


一昨日投稿した加東市岩屋の薬師堂のすぐ東に小さな祠があり、その中に赤いよだれかけを着けた石仏が祀られていました。平たい石板に仏さまが刻まれており、天辺に突起がありました。その形から石棺仏のように見えました。
いつも参考にしている『東条の道標巡覧記』(東条の歴史を掘り起こそう会)で調べてみると、イボ取り地蔵尊だということが分かりました。突起部分は縄掛けの突起で、これがイボ取りと結びついたのではないかと推測されていました。
元は、高台にあったものですが、昭和38年(1963)に東条中学校が建設されたために、この場所に移されたとのことでした。それまで戸板地蔵として人々に親しまれていたということでした。
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