感謝~ / 岩井基雄

2012年11月23日 | Weblog
2012/11/23放送

 世の光の時間です。お元気ですか? 岩井基雄です。

 今日は勤労感謝の日ですね。勤労を尊び、生産を祝い、国民互いに感謝しあう、そういうことを趣旨としているそうです。働きたくても働けない人が少なくない時代です。働けるって素晴らしいことですね。

 体が動くことも生産ができることも決して当たり前ではありません。「働く」とは自分のためではなくて周りの人々のためのこと、傍(はた)を楽(らく)にすることだ、と言う人がいます。意味深い説明だと思いますねえ。自分のためにではなく、他の人のために体や心を使うことは何と健全な生き方でしょうか。

 新約聖書にこんなことばがあります。
 「それぞれが賜物を受けているのですから、神のさまざまな恵みの良い管理者として、その賜物(たまもの)を用いて、互いに仕え合いなさい。」新約聖書ペテロ第一の手紙4章10節

 私たちが働ける背景には神様からそれぞれに与えられている賜物があります。確かに健康も時間も生きるための空気も水もこの大自然も、すべて神様が私たちに与え、委ねてくださっていますし、私たちの能力や持ち味もそれぞれの賜物として神様が私たち一人ひとりに委ねてくださっているものです。

 しかもそれは神様からの一方的な豊かな恵みであり、私たちはその管理者に過ぎません。神様は私たちに、その恵みの賜物を他の人のために用いて互いに仕え合い、心から仕え合っていくように、と言います。自分の賜物や能力や財を自慢せず与え合い、互いに仕え合う。もし私たちみんなが互いにそんな気持ちで働くことができたらこの社会は何と感謝に満ちた素晴らしいものとなるでしょうか。

 私たちが神様の存在を正しく知り、神様に向かう歩みをする人が増えていくとき、社会は恵みに満ちたものへと向かい始めていくのです。

 今日のこの勤労感謝の日、私たちのために様々な働きをしてくださっている方に感謝をしましょう。そして働けることを感謝して神様の恵みの賜物を数え、自らを他の人に喜んで与え、互いに仕え合うものとさせていただきましょう。社会や世界を変える感謝を溢れさせる歩み、ご一緒に歩み始めませんか?

(PBA制作「世の光」2012.11.23放送でのお話しより)

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。
こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし、日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。
PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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