百聞百見

ふじもと百男の政治活動日記

産業労働常任委員会 議員定数等調査特別委員会

2017年10月27日 04時36分09秒 | 日記
 26日(木)、8時30分過ぎに登庁。10時30分から産業労働常任委員会が開かれた。閉会中の調査事件として「観光ツーリズムの戦略的推進について」、当局の説明を受け質疑が行われた。活発な質疑が続き、終わったのは12時30分だった。
 午後1時から自民党県議団の議員定数等調査検討委員会の打合せ、2時から議員定数等調査特別委員会が開かれた。今日は自民党から検討項目に対する追加意見として「地域代表選出のあり方」についての意見開陳が行われた。委員会ではこの追加意見を持ち帰り次回、意見を出し合うことになった。
 3時15分、産業労働常任委員会の特定テーマに係る参考人招致が行われた。まず、富士通株式会社のグローバルマーケティングエバンジェリストの河合美香氏が「AIの導入事例」について講演。産業各部門をはじめ、教育、防災など多くの部門ですでに導入されているAIの具体的な事例を示していただいた。
 休憩ののち、総務省関東総合通信局長の関啓一郎氏から「IoT/BigData/AI/Industrie4.0の理解のために-業務プロセスのIoT化と産業構造の変化-」と題した講演を聴いた。人類史を振り返りながら、インダストリー4.0の社会について、クラウド、AI、ビッグデータ、IoTによって現実の社会の課題解決や新たな価値創造が行われるといった構造を事例を示しながら話された。急速に発展しつつある情報通信革命の現状、産業構造、社会の変化など、その全体像を分かり易くお話しいただいた。日本はハード面では遜色はないが、利活用面では遅れをとっているという。中小企業でも、光ファイバーとクラウド、タブレット、スマホを活用して業務を変えていくことができるとの指摘もあった。特定テーマ研究の先にどのような世界、現実が広がっているか、景色が見えるか、さらに調査を進め、理解を深めていきたい。控室に戻ったのは午後6時前だった。
 

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