百聞百見

ふじもと百男の政治活動日記

北播磨の豊かな農-改良普及事業懇談会

2017年10月05日 04時55分13秒 | 日記
 

 4日(水)、朝歩いて、登校見守りに立つ。7日に行われる市内小学生の陸上競技大会の練習のために選手になっている子供が早く登校していた。気温が下がり、一気に秋の朝という感じだった。

 10時30分、兵庫県加西農業改良普及センター(加西市別府町)へ。北播磨地域普及事業推進懇談会に出席した。毎年行われている北播磨選出県会議員と加西農業改良普及所との懇談会である。果樹、野菜、花き、酒米など各分野からの報告が行われたのち、議員からの質問に担当者が詳しい説明を行った。
 昼食のあと、現地視察を行った。県内最大の酪農を行っている箸荷(はせがい)牧場(多可町加美区箸荷、門村)を訪れた。今中社長からフリーストール牛舎やロータリーパーラーなどアジア最大級の大規模、最新の設備を備えた施設を見学した。乳牛は最適の環境に保たれた牛舎でストレスも少なく乳量も増えたと聞いた。続いて、箸荷牧場直営の自家製乳製品製造販売所「wacca」を見学した。元多可町が運営していたアイスクリーム店が閉鎖されたあとを公募で譲り受け、新たにジェラート、ランチなどの店として開店し、他府県からの客も少なくないほどの人気店となっている。今中社長の奥さん自ら改装作業をしたという店内でジェラートをいただく。今日も京都ナンバーの車が止まっていた。
 続いて、イチゴのまちをめざす西脇市が取り組んでいるスィーツファクトリー支援事業のいちご農場のハウスを訪れた。イチゴ栽培を指導する篠田氏の話を聞き、新規就農を目指して研修中の若者と懇談した。ハウスには約9000本のイチゴの苗が植えられ、12月頃の収穫をめざした手入れが行われていた。県の農業施設貸与も活用し、農業経験まったくなしの若者が西脇市でのイチゴ農家をめざしていきいきと作業に取り組んでいる姿に感銘を受けた。
 事務所に戻り、来客が続く。来る衆院選、首長選に向けた準備などをする。事務所を出ると、東の空にぽっかり明るく光る中秋の名月が浮かんでいた。

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