kan-haru blog 2011 水中観潮船展望室の船首側から船尾を見る
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第3日目
第3日目の11月23日最終日は、午後に水中観測船アクアエディに乗り期待の鳴門の渦潮を見学して、帰るまでの時間を淡路島を回遊して高松空港19時10分発で羽田に帰る行程です。
鳴門の渦潮と淡路島を結ぶ大鳴門橋地図
八木の鼻漁港でのさびき釣り
23日は快晴で、ホテルの部屋から淡路島の展望を楽しんだ後、ルネッサンスリゾートナルトのレストラン采で9時に朝食を済ませました。
ホテルの部屋から風光明媚な鳴門の海を望む(左:北方の鳴門大橋を望む、中:対岸の淡路島を望む、右:南方の八木の鼻を望む)
孫は、昨秋から大森でハゼ釣りを初めて行い、釣りに大変と興味を持ち、折角鳴門に来たので、是非さびき釣りをしたいとの希望で、9時半から2時間の1人2千円で契約をして、初めてのさびき釣り体験を八木の鼻漁港へと、喜び勇んで孫親子で出かけました。
鳴子は釣り場の宝庫で、北の折野漁港から南の里浦海岸の間に18ヶ所の釣り場があり、その中の八木の鼻漁港の釣り場はホテルの南に車で5分ほどのところにあり、アジ、サバ、メバルやグレ(メジナ)など豊富な種類の魚が釣れます。
鳴門のさびき釣りの八木の鼻漁港と渦潮遊覧船乗り場地図
さびき釣りは、防波堤での釣りや、湾内での少し沖目での投げ釣りに用いられ、安価・安全で簡単な釣り方で、初心者、子供やファミリーも楽しめるレジャーとして人気を集めています。
さびき釣りの釣りの仕掛けは、1~3メートル程の幹糸に3~12本の釣り針を付け、その針にスキン系や魚皮系、鳥の羽などを巻きつけてたもので、魚はこのハリをエサと間違へて食いつき吊り上げる釣り方です。
鳴子は釣り場の宝庫で、北の折野漁港から南の里浦海岸の間に18ヶ所の釣り場があり、その中の八木の鼻漁港の釣り場はホテルの南に車で5分ほどのところにあり、アジ、サバ、メバルやグレ(メジナ)など豊富な種類の魚が釣れます。
午後の鳴門の渦潮見学のためルネッサンスリゾートナルトのロビーで待っていると、目を輝かして得意顔で釣りから戻ってきたので、成果を聞いてみると何と2時間で大形のグレ1匹、小ぶりのグレ3匹、アジ34匹に赤アジ1匹の大漁です。せいぜい、アジを20匹くらい釣ってくるのかなと予想していましたが、思いの他の成果で早速内臓を取り除いて貰い、クール宅急便で東京に発送です。孫は釣りを初めて半年で簡単に多量に採れたので、釣りは簡単と感じたのではと思いますが、釣りは1日やっても1匹も釣れないこともあり、特に今回の大きなグレに当たったのは運が良かったのです。釣れない経験を多く踏んで、1人前の釣り人に成長します。
こんなに釣れるのではさびき釣りは止められない(左:こんな大きいグレが釣れたぞ、中:グレが4匹も釣れたぞ、右:アジが35匹の大漁)
グレは四国の地方名で一般にはメジナと云われ、釣り人の間では磯釣りの対象魚として人気が高い魚で、スズキ目・イスズミ科(メジナ科とも)に分類される魚の一種で、東アジアの温暖な浅海に分布する海水魚です。魚屋やスーパー等の鮮魚売場で売られる「黒目鯛」はメジナのことです。メジナの成魚は全長60cmに達するが、よく漁獲されるのは40cm程までであるが、同族種のクロメジナの成魚は全長70cmに達し、またオキナメジナは成魚は全長45cmほどだそうです(Wikipediaから)。
メジナはクセが無く淡白な白身で、刺身、たたき、カルパッチョ、焼き魚、煮付け、唐揚げ、鍋料理など様々な調理ができるので、旅行から帰ってグレは塩焼き、鯵は唐揚げと南蛮漬けで食べましたが、どれも最高の味わいとのことでした。
自分で釣った魚は美味しい
観潮船で鳴門の渦潮を見る
今回の旅行の中で鳴門の渦潮を真近で見るのが目的の一つで、最終日に鳴門観光汽船の水中観測船アクアエディの乗船を予約しておきました。さびき釣りの大漁で孫が満足して、12時10分にホテルチェックアウトし、ホテル前の道から大塚国際美術館を通り抜けて、三叉路信号交差点で左折し、「観潮船のりば」の看板が正面に見えてきたところを海沿いに右折して進むと亀浦観光港観潮船乗り場です。
鳴門観光汽船乗場(鳴門観光汽船から)
乗船場では、今日は風が強いため船が揺れますのでご注意くださいとアナウンスしています。次の小型水中観潮船出航予定時間は12時45分で予めの予約客しか乗れず、大型観潮船出航予定時間は13時00分で先着順に受け付けています。当日の渦潮の見頃時間は、南流の最強時が13時10分であり絶好の時間帯です。
渦潮観潮船乗船(左:乗船券発売所、右:当日の渦潮の見頃時間)
予約済みですので、小型水中観潮船アクアエディの乗船券を買い、指定座席はB-01から04で船首の先頭です。
水中観潮船アクアエディ乗船券
出発時間が近づくと乗船が開始され、全員が水中展望室の座席は満席で着席させて出航です。揺れはそれほどでも無く、観潮船はかなりの距離を進みましたが、水中展望室の窓からは水中の渦潮などを見られる気配がありません。船が渦潮に向かい進んでいきましたが、風がおさまった様で揺れはほとんど感じませんでした。
水中観潮船アクアエディの定員は42名で、水面下1mまで水中展望室が下がり、海中が見え水中の渦の様子が見られるという点では画期的な水中観潮船です。鳴門の海中の透明度は高くないのでどの程度見られるのかは不明です。今回は、渦潮は甲板上からみました。
水中観潮船アクアエディに乗船(左:岸壁に停泊の水中観潮船アクアエディ:中:水中展望室指定席に着席、右:水中展望室の窓からの水中には何も見えない)
一方の大型観潮船わんだーなるとは定員が400名で、1等の2階客室と、2等の1階客室があります。
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第3日目
第3日目の11月23日最終日は、午後に水中観測船アクアエディに乗り期待の鳴門の渦潮を見学して、帰るまでの時間を淡路島を回遊して高松空港19時10分発で羽田に帰る行程です。
鳴門の渦潮と淡路島を結ぶ大鳴門橋地図
八木の鼻漁港でのさびき釣り
23日は快晴で、ホテルの部屋から淡路島の展望を楽しんだ後、ルネッサンスリゾートナルトのレストラン采で9時に朝食を済ませました。
ホテルの部屋から風光明媚な鳴門の海を望む(左:北方の鳴門大橋を望む、中:対岸の淡路島を望む、右:南方の八木の鼻を望む)
孫は、昨秋から大森でハゼ釣りを初めて行い、釣りに大変と興味を持ち、折角鳴門に来たので、是非さびき釣りをしたいとの希望で、9時半から2時間の1人2千円で契約をして、初めてのさびき釣り体験を八木の鼻漁港へと、喜び勇んで孫親子で出かけました。
鳴子は釣り場の宝庫で、北の折野漁港から南の里浦海岸の間に18ヶ所の釣り場があり、その中の八木の鼻漁港の釣り場はホテルの南に車で5分ほどのところにあり、アジ、サバ、メバルやグレ(メジナ)など豊富な種類の魚が釣れます。
鳴門のさびき釣りの八木の鼻漁港と渦潮遊覧船乗り場地図
さびき釣りは、防波堤での釣りや、湾内での少し沖目での投げ釣りに用いられ、安価・安全で簡単な釣り方で、初心者、子供やファミリーも楽しめるレジャーとして人気を集めています。
さびき釣りの釣りの仕掛けは、1~3メートル程の幹糸に3~12本の釣り針を付け、その針にスキン系や魚皮系、鳥の羽などを巻きつけてたもので、魚はこのハリをエサと間違へて食いつき吊り上げる釣り方です。
鳴子は釣り場の宝庫で、北の折野漁港から南の里浦海岸の間に18ヶ所の釣り場があり、その中の八木の鼻漁港の釣り場はホテルの南に車で5分ほどのところにあり、アジ、サバ、メバルやグレ(メジナ)など豊富な種類の魚が釣れます。
午後の鳴門の渦潮見学のためルネッサンスリゾートナルトのロビーで待っていると、目を輝かして得意顔で釣りから戻ってきたので、成果を聞いてみると何と2時間で大形のグレ1匹、小ぶりのグレ3匹、アジ34匹に赤アジ1匹の大漁です。せいぜい、アジを20匹くらい釣ってくるのかなと予想していましたが、思いの他の成果で早速内臓を取り除いて貰い、クール宅急便で東京に発送です。孫は釣りを初めて半年で簡単に多量に採れたので、釣りは簡単と感じたのではと思いますが、釣りは1日やっても1匹も釣れないこともあり、特に今回の大きなグレに当たったのは運が良かったのです。釣れない経験を多く踏んで、1人前の釣り人に成長します。
こんなに釣れるのではさびき釣りは止められない(左:こんな大きいグレが釣れたぞ、中:グレが4匹も釣れたぞ、右:アジが35匹の大漁)
グレは四国の地方名で一般にはメジナと云われ、釣り人の間では磯釣りの対象魚として人気が高い魚で、スズキ目・イスズミ科(メジナ科とも)に分類される魚の一種で、東アジアの温暖な浅海に分布する海水魚です。魚屋やスーパー等の鮮魚売場で売られる「黒目鯛」はメジナのことです。メジナの成魚は全長60cmに達するが、よく漁獲されるのは40cm程までであるが、同族種のクロメジナの成魚は全長70cmに達し、またオキナメジナは成魚は全長45cmほどだそうです(Wikipediaから)。
メジナはクセが無く淡白な白身で、刺身、たたき、カルパッチョ、焼き魚、煮付け、唐揚げ、鍋料理など様々な調理ができるので、旅行から帰ってグレは塩焼き、鯵は唐揚げと南蛮漬けで食べましたが、どれも最高の味わいとのことでした。
自分で釣った魚は美味しい
観潮船で鳴門の渦潮を見る
今回の旅行の中で鳴門の渦潮を真近で見るのが目的の一つで、最終日に鳴門観光汽船の水中観測船アクアエディの乗船を予約しておきました。さびき釣りの大漁で孫が満足して、12時10分にホテルチェックアウトし、ホテル前の道から大塚国際美術館を通り抜けて、三叉路信号交差点で左折し、「観潮船のりば」の看板が正面に見えてきたところを海沿いに右折して進むと亀浦観光港観潮船乗り場です。
鳴門観光汽船乗場(鳴門観光汽船から)
乗船場では、今日は風が強いため船が揺れますのでご注意くださいとアナウンスしています。次の小型水中観潮船出航予定時間は12時45分で予めの予約客しか乗れず、大型観潮船出航予定時間は13時00分で先着順に受け付けています。当日の渦潮の見頃時間は、南流の最強時が13時10分であり絶好の時間帯です。
渦潮観潮船乗船(左:乗船券発売所、右:当日の渦潮の見頃時間)
予約済みですので、小型水中観潮船アクアエディの乗船券を買い、指定座席はB-01から04で船首の先頭です。
水中観潮船アクアエディ乗船券
出発時間が近づくと乗船が開始され、全員が水中展望室の座席は満席で着席させて出航です。揺れはそれほどでも無く、観潮船はかなりの距離を進みましたが、水中展望室の窓からは水中の渦潮などを見られる気配がありません。船が渦潮に向かい進んでいきましたが、風がおさまった様で揺れはほとんど感じませんでした。
水中観潮船アクアエディの定員は42名で、水面下1mまで水中展望室が下がり、海中が見え水中の渦の様子が見られるという点では画期的な水中観潮船です。鳴門の海中の透明度は高くないのでどの程度見られるのかは不明です。今回は、渦潮は甲板上からみました。
水中観潮船アクアエディに乗船(左:岸壁に停泊の水中観潮船アクアエディ:中:水中展望室指定席に着席、右:水中展望室の窓からの水中には何も見えない)
一方の大型観潮船わんだーなるとは定員が400名で、1等の2階客室と、2等の1階客室があります。
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