世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか山中直義です。心を込めて差し出された神様の愛。命を懸けて差し出された神様からの救いを私たちは退けてしまうことがあります。それでは神様を徹底的に退けてしまった人々にはもう希望は残されていないのでしょうか。今日は「諦めることのない愛」と題してお話をさせて頂きます。
ローマ人への手紙9章には神様を徹底的に退けてしまった人々、イスラエルの民の姿が描かれています。神様はこのイスラエルの人々に心を込めて愛を語り続け、ご自身の最愛の独り子イエス・キリストをその救い主としてお与えくださった、と聖書は言います。ところがこのイスラエルの人々はイエス・キリストを十字架につけてしまった。そして心を込めて差し出された神様の愛を徹底的に踏みにじってしまった。そう言うのです。
普通で考えれば彼らには希望は残されていない、と言えるでしょう。しかしローマ人への手紙9章6節にはこうあります。「しかし、神のみことばが無効になったわけではありません。」 彼らを愛し彼らと関わり彼らを救おうとする神様の愛は決してなくなった訳ではない。神様は決して彼らを諦めてはおられない。聖書はそう力強く教えています。
そしてこの諦めることのない神様の愛は旧約聖書の長い歴史の中で何度も何度も証明されてきました。神様は神様を信じることを諦めようとした人々を諦めず、徹底的に関わり、彼らが神様を信じることができるように導いてくださいました。神様によって変えられ本当の祝福を受けることを諦めそうになった人々を、神様は諦めることなく何度も何度も導き、本当に変えられるように祝福を受けるように変えてくださった、と聖書は言います。
私たちは神様を退けることがあるかもしれません。しかし、そんな私たちを愛し関わり救おうと願っていてくださる神様の愛は決して諦めることが無い、と聖書は力強く教えています。諦めることのない愛が今もあなたに聖書のことばを通して語りかけられています。どうぞ番組を聴き続けてください。そして日曜日にはお近くのキリスト教会にお越しください。
(PBA制作「世の光」2012.11.13放送でのお話しより )
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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