ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

謎の石球-社の路地

2011年08月12日 04時17分53秒 | Weblog
 加東市社の市街地のほぼ中央に加東市商工会館があります。以前は社町商工会館、その前は神戸銀行社支店だった建物です。また、この場所は社銀行、東播銀行などがあり、歴史的に社の金融、経済の中心だったところです。
 さて、この商工会館の北側は神姫バス社営業所と商店街を結ぶ道路になっています。南側にある路地は昔からあったもので、市街から営業所に行くにはこの路地を通っていました。今では商工会館の南にあった家も取り壊されて駐車場に変わりました。
 その路地の溝に不思議な物体があるんです。過日、商工会館で商工会の職員研修に出席したあと、職員の方から”変な物”があるから見てくれと案内されました。暗がりではっきり見えなかったのですが、溝の上に直径数十センチの楕円球形の石球があるのです。五輪塔の石球か、それとも庭石か、あるいは・・・いろいろ想像しましたが溝に食い込んでいます。わかりません。
 数日が経って、地域の古老にたずねてみると、昔からある・・・としか分かりませんでした。ただ、狸がよく出てきたという話もあり、何か怪しいものかとも思いました。さらに地元の方に聞いてみると、それは商工会館の南にあった家の庭の石燈籠の石だと教えられました。その方も長年不思議な石だと思っていたところ、そのように教えてもらったということでした。一件落着、のようですが、その燈籠の石がなぜこのように溝に挟まっているのかが不明です。また調べてみようと思います。
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