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ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

昭和30年-風呂屋の煙突

2008年08月21日 06時24分01秒 | Weblog
 この写真は昭和30年(1955)頃のもので、社(現、加東市社)の田町の裏あたりで遊ぶ子どもらを撮ったものです。高度経済成長が始まる前の貧しいけれど素朴さが子どもの表情や服装から感じられます。
 さて、この背景に一本の高い煙突が見えます。これは風呂屋の煉瓦づくりの煙突です。当時、社には2軒の風呂屋があったと記憶しています。この煙突の下の路地で近所の子ども達が釘をさして陣地を取り合う遊びをしたり、地蜘蛛(クモ)を闘わせ遊んだ思い出があります。
 風呂屋の高い窓からは大人や子どもの甲高い声が響いて聞こえてきたことも懐かしく耳に残っています。その後、二度の大火事で廃業となりました。この煙突には避雷針が取り付けてあり、雷がバシッという音とともに落ちていたこともありました。
 ちなみに真ん中の小さい子どもが私です。
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