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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■積極的に聞きましょう / 山中直義

2012年11月27日 | Weblog
2012/11/27放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか、山中直義です。

 神様のことばは消極的にではなく積極的に聞きなさい。聖書はそう教えています。新約聖書ルカの福音書13章に余りにも消極的な信仰を持っていた一人の人が登場します。

 その日は安息日でした。安息日というのは神様との交わりに集中するために特別に取り分けられた一週間の中の特別な一日でした。その安息日にイエス様が一人の女性の病を癒したと言います。この女性は18年もの間病に苦しんで神様をほめたたえることができない女性でした。この女性が喜んで神様を礼拝することができるようにイエス様はこの女性の病を癒してくださったと言います(ルカ13章10~13節参照)。

 ところが一人の人がこのことに反発しました。安息日なので、とにかく神様のことばに耳を傾けるべきであって何もすべきではない、彼はそう言うのです。

 それに対してイエス様はそうではないと教えてくださいました。確かに安息日というのは神様との交わりに集中する日です。そして一生懸命神様のことばに耳を傾ける日です。しかしそれはただ聞くということではないのだ、そのことをイエス様は教えてくださいました。

 イエス様はこの直後に神様のことばをからし種またパン種に喩えておられます。からし種もパン種もただそのままに置いておいては意味がありません。それをしっかりと地面に埋めるあるいは小麦粉に混ぜ合わせる、そうして初めてそれは生きるのだと言います。

 私たちもただ神のことばを聞くということだけでは意味が無いのではないか、聖書はそう問いかけます。神様のことばを消極的にただきくのではなくて積極的に自分の心に受け取ること、そしてしっかりとそのみことばを自分のものにするということ、そのことが大切だと聖書は教えています。

 聖書のことばに耳を傾け神様のメッセージに耳を傾ける。そのことは決して退屈で意味のないことではありません。もしあなたが積極的に神様のことばを聞きそれを丁寧に心に受けとめるなら、その神様のことばがあなたの人生を本当に豊かに作り変えてくれます。

 どうぞあなたも次の日曜日キリスト教会にお越しください。そして積極的に神様のメッセージに耳を傾けてみてください。

(PBA制作「世の光」2012.11.27放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。


****** このサイトは URL名として  http://yonohikari.biblica.info  が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


 

 

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