ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

昭和7年-忠魂碑前で招魂祭

2013年09月21日 19時27分03秒 | Weblog
 今から81年前の昭和7年(1932)9月21日、忠魂碑(現加東市明治館前)の前で招魂祭が行われています。案内通知には「英霊を慰むる意味」とあり、西南の役以来、郷土から出征して戦地で戦死、病没された英霊の慰霊を行っています。
 今では当時に加えて大東亜戦争で戦死された英霊の御尊名も刻まれています。写真は今の忠魂碑です。


 昭和七年九月二十一日
         社町分会長   石井梅太郎
         社町老兵会長  光眞杢太郎

      殿

  戦病没者招魂祭施行ノ件通知

例年ノ通リ本年モ来ル二十四日午前七時右ノ二団体共同ニテ忠魂碑前ニ於テ招魂祭(神式)ヲ以テ施行致ス可ク候間御多要中ニハ候ヘ共モ英霊ヲ慰ムル意味ヲ以テ御参列ノ栄ヲ得度此段及御案内候也
追記
猶当月ハ加東郡聯合分会武術大会ヲ午前六時ヨリ社町公会堂ニ於テ実施セラルルニ付キ正午前七時ヨリ祭典ヲ行フニ付キ念ノ為メ
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