昨日アップした「ミュージカルの歴史」で書き残したこと。
先にラモー「みやびなインドの国々」で書いたけれども、18世紀の特にフランスあたりのオペラでは、ただ歌とドラマというのでなく、レビューみたいに華麗なダンスが呼び物で、それがないと客も入らなかったらしい。
この本を読むと、そういう背景もミュージカルのなりたちに関係していると理解することができる。19世紀になりヴェルディの作品など、よりシリアスな音楽ドラマになってきても、パリ版といわれるバレエが入った版がのこり、その後も両方が長く続いた。
そう考えるとワーグナーがわざわざ楽劇としてああいう作品群をうみだしたのは大きな意味があるといえるだろう。
先にラモー「みやびなインドの国々」で書いたけれども、18世紀の特にフランスあたりのオペラでは、ただ歌とドラマというのでなく、レビューみたいに華麗なダンスが呼び物で、それがないと客も入らなかったらしい。
この本を読むと、そういう背景もミュージカルのなりたちに関係していると理解することができる。19世紀になりヴェルディの作品など、よりシリアスな音楽ドラマになってきても、パリ版といわれるバレエが入った版がのこり、その後も両方が長く続いた。
そう考えるとワーグナーがわざわざ楽劇としてああいう作品群をうみだしたのは大きな意味があるといえるだろう。