29日(日)、朝起きてみると意外や雨が降っていなかった。朝のウォーキングができた。
しかし、そのあとやっぱり降ってきた。加東市秋のフェスティバルは屋外催しは中止となった。
昼前に加西市にある県立フラワーセンターへ。北播磨「食」と「農」の祭典が開かれており、12時30分から酒場放浪記で人気の吉田類さんをゲストに招いての北播磨酒の肴コンテストが開かれた。
雨が強い時間帯で、会場の屋根から激しい雨音が響いていた。予選を勝ち抜いたレシピをもとに作られた6つの肴(写真)を試食し、一番を選んで投票した。条件は北播磨各市町の地元産物を材料とすること。例えば、加東市の山の芋、多可町の百日どりなどの特産物を使ったものになっていた。うち、5つが北播磨の県立高校の生徒の作品で、若い感性が溢れた料理に仕上がっていた。1つ選ぶのはなかなか難しく迷った。
1時30分からフラワーセンター内の施設で「おいしいごはんを食べよう県民運動地域講演会」が開催され、講演を聴いた。講師は料理研究家の白井操さん。やさしい語り口と笑顔の白井先生の講演とあって、荒天にもかかわらず会場は満席でイスが足りなくなる盛況ぶりだった。「家のことって大事なんです。食をおろそかにはできません。どう生きるか、どう食べるかはとっても大事なことなんですよ」との言葉に力が入っていた。
講演が終わり、外に出た頃には雨もピークは過ぎていた。
夕方、雨も上がり、西の空は明るくなっていた。台風22号は先週のような強風や大雨にならなかったのでほっとした。