昨日(11月27日)午後10時、NHK-TV「プレミアム10 」で、「世紀を刻んだ歌「明日に架ける橋・賛美歌になった愛の歌」」が放送された。
文字通りサイモンとガーファンクル「明日に架ける橋(Bridge Over Troubled Water)」(1969)の話であるが、まず驚かされたのは、あの2001年9月11日の直後からしばらく、旅立ち、離陸、出航などが歌詞にある曲の放送が自粛されたということである。
アメリカにして、、、と思ったが、それは事実として受け止めるしかないし、いい曲はそれくらいでは死なない。
もう一つ驚いたのは、この曲のまさに、
Sail on silvergirl
さあ船出だ 銀色の少女よ
というところが引っかかったということであった。
この曲が入ったアルバムを買ったときからこの箇所が気に入っていたのだ。
このフレーズからバックサウンドが一段と盛り上がる。
イメージとしては岸にあげられていた船、おそらく帆船が、丸太の上を転がされて海に入っていき、そして帆が風をはらんで、船は動き出す、、、というもの、それがぴったりのサウンドである。
あまりに良くできた音楽だから遭遇した災難だと思いたい。