♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■人生の緊急事態に… / 岩井基雄

2012年11月09日 | Weblog
2012/11/9放送

 世の光の時間です。お元気ですか? 岩井基雄です。今日は11月9日、119の日ですね。119番に電話するとき私たちの心は不安や恐れで一杯ですが、受話器の向こうの落ち着いた対応の声を聞くと不思議と冷静になれるものですね。

 新約聖書に登場するベタニヤ村のマルタとマリアという姉妹、自分たちの兄弟のラザロが死にそうになった時、イエス・キリストにその緊急事態を伝えました。しかしイエスが到着したのはこのラザロが死んで四日経ってからだったのです。その時の様子を聖書からお読みします。

 マリヤとともに家にいて、彼女を慰めていたユダヤ人たちは、マリヤが急いで立ち上がって出て行くのを見て、マリヤが墓に泣きに行くのだろうと思い、彼女について行った。 マリヤは、イエスのおられた所に来て、お目にかかると、その足もとにひれ伏して言った。「主よ。もしここにいてくださったなら、私の兄弟は死ななかったでしょうに。」 そこでイエスは、彼女が泣き、彼女といっしょに来たユダヤ人たちも泣いているのをご覧になると、霊の憤りを覚え、心の動揺を感じて、 言われた。「彼をどこに置きましたか。」彼らはイエスに言った。「主よ。来てご覧ください。」 イエスは涙を流された。 そこで、ユダヤ人たちは言った。「ご覧なさい。主はどんなに彼を愛しておられたことか。」 しかし、「盲人の目をあけたこの方が、あの人を死なせないでおくことはできなかったのか。」と言う者もいた。
新約聖書ヨハネの福音書11章31節から37節

 イエスは彼らの悲しみに深くよりそい、ともに涙を流されました。そしてさらに死に対しても無力なお方ではありませんでした。ラザロの墓の前の場面でこう続いています。

 イエスは言われた。「その石を取りのけなさい。」死んだ人の姉妹マルタは言った。「主よ。もう臭くなっておりましょう。四日になりますから。」 イエスは彼女に言われた。「もしあなたが信じるなら、あなたは神の栄光を見る、とわたしは言ったではありませんか。」

 そして何と死んで四日になっていたラザロをイエスは生き返らせ、神の真の権威を現してくださいました。人生の緊急事態にまた泊まりやわ大きな信頼をイエス・キリストに寄せそしてか祈り栄光見られたのです。あなたも人生の緊急事態にイエス・キリストに信頼し神の栄光を見る人生を歩み始めませんか。

(PBA制作「世の光」2012.11.9放送でのお話しより)

******

 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。
こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし、日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。
PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

******

 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする