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kan-haruの日記

大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 雑色駅付近(第6回)

2008年07月30日 | 大森町界隈あれこれ 京急関連
kan-haru blog 2008

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雑色駅付近の高架化工事は3か所に分担して工事が行われており、その1つは駅より北方にある京急蒲田第9踏切から南へ(地図再掲参照)と1・2号(北)工事機により高架橋建設が進められ、その2は駅より南方にある雑色第4踏切南側から北へ(地図再掲参照)と1・2号(南)工事機により高架橋架設が進められ、3か所目は同第4踏切南側から南の六郷土手駅までの傾斜高架橋部の高架化の工事であり、それぞれの進捗状況を7月29日に見てきました。

1号(北)工事機の基礎杭打設工事
1号(北)工事機による雑色駅ホーム上の基礎杭打設は、前回の雑色駅付近(第5回)の記述時からは工事機が南方に移設して工事が行われていました。工事機の移動は、工事機の下りホーム側の南脚柱傍の仮ホーム屋根の棒状柱が、移動前の3本柱から1本柱に減った位置(右拡大写真参照)まで移設されました。

 移設の1号(北)工事機(左:下りホーム上から見た移設工事機、:京急蒲田第12踏切見た移設工事機、:上りホーム上から見た移設工事機)

基礎杭打設工事は、工事機の南側窓から行われホーム上には工事囲いシート(左・中写真参照)で覆ってあります。また、上りホーム地下通路階段は、第4回で掲載の2期工事により川崎側の階段が閉鎖され、京急蒲田側階段の通路幅が狭められていました。

 上りホームの基礎杭打設工事(:工事囲いシートで覆って行われている基礎杭打設、:基礎杭打設工事囲いと地下通路階段、:幅が狭められた地下通路階段)

2号(北)工事機の高架橋築造
2号(北)工事機は、京急蒲田第12踏切直前まで移動して高架橋の建設が進められていました。

 高架橋建設の2号(北)工事機(:京急蒲田第12踏切直前まで移動の2号工事機、:築造中の高架橋)

1号(南)工事機の基礎杭打設工事
雑色駅から南方の1号(南)工事機は、雑色駅付近(第5回)の記述時からは雑色第2踏切北側にある献血供給事業団 大田出張所ビルの北壁まで移動して基礎杭打設工事を行っていました。

 献血供給事業団横で基礎杭工事の1号(南)工事機(:雑色第2踏切から見る工事機)

2号(南)工事機の高架橋築造
2号(南)工事機は、雑色第2踏切南に建築中のビル南まで移設して高架橋の築造を行っていました。

 雑色第2踏切に近ずいて高架橋建設中の2号(南)工事機(:雑色第2踏切から見た工事機、:築造中の高架橋)

六郷土手駅傾斜高架橋部の高架化工事
雑色第4踏切南に接して建てられている高架橋は平地部の最南端にあり、それより南側の第1京浜国道が参道の寶珠院付近から、京急本線の線路が傾斜高架橋を上り六郷土手駅へ達します。この傾斜高架橋を高架化工事を行うためには、大森町第2工区平和島の傾斜高架橋と同様に、上り線の仮線路を設ける工事を最初に行う必要があります。雑色第4踏切付近の南端高架橋には、この仮線の分岐部が設けてあります。

 雑色第4踏南の仮線分岐部のある高架橋(:平地最南端の高架橋、右:交通止めにしての高架化工事)

これより南側の線路西側の道路を交通止にして、傾斜高架橋部高架化の仮線路敷設準備の工事が進められていました。

 傾斜高架橋部高架化の仮線路敷設準備の工事(写真拡大)

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風景・風物詩 夏の風物詩 川崎大師風鈴市2008

2008年07月28日 | 風景・風物詩
>kan-haru blog 2008 

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川崎大師風鈴市
今年も夏の風物詩の川崎大師の風鈴市を迎えて第13回となり、7月17日から21日まで開催されましたので、梅雨明け後の猛暑にうだる3連休を風鈴の音に涼感を求めて、2年振りの21日祝日に出かけてきました。


大師駅前では、和太鼓とかフラダンスとかのイベントをやっておりました。今日の表参道では交通止はなく車が通っており、仲見世の飴売りの呼び声はいつもの通り賑わっています。

 表参道から仲見世へ

山門前に浴衣姿の友達同士で風鈴を見に来ていました。浴衣姿は、夏の風物詩によく似合います。

 川崎大師大山門

風鈴市の展示場は、山門を潜り大本堂前境内左手で開かれており、その先の不動堂参詣路には風鈴市を盛り上げる露天が出ています。風鈴や露天を楽しんだ参詣者は、熱い屋外での疲れをとるのにベンチはいっぱいです。幸い、21日は前日ほどの猛暑でなく、境内を吹く風が心地良く感じ、山門脇では、冷たい麦茶をサービスしており、風鈴の涼風とともに暑さが凌げました。

 風鈴市が開かれている大師境内

オリジナルの厄除けのだるま風鈴をはじめとして、今年は全国47都道府県から820種類、2万8千個の風鈴を展示販売しており、2年前の風鈴市(「風景・風物詩 夏の風物詩 川崎大師風鈴市」2006年参照)に比べると種類・個数とも増加して人気が出ているようです。

 込み合う風鈴市

展示の風鈴は、前回と同じようでしたが数が多くてとても見きれませんが、前回掲示していない「一楽、二萩、三唐津」と茶陶の誉れ高い「萩焼」の風鈴と、洋風のアール・ヌーボの代表的芸術家の創ったパウダー状の色ガラスを何層にも重ねた諏訪ガラス風鈴を載せてみました。

 萩焼と色ガラスの和洋陶器の風鈴

今年の風鈴の極め付けは、毎年、金製・銀製の風鈴を出展している田中貴金属が初めて出展した、18金が80グラム、0.5カラットのダイヤを散りばめた「ウインドベル」で、価格が100万円の風鈴です。来場者は、立ち止まって見入ったり、写真を撮ったりしていました。
また、この他に金箔短冊つきの金製風鈴が24万5千円、銀箔短冊つきの銀製風鈴が1万円で販売していました。

 田中貴金属の金製風鈴「ウインドベル」(金製風鈴写真拡大)

高価な風鈴を見て、のどが渇いたので仲見世の珈琲茶房 餅陣住吉(川崎区大師町4-45)に寄り、「くずもちサンデー」を食べて帰りました。

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大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 京急蒲田駅付近(第11回)

2008年07月26日 | 大森町界隈あれこれ 京急関連
kan-haru blog 2008

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京急蒲田駅付近の高架化工事
京急蒲田駅付近の高架化工事は、大がかりなもので第3~5、7工区の4組のジョイントベンチャーが分担して、上り線の2階部分の高架化の建設を先行しながら、付帯して下り線の3階部分の一部の工事が行われています。
特に、3階建ての高架橋駅の構築は大規模で複雑な建造物であり、その構造や全貌を一望することができません。したがって、京急蒲田高架駅の高架化の進展状況は、外観を定期的に見ることとし、7月23日に見てきました。

京急蒲田高架駅橋脚
京急蒲田高架駅橋脚の築造は、第3、4工区のJVが受け持っており工事の進捗を、ホーム内からと京急蒲田駅外から展望して、高架橋駅部の橋脚建設の進展を眺めてみました。

京急蒲田駅北部の梅屋敷第4踏切道(補助36号線)の北側には、第2工区につながる2階部の高架橋脚が建てられています(高架化 京急蒲田駅付近(第10回)再掲第4踏切から見た写真参照)。それに対する同踏切南側の仮ホームの先端側にも、高架橋脚が駅構内幅に建っています。
その高橋脚の南に連結した、駅西口道路側から京急仮本線上り線路上までの高架橋脚が見られます。この北部高架脚の上には、建設工事機械が備え付けられているようで、鉄鋼脚で組まれて固定されております。

 京急蒲田ホーム最北端の高架橋(:下りホームから見た最北端の高架橋、中・:北端の上り線用高架橋)

また、この高橋脚から南側には、連絡通路橋で結ばれた一連の北部高架駅橋脚が建てられており(高架化 京急蒲田駅付近(第10回)再掲西口から見た写真参照)、工事用クレーンを支えている鉄骨枠が組まれています。

 京浜蒲田北部高架駅橋(:下りホームから見た北部の高架橋、右:工事用機械を支える鉄骨枠)

京急蒲田駅ホーム中央部では、上り線路上までの高架橋脚が建てられており、その南側には工事用クレーンが備え付けて、高架駅橋脚を築造しています。

 京浜蒲田中央部高架駅橋(左・:下りホームから南方を見た中央部の高架橋、:ホームから北方を見た中央部の高架橋)

中央部高架駅橋脚から少し南に離れて、京急蒲田駅上りホームの地下連絡通路用エレベータ付近のホーム上の太い円筒脚柱にも、高架駅橋脚の建設が行われています。

 京浜蒲田南部高架駅橋1(左:中央部高架橋下から見た南部の高架橋、:下りホームから南方を見た南部の高架橋、:下りホームから北方を見た南部の高架橋)

さらにその南に築造の一連の円筒脚柱にも、高架駅橋脚が建てられています。この円筒柱の橋脚は、仮ホーム上の南端にも2本の橋脚が見られ、京急蒲田駅南部の高架駅橋脚の構築はこのあたりまで続くようです。

 京浜蒲田南部高架駅橋2(:下りホーム南端から見た南部の高架橋、:南部の高架橋天板、右:上りホーム上の円柱高架橋脚)

第1京浜国道から見た京急蒲田駅高架化工事
京急蒲田駅高架駅橋脚の建設状況を第1京浜国道から眺めると、巨大な建設用の3基のクレーンが見られ、国道側には鉄骨柱の桁上に工字鋼を乗せた橋脚が組まれています。
また、支線の空港線踏切上の線路の両脇には、かなり以前から支線用の巨大な高架橋脚が建てられています。
第1京浜国道踏切道の東側には、上り線用の2階と下り線用の3階を組み合わせた高架橋脚が建てられています。

 第1京浜国道から見た京急蒲田駅高架化工事(:第1京浜国道から見た高架化工事、:空港線踏切道の巨大な円筒高架橋脚、:空港線2・3階コンビの高架橋脚)

京急本線京急蒲田第2踏切道北の第1京浜国道側には、四角柱3脚の高架橋脚が建てられ、同踏切南の環八通り先行立体交差高架橋線路の西側には、丸型柱5脚の高架橋脚が建てられています。

 京急蒲田第2踏切付近の高架橋脚(:京急蒲田第2踏切北の四角柱橋脚、:京急蒲田第2踏切南の丸形柱橋脚)

京急蒲田第2-5踏切間高架橋建設
京急蒲田第2踏切と同第5踏切間の高架橋建設は、鉄骨骨組の高架橋が環8通りの近くまで進行しており、鉄骨架橋の上には建設用の大型クレーンが見られます。

 第2-5踏切間高架橋建設(:第2-5踏切間高架橋を第5踏切から見る、:工事用の高架橋上のクレーン )

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風景・風物誌 夏の風物詩 入谷の朝顔市2008

2008年07月24日 | 風景・風物詩
>kan-haru blog 2008 

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入谷の朝顔市
例年の入谷の朝顔市は七夕の頃開催(「風景・風物誌 夏の風物詩 入谷の朝顔市」2006参照)されますが、今年の朝顔まつりはサミットのため7月18から20日の開催となり、20日の日曜日に見てきました。
今年の朝顔市に出かけたのは、初めての七夕をずらせての開催であることと、入谷には遠い昔の七五三の頃住んでいた微かな記憶が残っている、下町の懐かしい我が家の想いがあるところなので、身近なまつりに感じるためです。

 七夕よりずらせて開催の朝顔まつり

・朝顔市と七夕
七夕の頃に朝顔市が開かれるのは、奈良時代末期に遣唐使が朝顔の種を薬用植物「牽牛子(けんごし)」を持ち帰り、その後江戸時代には七夕の頃に咲く朝顔の花を牽牛にちなみ「牽牛花」と呼ぶようになり、夏の風物詩として鉢植えの朝顔を牛が牽く荷車に積載されて売り歩かれるようになったようです。
入谷の朝顔市は、江戸後期頃から入谷界隈で盛んだった朝顔栽培を人々に見せるために、真源寺(入谷鬼子母神 台東区下谷1-12-16)の敷地内で栽培農家が披露したことがその起源であると云われます。明治時代には朝顔作りが盛んになり数十件が軒を連ねて、見物しに多くの人でごったがえしたといわれたが、大正時代には宅地化の流れにより栽培が難しくなり、朝顔市は廃れてしまいました。

戦後の1948年(昭和23年)に、地元の有志と台東区の援助の元で、再び入谷の朝顔市が復活することになり、現在では例年の七夕の前後3日間(7月6~8日)に真源寺の敷地内で開催され下町の夏の風物詩として定着しております。

 朝顔市で賑わう真源寺

朝顔市の観賞
入谷の朝顔まつりは、今年で60周年を迎え言問通りの南面に120軒の朝顔業者の露天と、北面に縁日の露天100軒が並びます。開催期間中は18日が17時から、19・20日が12時から言問通り開催エリアで車両通行止めにして、40万人の人出で賑わいます。

 言問通りの朝顔まつり露天(車両通行止め前)

例年、朝顔市には朝行くのが習慣になっており、20日は朝8時半頃メトロ日比谷線入谷駅に着き、何時もの様に人込みの入谷鬼子母神(説明)を参拝し、境内に並んだ朝顔を眺めます。

 真源寺境内展示の朝顔鉢

この時間帯の朝顔の観賞は、言問通りはまだ解放されていませんので、朝顔の露天は歩道から見るだけで、しかも歩道の露天側は根岸方向からの歩行者の通路となっており、入谷からは露天と離れた側を歩くと云うより人に押されて移動させられる状態で、大変な混雑の人出でゆっくりと観賞することはできないのが、毎回の通例です。

 大混雑の言問通り歩道の朝顔市露天

朝顔露天の歩道を入谷から根岸まで、やっとの思いで通り抜け、出口付近の露天で朝顔鉢を2000円で買いました。

 今年はどの鉢を選ぼうかな

ここからは、言問通りを反対側に渡り、午後のため準備中の縁日の露天を横目で見ながら昭和通り入谷交差点に戻りました。

 今年の朝顔行灯

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大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 梅屋敷駅付近(第10回)

2008年07月22日 | 大森町界隈あれこれ 京急関連
kan-haru blog 2008

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第1号工事機の基礎工事
第1号工事機は、6月18日には梅屋敷駅構内から大森町第4踏切(梅屋敷商店街通り踏切)を越えて、一端は踏切道すれすれの位置に移動しましたが、その後の7月に入ってからはやや北上して、踏切道と工事機の間に架線電柱が設置されていました。

 第1号工事機の基礎工事(左、:7月19日撮影、:7月21日撮影)

7月18日に見た第1号工事機は、それまでの梅屋敷駅構内での基礎杭打設工事が工事機の北側の工事用窓を使用していましたが、踏切を越えてからの基礎工事が南側の工事用窓を使用して行われるように変わっていました。18日の工事は、上り線側の基礎杭打設の工事を終了して、下り線側の工事を行っていました。

 下り線の基礎杭打設作業(写真拡大)

7月21日には、北側に工事機を移動するためのレールの設置の準備が見られましたので、工事機の移設が近く行われるようです。

高架橋の築造
7月18、20日に、高架化梅屋敷付近(第9回)掲載以降の高架橋の築造の進展を見てきました。
・梅屋敷第3踏切付近
梅屋敷第3踏切道南側の高架橋の建設は、6月には2階建ての建設途中の高架橋でしたが、7月21日には3階高架橋に完成して築造されていました。

 梅屋敷第3踏切道南の上り3階建ての高架橋(写真拡大)

また、同踏切北側の6脚の3階高架橋もスラブが付いて、踏切南側の高架橋と共に梅屋敷公園に接した4橋の3階高架橋が勢ぞろいしました。
この付近の高架橋は高いので梅屋敷公園からの展望が良く、高架橋築造の進展模様が見られます。高架橋の遠望写真は、改築中の大田区体育館前の第1京浜国道に架かっている横断歩行橋の上から撮影したものです。

 梅屋敷公園際の3階建て高架橋(:梅屋敷公園際3階建て高架橋の遠望、:梅屋敷第3踏切道から見た3階建て高架橋、:梅屋敷第3踏切道から3階建て高架橋の下を見る)

・梅屋敷第2踏切付近
梅屋敷第2踏切道北側の高架橋を構築している第2工事機は、北に移動して同第1踏切道の近くまで接近しており、高架橋の建設は1月前に比べてかなり伸延しています。
第2工事機も、1号機同様に近く移動を行うためのレール設置が見られます。

 梅屋敷第1踏切近くまで移動した2号工事機

しかし、第1と第2踏切間の高架橋の構築は、この間の京急本線線路西際の区道から見るのですが、工事囲い塀のため下り線高架橋の傾斜橋の構造などの工事状況は良く見えません。

 梅屋敷第1-2踏切間の高架橋建設(写真拡大)

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イベント 浅草ほおずき市の中清 ゆかた着にての異業種交流会H11メトロの暑気払い

2008年07月20日 | イベント
kan-haru blog 2008 

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H11メトロの暑気払い
異業種交流会H11メトロは、地方独立行政法人東京都立産業技術研究センターが異業種交流事業として募集した、東京都異業種交流会グループの中の平成11年に発足したグループの一つで、毎月例会を開催しており7月には暑気払いを行っており、2007年にはとうふ屋うかいで開きました(「イベント 東京芝とうふ屋うかい 異業種交流会H11メトロ恒例の暑気払い」参照)。

・ゆかた着の暑気払い
今年の暑気払いは、7月9日のほおずき市が開かれている浅草中清で、ゆかたを着ての集いとなりました。ゆかたでの参加は、昨年の暑気払いの上記ブログに記載の通り、2007年の6月例会の研修旅行で茨城県結城市にある「つむぎの館」にて浴衣 の絞り染め体験が行われ、参加者は仕立て上がりの浴衣を着てとうふ屋うかいの暑気払いに集まる意図でしたが、仕立てが遅れて実現できず、そのため今年のほおずき市の中清まで延期されたのです。

ほうずき市
毎年7月10日は、浅草寺の享保年間(1716~1736)頃からの功徳日で、この日に参拝すれば四万六千日のご利益があるといわれ、この縁日の9、10日には「ほうずき市」(「風景・風物詩 夏の風物詩 浅草ほおずき市 その1~2」2006年参照)が開かれます。

 浅草寺境内のほおずき市(写真拡大 2008.7.9)

ほうずき市の頃は、梅雨明けも間近で夏らしくなり、お堂の両側から裏手の広場にかけてほおずき市、金魚屋、風鈴、虫籠、燈籠等の商い店が並び、浴衣がけでの散歩には絶好であり、今年の暑気払いの開催には最高の時と場所となりました。

 ほおずき市でのほおずき売り

暑気払い後には、夜のほおずき市の境内を散策することになっていますが、午後6時から開催の暑気払いの少し前に来て、明るい中のほおずき市と夜店のほおずき市の両方を対比して楽しみたいと、先ずは境内を歩いてみました。
雷門から仲見世、宝蔵門と毎度見慣れた風景ですが、時間的には比較的少ない人出でした。

 ほおずき市が開かれている浅草寺

浅草寺には、3月9日に世界大戦大空襲に因んだ浅草戦跡めぐり(「イベント 63年前の東京大空襲傷痕 浅草、本所、深川の戦跡をめぐり平和を祈願する その1~4」参照)に参加し、二度と戦争を繰り返してはならぬことを祈念して参詣しましたが、6月9日には現在の平和を祈願して参拝し、余生のご利益をお願いしました。

 四万六千日のお参詣

中清での暑気払い
2008年の暑気払いは、明治3年(1870年)創業の江戸前天麩羅老舗の中清(台東区浅草1−39−13)で午後6時からの開催です。
中清へは、雷門からの仲見世通りを進み、伝法院通りを左に曲がって浅草六区へと進むと左手に浅草公会堂があります。公会堂を左に折れると、向かいが石畳と灯篭が迎えてくれる数寄屋造りの離れ座敷のある中清です。

 明治3年(1870年)創業の江戸前天麩羅老舗の中清

暑気払い会席の座敷は、玄間を入り中間に沢山の緋鯉が泳ぐ池のある中庭を、左に曲がった一番奥の静かな離れ座敷です。
暑気払いの出席は、2組のご夫妻を含めて10名で、半数の5名がゆかた着での参加です。
当日は天気が良く、暑気払いで涼を採るに相応しい季節であり、早速ビールで乾杯した後、思い思いに冷酒、焼酎を取り寄せて、百数十年変わらぬ魚介類をゴマ油でサックリ揚げた、黄金色が美しい江戸前天江戸前天麩羅を賞味しながら、歓談や情報交換をして2時間半の涼をとりました。

 2008年H11メトロ暑気払い会席

・夜のほおずき市散策
中清で暑気払い後に、涼しくなった浅草寺境内の江戸時代から続いている夜のほおずき市を散策しました。境内には、よしず張りの露店が約250軒並び、お店によりほおずきの並べかたもいろいろで鉢を吊り下げた店や地面に置いた店、いきな売り声の下町風情の売り子など江戸情緒たっぷりのほおずき市です。

 ゆかたで夜のほおずき市散

ほおずきは、鉢無しの赤いほおずきが800円で、青い実のほおずきの鉢には江戸風鈴が付いて2500円でしたので、これからの夏の演出が楽しめますので買い求めました。初めての夜のほおずき市を楽しんで解散しました。

 ほおずき鉢
 
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大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 糀谷駅付近(第3回)

2008年07月18日 | 大森町界隈あれこれ 京急関連
kan-haru blog 2008

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糀谷駅付近高架化工事の経過
糀谷駅付近の高架化工事では、上下運行線の線路1間隔幅分を移動する大幅な移設があり、2007年1月に仮下りホームを新設し、下り線路を北方向へ移設しました。これにより下り線路の位置は、それまで京急蒲田(空)第4踏切から東側の駅構内に建てられていた一列5脚の高架脚柱の北側を通ることになりました。同11月には、上り線が移設された旧下り線上まで移設して、一列5脚の高架脚柱の傍まで北上しました。

続いて2008年3月には、糀谷駅東側の糀谷第1踏切道上の線路も、駅構内の線路移設に合わせて、下り線の線路1間隔幅分を北方に移動する移設(「大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 糀谷駅付近(第1回) 」参照)が行われました。また、同4月には、同様に、第1踏切道上の上り線も線路1間隔幅分を移動する移設(「大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 糀谷駅付近(第2回) 」参照)が行われました。

 4月6日に行われた糀谷第1踏切道付近上り線路移設と付帯工事(再掲)

糀谷第1踏切道上の上り線路の移設後の5月9日には、旧上り線路が撤収され踏切道幅が縮小されておりました。

 上り線路移設後の第1踏切付近

また、旧上りホーム跡の南の外側には、工事車が入り不要駅施設を取り壊し、高架化工事の準備に入っていました。

 旧上りホーム跡南外部の工事車

さらに、糀谷駅南口改札が東側に新設して移転し、ホームへのスロープ通路が付けられました。階段下にあった旧南改札口は取り壊されました。

 東側に新設移転の糀谷駅南口改札

糀谷駅構内高架化工事
糀谷駅構内高架化の工事は、第1踏切道上の上り線路の移設により、仮上りホームは仮南口改札部分と跨線橋階段部分を除いて取り除かれ、この部分を整理して高架橋駅の橋脚の築造が始められ、6月21日には高架橋の基礎杭打設を行っていました。また、高架橋脚の築造のため、大型クレーンが備えられました。

 ホーム南撤去場所で高架橋築造の準備が進む(左:ホーム南撤去地、:基礎杭工事、:高架橋脚構築の大型クレーン)

高架橋の構築は、7月5日に糀谷駅構内西側に既に構築済みの一列5脚の高架脚柱の対として、京急蒲田(空)第4踏切側から上りホーム南の外部に2脚の縦梁と横梁を付けた高架脚が建ちました。

 縦横梁が付いた4脚高架橋(写真拡大)

7月16日には、高架橋に中間梁が付けられ、その東側に縦梁が付いた1脚の高架橋脚が建ちました。

 高架橋駅の構築が進む(:縦梁付きの橋脚1脚が追加構築、:高架橋に中間梁が付く)

また、糀谷第1踏切側の上りホームの南外部には、3脚の高架橋脚が建てられておりました。

 上りホームの南外部に建つ高架橋脚(写真拡大)

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大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 糀谷付近工区 Sub INDEX

2008年07月18日 | INDEX
kan-haru blog 2009 9月22日13版

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 大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 糀谷付近工区 Sub INDEX



  京浜急行 京浜急行の高架化(その1) 8月9日





42 大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 糀谷駅付近(第1回)  3月12日
46 大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 糀谷駅付近(第2回)  4月13日
70 大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 糀谷駅付近(第3回)  7月18日
78 大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 糀谷駅付近(第4回)  8月23日
86 大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 糀谷駅付近(第5回) 9月19日
93 大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 糀谷駅付近(第6回) 10月15日
99 大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 糀谷駅付近(第7回) 11月9日



120 大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 糀谷駅付近(第8回) 1月30日
129 大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 糀谷駅付近(第9回) 3月3日
140 大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 糀谷駅付近(第10回) 4月14日
150 大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 糀谷駅付近(第11回) 5月17日
160 大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 糀谷駅付近(第12回) 6月22日
169 大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 糀谷駅付近(第13回) 7月20日
177 大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 糀谷駅付近(第14回) 8月25日
183 大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 糀谷駅付近(第15回その1) 9月19日
184 大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 糀谷駅付近(第15回その2) 9月22日

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イベント 外国人邦楽演奏 インターナショナル邦楽の集い2008

2008年07月16日 | イベント
kan-haru blog 2008 
 
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インターナショナル邦楽の集い
今年も「インターナショナル邦楽の集い」が、東中野の梅若能楽学院会館(中野区東中野2-16-14)で6月1日に開催されましたので、4年連続で鑑賞してきました。
このインターナショナル邦楽の集いは代田ナショナル長唄会の主催によるもので、集いの特長は日本留学の外国人の方が長唄、箏、仕舞、尺八などの邦楽に魅せられて、ボランティアのプロの先生の指導を受けて、半数の方は初心者でありますが日本人以上に古来の古典芸を理解して出演して、学習の成果を見せてくれます。

 出場者が作成のパンフレットとプログラム(拡大)

演奏の出演者は、外国人と共に邦楽を愛する常連の邦人と、邦楽指導の先生や子弟などで、幅広い曲目の演奏が聞かれ、今年で2001年以来7回目の開催です。
この邦楽の集いを知ったのは、仕事上の異業種交流会のメンバーの1人が常連の出演者で、2004年の本願寺ブデイストホール、2005年梅若能楽学院と、2007年青山鉄仙会能楽堂での講演(「イベント 外国人邦楽演奏 インターナショナル邦楽の集い その1、2」参照)と続き、今回も異業種交流会のメンバーと一緒に鑑賞し、外国人の堪能ぶりには、日本人以上であることで毎回感心させられています。

インターナショナル邦楽は、邦楽指導の大学の先生やプロの方の指導と出演・助演はボランティアで成り立ち、当日配布のプログラムやパンフレット、入場券のデザインは、交流会のメンバーの演奏者の豊嶋さんがデザインの職を活かしてお手の物で作られたもので、素晴らしい出来映えの一部を掲載しました。

 インターナショナル邦楽の集い2008 オープニング(:梅若能楽学院能楽堂、中:出演者登場、:オープニング挨拶)

第一部
開演は午後3時からで、途中10分の休憩をはさみ一部(プログラム)、二部構成の演出で客席は満員です。時間と共に最初の演題の長唄「雛鶴三番叟」の出演者総勢23名(内外国人12名)の登場です。演題の紹介は、出演者が交代で行い、日本語と英語の二ヶ国語で行います。三番叟は、前半と後半に分かれ、翁と千歳との踊りと三番叟の踊りが入ります。

 長唄「雛鶴三番叟」(左:出演者による日米語の演題解説、:雛鶴三番叟)

邦楽の集いは、代田インターナショナル長唄会・西村真琴の主催ですので長唄が中心となり、それに仕舞(能)、箏・尺八、笛のプロの達人のゲスト出演が加わった構成で、箏と尺八は外国人の演奏です。二つ目の演題の尺八「月夜の剣士」のは、ブルース ヒユーバナーの演奏で外国人として初めて芸術大学修了した琴古流尺八の奏者です。

 尺八「月夜の剣士」(左:日米語による演題解説、:尺八「月夜の剣士」)

次の演題の仕舞は、能の曲の一部を能面や能装束を着けずに、囃子もなしで地謡をバックに舞います。地謡は、梅若万三郎門家で能公演会「ぬえの会」主宰の八田達也と鈴木啓吾、長谷川晴彦で、外国人の4人が踊ります。また、交流会の豊嶋さんが、初めて仕舞に挑戦しました。

 地謡をバックに舞う仕舞(:初挑戦の仕舞「小袖曽我」)

次のプログラムは、箏・尺八の合奏でブルース ヒユーバナーと箏奏者カーティス・パターソンとの共演で、八橋検校(1614-1685)作曲の「みだれ」などを合奏で聞かせてくれます。箏奏者は、外国人として初めてNHK邦楽技能者育成会を卒業し、沢井忠夫、一恵師の門下生として師事し、広いジャンルのアーティストとして活動しています。

続いて、長唄と長唄メドレーの演奏で、外国人が三味線に10人、笛に6人、小鼓に6人が出演して「越後獅子」などの名曲が演奏されました。

 箏・尺八合奏と長唄メドレー(:素晴らしい外国人コンビの箏・尺八の合奏、:長唄「いきおい」 、:長唄メドレー「蜘蛛の拍子舞」)

第二部
休憩後の第二部(プログラム)の演目は、最初の箏曲アンサンブルで、箏・尺八合奏演奏の両者のリーダーの下に箏7人(内外国人2人)で、十七弦とⅠの箏、Ⅱの箏が織りなす三重箏曲の競演です。

 十七弦とⅠの箏、Ⅱの箏と尺八が織りなす三重箏曲(写真拡大)

午後の二番目に、外国人5人が出演の三味線で長唄「石橋」をはさみ、続く仕舞は八田達弥親子の出演で、光弥、和弥兄弟の熟達した演技が見られました。

 八田達弥親子共演の仕舞(:八田光弥君の「猩々」、:八田和弥君の「嵐山」 、:仕舞「弱法師」八田達弥)

次の笛演奏は、人間国宝福原流宗家四世寶山左衛門師と重要無形文化財江戸里神楽の四世若山藍胤雄師に師事し、東京芸術大学大学院修士課程修了の福原流笛方の福原寛による独奏で、能管(日本の竹製の横笛)による「春潮」と篠笛による「汐まねき」を聞かせて貰いましたが、何時聞いても第一人者の笛の音は素晴らしいものでした。

 福原寛の能管と篠笛の世界(写真拡大)

インターナショナル邦楽の集い2008の最後フィナーレは、八世杵屋正治郎作曲の長唄「元禄花見踊り」で、外国人の出演が唄に2人、三味線に6人、笛1人が参加して、総勢29人による素晴らしい演技で華やかな演出でした。

 フィナーレの長唄「元禄花見踊り」(写真拡大)

フィナーレの後に箏のバック演奏が入り、本日の出演者が舞台に総出で、主催者西村真琴の挨拶にて2008年外国人邦楽演奏の幕を閉じました。

 エンディング(:エンディングの箏の調べ、:エンディングの勢揃い、:主催者西村真琴の挨拶)

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大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 大森町駅付近(第20回その4)

2008年07月14日 | 大森町界隈あれこれ 京急関連
kan-haru blog 2008

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・線路移設工事(続)
上り線の線路移設終了後の線路移設工事は、6月18~20日には下り線線路移設の準備のため道床の砂利の袋詰め作業が行われました。

 下り線路移設の準備作業6月18~20日(:線路移設のため道床の砂利を袋に詰める)

6月23日の終電車通過後に、下り線の移設工事が行われ袋の砂利を道床に戻し、午前中にかけて移設線路の最終調整が行われました。

 下り線移設工事ごの線路修正作業(写真拡大)

大森町第1-3踏切間線路の移設工事に関連して、梅屋敷工区分担の大森町第3踏切以南から同第4踏切間でも線路の移設が行われ、23日には下り線路移設の準備作業が見られ、28日には上り線の砂利の袋詰め作業を行い、それぞれの数日後には線路の移設作業が行われました。

 大森町第1-3踏切間線路移設に関連した同第3-4踏切間上り線路移設準備作業(写真拡大)

1号工事機移設の大森町第1踏切工事
大森町駅付近(第20回その1)で記述の通り、1号工事機による大森町駅構内の基礎杭打設工事が7月5日には終了して、これからの大森町第1-3踏切間の基礎杭打設工事を行うため、大森町第1踏切を南下して移設することになり、同踏切上を工事機が通過するに耐える補強工事が実施されました。
そのため、前回(第20回その3)で記述のように、大森町第1踏切掲示の工事予告に、6月12日から28日までの期間の0時から5時までを車両通行止めとする事を掲げて工事が行われました。

まず、6月14日には同踏切の第1京浜国道側の下り線路際の踏切道の南半分の箇所を、堀下げての工事が始まりました。続いて、同18日には踏切道の北半分の箇所を、シャベルカーで深く掘り込んで、赤色の蓋板で覆いがされました。

 1号工事機移設による大森町第1踏切工事作業(6月18日)(写真拡大)

翌19日には、同じく踏切道の南半分の箇所を、シャベルカーで深く掘り込んで、赤色の蓋板で覆いがされました。

 1号工事機移設による大森町第1踏切工事作業(6月19日)(写真拡大)

踏切工事も、終電車通過後から初電までの間の工事で、車は通行止めにして行われますが、人は通過をさせますので通る度に工事には注意が払われます。

 連日の踏切工事機移動路確保の工事(1)(左:下り線側6月20日、中:上り線側21日、右:下り線側25日)

終電車通過後の大森町第1踏切の人の通過量は、三々五々と結構な数の歩きが見られます。踏切工事も、短い工事時間での作業のため、同一個所で工程に合わせての工事を分けて行います。

 連日の踏切工事機移動路確保の工事(2)(左:上り線側6月25日、:上り線側26日、:上り線側27日)

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大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 大森町駅付近(第20回その3)

2008年07月11日 | 大森町界隈あれこれ 京急関連
kan-haru blog 2008 写真追加(7月11日追加編集版)
内川橋梁を通過するギャラリー号(手前:上り仮線橋梁桁) 
 
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内川橋梁付近の高架仮線敷設工事
平和島高架駅の環7鉄橋から高架橋が下りはじめ、平和島第5踏切手前で地上に降りる傾斜高架橋部の高架化工事のため、この傾斜橋に添って脇に本線の上り線の仮線を敷設して、電車運行をしながら片線づつ高架橋の築造が行われます。
内川橋梁付近の上り仮線の敷設予定では、京急蒲田駅構内情報コーナーの説明資料(内川橋梁上り仮線敷設図参照)を見ると、内川南岸の仮高架橋脚から北岸の区道上を5脚の橋脚上に仮高架橋桁が架設される様です。

すでに、前回の大森町駅付近(第19回その2)の記述時点では、仮線敷設の工事が進行しており、仮高架橋桁が内川上の緑色の仮支え脚の上に乗せて架けられていました。
また、6月10日には、内川北岸区道上の2脚目橋脚に縦横の梁桁が付けられました。

 内川上の上り仮線敷設工事(:緑色の仮支え脚上の仮高架橋桁、:内川北岸区道上の橋脚に梁桁取付)

19日には内川南北に構築した橋脚間に、仮線の高架橋桁が架けられ、7月2日には内川上の仮支え脚が外され、鋼桁梁だけの上り仮線鉄橋桁がお目見えしました。

 内川南北岸の橋脚に架けられた仮線の高架鉄橋桁(:内川南岸から見た仮線鉄橋桁、:北岸の高架橋脚を下から見る、:内川北岸から仰いで見た仮線鉄橋桁)

また、第2橋脚北部の区道上には、在来本線の傾斜橋に方向を向けた3脚目の橋脚が建てられ、同時に緑色の仮支え脚も設けて仮線の高架橋桁の延長工事が行われています。

 2脚目橋脚北部の仮線鉄橋桁延長架設(:向きを変えた3脚目の仮高架橋脚構築、:橋脚北部の緑仮支え脚上に鉄橋桁延長架設が進む)

7月5日には、第3橋脚の横梁桁の取り付けが始まり、同6日には完成していました。また、高架橋桁の延長工事もピッチを上げて進められ、徐々に仮線の高架橋が現在の本線傾斜橋に結ばれるようです。

 第3橋脚も建てられ仮線高架橋も急ピッチで構築(:第3橋脚の横梁桁構築、:仮線の高架橋桁が延長北上中、:横梁桁が付けられた第3橋脚)

大森町第1‐3踏切間高架化工事
大森町第2工区の工事分担区間を分けてみると、平和島環7鉄橋付近の高架橋から平和島第5踏切までの仮線路を敷設した工事が必要な傾斜高架橋の高架化から始まり、次の同第5踏切南から大森町駅ホーム北端までのこの区間は粗方高架橋架設が終了しています。その次の区間は、大森町駅ホーム上の基礎杭打設は終了して、これから大森町高架駅構築の建設が始まる大森町駅構内の工事です。

 大森町第1‐3踏切間高架化工事予告(:大森町第1‐3踏切間高架化工事予定、:大森町第1踏切の最近の工事予定、:大森町第3踏切の最近の工事予定)

最後の区間は、大森町第1踏切南から同第3踏切までのこれから基礎杭打設工事が始まるところで、この区間の工事予告の掲示を見ると、基礎杭打設工事期間が平成20年3月10日から同21年12月31日までとなっています。また、大森町第1踏切掲示の工事予告には、6月12日から28日までの期間は0時から5時までを車両通行止めとして、1号工事機の移設のための踏切上の移動路部の補強工事と、大森町駅構内の出入口付近の基礎杭打ち工事が行われました。
大森町第3踏切掲示の工事予告には、6月11日から7月2日までの特定の8日間は、この区間の高架化工事のため車両を通行止めにして上下本線線路の移設工事が行われました。

・線路移設工事
今回はこの区間の上り線の線路を、100人規模の作業員を動員して西方向に数10㎝ほど移設しました。まず、6月10日の線路移設の準備作業は、日中の電車運転間隔の僅かの合間を縫って、道床の砂利を白い袋に詰めます。

 上り線路移設の準備作業6月10日(:線路移設のため道床の砂利を袋に詰める)

6月14日は、上り線線路の移設工事日です。終電車が通り過ぎると、線路移設作業者が続々と集結してきます。まず、線路移設の作業は、電車架線の移動から始まり、架線吊下げ位置を西側に移します。

 線路移設開始前(:移設開始前の作業者集結、:架線吊下げ位置を西側に移動)
 
線路の移設は、大森町第1踏切の南約100m付近から、同第3踏切までの区間を数グループの作業集団にて、線路道床に置いた砂利詰めの袋を線路脇に移して、人力により線路の移動を行います。

 線路移設の100人規模の作業員グループ(:大森町第1踏切南付近の移設作業、:第1-3踏切中間点付近の移設作業、:同第3踏切付近の移設作業)

線路移設は、人力移動ですので一斉に揃って区間単位に作業を行います。

 人力移動による線路移設作業(1)(:道床の砂利袋を退けた移設前線路、:中間点付近の線路移設作業) 

今回の線路移設は、数10㎝ほどのあまり大きくない移動ですが、2007年5月27日に行われた大森町駅構内での線路移設(「大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 大森町駅付近(第7回)」参照)の時には、1.5mもの移動を人力で行い作業動員数は指折りの規模のものでした。

 人力移動による線路移設作業(2)(:大森町第1踏切南付近の線路移設作業、:大森町第1踏切から見た線路移設が終了した上り線路)

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大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 大森町駅付近(第20回その2)

2008年07月08日 | 大森町界隈あれこれ 京急関連
kan-haru blog 2008 
 
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2号工事機の大森町高架橋駅工事
大森町駅ホーム上に工事機械が移設されたのは、昨年の10月に掲示された「大森町駅ホームの上で高架橋構築工事が始まります」の通知ポスターにより、1号工事機が大森町駅ホーム北端に設置(「大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 大森町駅付近(第10回)」参照)されました。このホーム上の工事開始の通知ポスターと、最近掲示の工事のお知らせポスターでは大森町駅ホーム上の工事期間は、平成19年10月から同21年4月予定となっています。

1号工事機の工事は、前回その1で記述の様に基礎杭打ちの工事が終了しましたので、近いうちに同工事機は大森町駅ホーム上から移動するものと見られます。
今後は、2号工事機による大森町高架橋の構築と、それに続く大森町駅ホームと駅舎の建設が行われます。2号工事機は、平和島第5踏切南側から高架橋の築造を開始し、大森町駅ホーム北端までの高架橋の構築が終了した後の、3月2日に大森町駅ホーム上へ移設(「大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 大森町駅付近(第11回その2)」参照)して大森町駅高架橋の構築が始まり、1号工事機と共にペアーでの高架化工事となりました。

2号工事機による大森町駅高架橋は、6月6日に大森町駅付近(第19回その1~3) に記述の通り4本柱の最初の高架駅橋がスラブも付いて出来あがり、次の高架橋脚を建てるため6月10日には移動が行われました。

 2号工事機の移設位置6月10日(写真拡大)

移動した工事機の位置(工事機位置0610図参照)は、大森町駅上りホームの西側のほのぼの通り沿いにあった「ゑびす市場」跡(「大森町界隈あれこれ 大森町商店街 京急高架化でラーメン屋さん閉店第一号のその後(2)」参照)に造られた「ゑびすヤード」の入口付近に設置されました。

 大森町駅ホーム上の2号工事機位置6月10日(左:2号工事機位置0610図、右:ゑびすヤード)

次の駅高架橋脚構築
6月18日には、2号工事機により3組目の大森町駅高架橋脚が構築されましたが、この工事機位置では終電後の深夜の工事状況を直接見ることができませんので、日中に大森町駅ホーム上および周辺の道路から工事の進み方の状況を観察して見ることになります。次の2本の橋脚は、1、2組の最初の駅高架橋の脚柱より駅ホーム部築造の突き出しの横梁が大きいようです。翌19日には高架橋脚に横梁桁が付けられました。

 3組目の駅高架橋脚が建つ(:上下ホームの3組目の駅高架橋脚、:高架橋脚に付けられた横梁桁)

6月21日には、なぜか上りホームに建てられた橋脚と横梁の共々が外され撤去されていました。
その後暫くしての7月2日には、撤去された上りホーム上に再び高架橋脚が建てられ、横梁が架けられると共に、両橋脚のホーム側にホーム構築の突き出し梁が取り付けられました。

 駅ホーム取付けの突出し梁が付いた3組目の高架橋脚(左:6月21日に取り外された上りホームの橋脚、:3組目の長い突出し梁が付いた高架橋脚)

翌3日には、構築済みの大森町駅高架橋と上りホームの建替え直しの高架橋脚間に駅ホームを築造するY字型の縦梁桁が取り付けられました。さらに、7月5日には下りホームの高架橋脚にも、Y字型の縦梁桁が取り付けられました。

 高架ホーム構築が進む高架駅橋脚築造(:上りホーム構築のY字型縦梁桁の取り付け、:下りホーム構築のY字型縦梁桁の取り付け、:駅ホーム構築の高架橋脚)

2号工事機の移動
7月6日には、次の高架橋脚を構築するために、2号工事機の移動が行われました。

 2号工事機の移設位置7月6日(写真拡大)  

移動した工事機の位置(工事機位置0706図参照)は、ホームの西側のほのぼの通り北のなんか堂付近に進みました。この移動により、2号工事機の南面のみですが深夜工事の挙動の一部が見られる様になりました。

 大森町駅ホーム上の2号工事機位置7月6日(左:2号工事機位置0706図、右:大森町駅際道路から見る2号工事機南端面)
 
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大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 大森町駅付近(第20回その1)

2008年07月06日 | 大森町界隈あれこれ 京急関連
kan-haru blog 2008 
 
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第1号工事機駅構内の基礎工事詳細
大森町駅構内の出入口付近の基礎杭打ち工事は、大森町駅付近(第19回その1~3)で記述の様に西出入口脇の高架橋脚穴内の基礎鋼管挿入が6月6日に行われております。
大森町駅構内での第1号工事機の基礎工事は、終電車が通過後に大森町駅西出入口の券売機を脇に退かして、仮屋根と側壁板を取り外し、基礎鋼管を挿入した高架橋脚穴の工事を行う加工工作機を橋脚穴上に下ろしてから、工作機を設定して工事が始まります。この工事は、初電が通る前に加工機を外して、出入口部の仮屋根と側壁板と券売機を元に戻す復旧作業を要しますので、工事作業実時間は僅か2時間しかかけられないのです。これを、工事行程が済むまで、連日繰り返して行われますので、電車を運行しながらの工事は非常に大変なものです。

 大森町駅西出入口の基礎工事(左:券売機を退け仮屋根・側壁板を取り外す、:加工工作機を穴上に降ろす、:工作機を設定して工事開始)

この一連の工事の模様は、大森町第1踏切脇で行われる工事のため、工事の囲いが無く近くで見ることが出来ましたが、他の工事場所では見ることができないものです。しかし、夜を通して明け方までの見学をすることは不可ですので、終電車通過後の小1時間ばかりの間の工事開始の障り部分を6月8日以降から断片的に見て記録しました。以下は、大森町工区の第1号工事機による高架化基礎杭打ち工事を見学した詳細記録です。
8・10日の両日、西出入口部の高架橋脚穴に挿入した基礎鋼管内に入れる基礎杭鉄筋筒枠の各2本が運搬され、1号工事機に保管されます。

 基礎鋼管に入れる基礎杭鉄筋筒枠の保管(:重量物運搬車で運ばれてきた基礎杭鉄筋筒枠、:1号工事機上に鉄筋筒枠搬入、右:1号工事機上に鉄筋筒枠保管)

基礎鋼管を挿入した高架橋脚穴は、次に基礎杭鉄筋筒枠を入れるために連日にわたり穴内加工の前段工事が行われます。

 連日の加工工作機の設定と工事(西出入口)(:加工工作機の設定0614撮影、:工作機の運転0615撮影)

大森町東出入口部(下り線側)脇の高架橋脚穴は、まだ基礎鋼管が挿入されていないので、同様に連日にわたり基礎鋼管を入れる前段工事を行っています。

 基礎鋼管挿入前の高架橋脚穴の準備工事(東出入口)(:準備工事0614撮影、:準備工事0615撮影)

6月19日には、大森町西出入口上りホーム側に次工程の基礎杭鉄筋筒枠の挿入が行われました。工事機上に保管の4本の基礎杭鉄筋筒枠を順次搬出し、基礎鋼管が挿入されて準備完了の高架橋脚穴に4本の鉄筋筒枠を継ぎ足して自重で挿入し、深さ30mまで埋め込みます。

 基礎杭鉄筋筒枠の挿入(西出入口)(写真拡大)

20日には、西出入口部の基礎杭鉄筋筒枠の挿入後の最終工程工事が、加工機を工事機のクレーンで吊るされて日中まで行い完了しました。

 基礎杭鉄筋筒枠の挿入後の最終工程工事(写真拡大)

21日には、東出入口部の高架橋脚穴に挿入用の基礎鋼管が運ばれ、工事機上に保管しました。

 東出入口部の高架橋脚穴用基礎鋼管搬入・保管 

25、26日ごろまでは、連日東出入口部の高架橋脚穴へ基礎鋼管を挿入する前段階の工事が続けられていました。

 基礎鋼管を挿入前段階工事(東出入口)(:工事機据え付け0625撮影、:動作中の工事機0626撮影)

27日には、東出入口脇の側壁を取り外して高架橋脚穴内へ基礎鋼管が自重で挿入されました。

 高架橋脚穴に基礎鋼管の挿入(東出入口)(写真拡大)

6月28日と7月1日の両日に東出入口部の高架橋脚穴に入れる基礎杭鉄筋筒枠の各2本づつが工事機に保管され、連日にわたり側壁を退けて基礎杭鉄筋筒枠挿入の前段工事が行われました。

 基礎杭鋼管挿入後の工事(東出入口)(:基礎杭鉄筋筒枠の保管0628撮影、:鉄筋筒枠挿入前段工事0701撮影、:同左0702撮影)

7月3日に東出入口脇の側壁を取り外して高架橋脚穴内へ基礎杭鉄筋筒枠挿入され、同5日には最終工程作業を日中も行い大森町駅出入口部の基礎杭打ち工事は終了しました。

 基礎杭鉄筋筒枠の挿入工事(東出入口)(:鉄筋筒枠の挿入0703撮影、:鉄筋筒枠の挿入後の最終工程工事0705撮影

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大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 雑色駅付近(第5回)

2008年07月04日 | 大森町界隈あれこれ 京急関連
kan-haru blog 2008

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1号(北)工事機移設
雑色駅付近(第4回)の記述時では、1号(北)工事機の杭施工機が駅構内の出入口脇で基礎工事を行っていましたが、その後6月21日に見た時にはホーム北端に上陸しての移動が行われ、工事機南方側にはホーム仮設屋根が設置され細い棒状の柱6本で屋根を支えていました(左写真の拡大で見えます)。
その後、6月30日に見に行った時の工事機の位置は、一歩先の南方に移設されており、ホーム仮設屋根を支える棒柱が半分の3本と短くなっていました(中写真の拡大で見えます)。最近、雑色駅ホーム上の高架橋基礎工事はピッチを上げて進められています。

 1号(北)工事機移設(:6月21日雑色駅ホーム上に上陸移設の1号工事機、:同30日南方に移設の1号工事機を上りホームから見る、:工事機移設を下りホームから見る)

6月30日には、1号(北)工事機の下に京急110周年のありがとうギャラリー号(「わが街の京浜急行110周年記念 大正~昭和を再現したありがとうギャラリー号」に乗る」参照)が停車していました。工事機による駅構内の工事の予定は、お知らせ(右写真拡大)によると品川方面から工事機械が入り移動して工事を行い、川崎方面に抜けるまでの工事期間が平成20年5月から同21年4月の予定で、その間雑色駅付近(第4回)に記述の地下道の一時閉鎖や幅員縮小を行うと書いてあります。

 1号工事機の駅構内基礎工事(:工事機の下のありがとうギャラリー号、:ホーム上を基礎工事の工事機、:駅構内工事お知らせ)

雑色駅上の1号(北)工事機は大森町駅、梅屋敷駅に次いで3番目の駅ホーム上の施工で、品川方から川崎方の南へ移動しながら基礎杭工事を行いますが、工事機による工事は北側の工事窓から実施します。工事機の移動方向は、梅屋敷駅の北方移動とは反対で、大森町駅と同じ南方です。工事機の工事窓は、大森町駅と梅屋敷駅が進行方向のそれぞれが南側と北側ですが、雑色駅では進行方向とは逆の北側で施工方法が異なります。

 雑色駅構内工事図

2号(北)工事機
2号(北)工事機は、6月21日に見た時には雑色駅付近(第4回)の記述時からは南方へ移動し、あと僅かでオーケーディスカウントサガン店ビルの南壁に達する位置まで来ています。その後に進められた新たな高架橋の築造は、8脚の高架橋でスラブなど殆ど出来あがっているようです。

 2号(北)工事機位置(写真拡大)

2号(北)工事機の高架橋築造の状況を、6月21日に京急蒲田第12踏切(地図再掲参照)から雑色駅方向を覗いてみました。

 高架橋の築造状況を蒲田第12踏切から覗く(写真拡大)

1号・2号(南)工事機の工事
雑色第2踏切(地図再掲参照)からの6月30日に見た1号(南)工事機の位置は雑色駅付近(第4回)の記述時と比べると、線路ふちの献血供給事業団 大田出張所ビルの北壁付近まで北上して、移動方向とは反対側の南側工事窓で基礎杭工事を進めています。
また、2号(南)工事機も北上して新たな高架橋の築造の進展が行われていました。
なお、雑色第4踏切から南の六郷土手駅傾斜架橋の高架化工事は、目立った変化はないようでした。

 蒲田第12踏切付近で工事中の1号・2号(南)工事機(写真拡大)

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2008年07月04日 | INDEX
kan-haru blog 2009 9月15日20版

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  京浜急行 京浜急行の高架化(その1) 8月9日





30 大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 雑色駅付近(第1回) 1月23日
41 大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 雑色駅付近(第2回) 3月9日
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149 大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 雑色駅付近(第15回) 5月11日
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175 大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 雑色駅付近(第18回その1) 8月18日
176 大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 雑色駅付近(第18回その2) 8月20日
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