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kan-haruの日記

大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 全工区統合編(第15回その2)

2010年02月27日 | 大森町界隈あれこれ 京急関連
kan-haru blog 2010

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各工区の高架駅舎棟工事
・第2工区工事中の梅屋敷駅舎棟
2月25日に見ると、梅屋敷高架駅舎棟の上下線の南端と北端面には養生シートが残されており工事が継続しています。また、下り線側中央部の階段、エスカレータ部とその踊り場部では養生シートが掛けられて工事中です。なお、上り線側では階段部に梁桁は架けられていますが、その先の工事は現在未着手です。

 工事中の下り梅屋敷高架駅舎棟(:下り高架駅舎棟側の中央部の階段・エスカレータの据え付け工事中、:駅舎棟の端面部は養生シートで被い工事中、:0225)

・第3工区工事中の駅舎棟
2月14日に第1京浜国道側から第3工区の京急蒲田駅舎棟を見ると、梅屋敷第4踏切道(多摩堤通り)上の駅舎棟壁面はガード全体にわたり養生シートが外されました。同踏切南から呑み川に至る高架橋上の駅舎棟と、同ガード上および京急蒲田西口までの高架橋上の駅舎棟の工事は続けられています。

 第1京浜国道側から見る第3工区駅舎棟(:第1京浜国道側の多摩通り上の駅舎棟壁面、:築造中の第3工区駅舎棟0214)

・第8工区工事中の駅舎棟
糀谷高架駅舎棟の養生シートは1月下旬には全て外されました。2月14日に環8通りから、糀谷高架駅舎棟の全景を見ました。

 環8通りから見た糀谷高架駅(写真拡大0214)

各工区の電力線・電気設備等の工事
・第5 – 6工区上り本線の電力線架線
1月下旬には、第1工区の平和島第5踏切南方の電力線電柱から、第5工区の京急蒲田第8踏切南方の蒲田消防署南側の電力線電柱までの本線上り線高架橋間にトロリー線の架設が完了しています。
2月9日に見ると、第5工区南端近くの消防署南の電力線電柱から、第6工区北部の京急蒲田第12踏切南側の熊野神社付近の電力線電柱の間に吊架線が架設されていました。

 第5-6工区の吊架線の架設の上り高架橋(:蒲田消防署裏からが吊架線の架設始端部、:吊架線が架設された上り線高架橋、:吊架線終端の京急蒲田第12踏切南側の熊野神社裏0209)

同22日には同区間の電柱に敷設の吊架線に懸垂して、トロリー線が架設されました。

 第5-6工区のトロリー線が架設された上り本線高架橋(:京急蒲田第9踏切付近の吊り架線に架設されたトロリー線、:トロリー線が架設された京急蒲田第11踏切付近、:トロリー線架設終端付近の京急蒲田第12踏切0222)

熊野神社付近の電力線電柱から南方の雑色第4踏切付近の電柱間のトロリー線の架設は、同9日には完了しています。
架設されたトロリー線は、第6工区北部の熊野神社裏から雑色駅前商店街通りの京急蒲田第13踏切を経て雑色高架駅橋を通り抜けて、雑色第1踏切南から第6工区南部へと進みます。

 トロリー線架線済の第6工区北部の高架橋(:熊野神社南付近のトロリー架線済の高架橋、:トロリー架線済の雑色第13踏切上の高架橋、:トロリー架線済の雑色高架駅北側0209)

第6工区南部の電力線の架線は、さらに同第2、3踏切を越えて、六郷土手の上り線仮高架橋と合流する同第4踏切付近の高架橋まで続きます。

 トロリー線架線済の第6工区南部の高架橋(左上:架線済の雑色高架駅の南側、中上:架線済の雑色第1踏切付近高架橋、右上:架線済の仲六郷三丁目公園付近の高架橋、左下:架線済の雑色第2踏切付近高架橋、中下:架線済の雑色第3踏切付近高架橋、右下:架線済の雑色第4踏切付近高架橋209)

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・毎月1日付けのIndexには、前月の目次を掲載しております(1月分掲Indexへ)
・カテゴリー別Index 大森町界隈あれこれ 京浜急行関連総目次2010年前期版2009年後期版2009年中Ⅱ期版2009年中期版2009年前期版2008年後期版2008年中期版2008年前期版2006・2007年版
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大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 全工区統合編(第15回その1)

2010年02月25日 | 大森町界隈あれこれ 京急関連
kan-haru blog 2010 大森町高架駅上り線用階段梁桁取付け工事

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第1工区高架化工事の進捗
第1工区の工事も2月の工程に入り、大森町高架駅の内外装工事や階段設置工事が始まり、また電力・通信設備工事や信号機の工事が進んでいますので、工事の進捗を見て行きます。

 第1工区高架工事予定表(工事予定表の拡大表示)

・上り線開通を目指して階段取付工事
大森町高架駅橋の上り線側駅舎棟はナンカ堂の取壊し後の整地が済み、建屋に接していた高架橋上の駅舎棟下部壁面の取付工事が今後行われる予定です。

 高架化完成前の高架駅橋下の現在の状況(写真拡大0222)

また、上り線の開通を目指してのエレベータ取付け基礎工事が進み、2月中旬には高架駅ホーム階段の取付け土台の基礎工事が行われました。

 上りホーム階段取付工事準備(:階段設置の基礎工事0212、:階段設置土台の基礎工事0222、:上りホーム階段取付口0223)

25日に見ると、ゑびすヤードの入り口付近に上り高架駅ホーム階段の梁桁が、線路側での梁の取付けが中間段階の途中の位置まで架けられ、階段設置工事が開始されました。

 上りホーム階段の取付工事が始まる(写真拡大0225)

第1工区の電力線・電気設備等の工事
・電力線電柱建立
前回の全工区統合編第14回その2で記述の、平和島第5踏切北側のマルエツ横の高架橋上に2月9日に建立された電柱には、同17日に片持ちの横桁が付けられました。これにより、上り仮高架橋上の電柱の建立は終了しました。

 建立電柱に片持ち横桁が付く(写真拡大0217)

・電力線架線
第1工区の電力線の架線は全工区統合編第11回で記述の様に本年1月9日には、大森町高架駅と平和島第5踏切までの高架橋の中間部に建立の電柱から第2工区の梅屋敷第3踏切付近の電柱までの区間に吊架線とトロリー線が架線されていました。
2月22日に見ると、平和島第5踏切までの高架橋の中間部の建立電柱から、同踏切北の高架橋を越え、上り線仮高架橋上の始点から終点の平和島手前の本線傾斜高架橋までの区間の電柱に吊り架線が張られ、その下に仮懸垂で吊られたトロリー線が仮架線されていました。

 上り仮高架橋上の電力線の仮架線(:平和島第5踏切南高架橋付近の電力線の仮架線、:仮高架橋内川鉄橋近くの電力線の仮架線、:本線と仮高架橋合流点近くの電力線の仮架線0222)

同25日に見ると、上り線仮高架橋上に仮架線されていたトロリー線は、平和島近くの本線高架橋との合流点部を除いて、最終的な架線に調整されていました。

 上り仮高架橋の電力線の架線(写真拡大0225)

・信号機工事
上り線仮高架橋付近で2月22日に見ると、本線と仮高架線の合流点付近で上り仮線用の信号機の電柱が建立されており、同25日にはクロスマークを付けた信号灯が付けられていました。また。同24日には、大森町第1踏切南方の高架橋に信号機が建立されていました。

 第1工区内建立の信号機(:上り仮高架橋の左側に信号機用電柱が建立0222、:本線上り線信号機の左側に仮上り線信号機が設置0225、:大森町第1踏切南の第1工区内建立の信号機0214)

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ITと技術 プライベ-トクラウド Windows 7とXP PCによるクラウド活用第1回

2010年02月22日 | ITと技術
kan-haru blog 2010 Microsoft Visio 2010 での作図例

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昨年までの IT の装備は、Windows Vista 実装パソコンとWindows XP 実装の2台のデスクトップPC により、 Web への接続は NTT 東日本の光フレッツを利用してシステムを構築して活用していました。
今年に入り D 社製のWindows Vista PCのハードの故障のため、H 社製に乗り換えてWindows 7 デスクトップPC 本体のみを購入し、ディスプレイはD 社の Vista マシンで使用していたものを利用して、新年初頭にIT システムの更新を行いました。

 プラウイベートクラウド構成のハード機器

プライベートクラウドの構築
昨今ではIT の業界ではクラウドが盛んにもてはやされていますので、新 OS を導入しましたので、これを契機として IT システムをプライベートクライドが活用できる様に、構築を行ってみました。

 プライベートクラウド構成

・システム運用データの保存
IT システムをプライベートクライドで活用するためのシステム構築には、特に在来の2台の PC 運用システムとはハードの周辺機器の構成には何らの変更の必要は無く、故障したVista PCのハードを新規購入の PC 本体部のみを交換するだけです。
なお、在来の IT システムの構成では、システムアプリケーションでのデータ保存場所には、内臓ハードデスクを使用しないで外付きの USB 接続のハードデスクを使用して運用してきました。その理由は、ハードの信頼性面ではハードデスクが他のハードに比し低いことと、システム運用の重要データの保存は複数の媒体に行うことが安全であるとの観点で実施してきました。そのため、Windows 7 のPC にも外付きUSB 接続のハードデスクを新たに準備して、Vista PC で使用していた外付きハードデスクに保存されている運用データはそのまま残して保管し、適宜に応じてパソコンに接続してデータの二重保存を行っています。

・システムの周辺機器
2台のパソコンシステムの周辺機器には、複数のプリンタ(モノクロ・カラー用)、スキャナ-、スマートカードリーダ(公共機関への申請登録用)やデジタルカメラ等がありますが、PC との接続は全てUSB により何れのパソコンにもつなげられます。
その他、IT システムには直接関係がありませんが、ルーターに接続の光回線の図示していない 050 IP 電話も使用しています。

 スマートカードリーダとUSBスイッチ

・Windows 7 の導入
在来システムで使用の周辺機器類は、以前から使用継続のもので殆どが5~6年前に購入したものであり、当然Windows 7 の OS には対応されていません。先ずは、B 社製のルーターはインターネットのプロバイダーとは回線接続ができなくなりましたで、同社のインターネットからWindows 7 用の対応ドライバを見つけてダウンロードして、ルーターを買い替えをせずにWeb との接続は可能となりました。Windows 7 PC を起動すると、関係のないはずのIP 電話も通話途中で切断されましたが、ドライバの更新により電話の方も正常に動作をするようになりました。

次に、C 社製のカラープリンタはWindows 7 でドライバが対応していますが、モノクロのレーザプリンタの方はかなり古いタイプであり、 インターネットからドライバをダウンロードして使用可となりました。
スマートカードリーダは、2年前に購入したH社製ものですが、Windows 7で型番が認識されていますが、ドライバは時間がとれないので確定申告作成時までは暫く設定を保留にしています。

 Excel 2010 データの活用例

最近のパソコンは廉価になっているので、ハードが省略されパソコンのUSB の実装数が4個しかありません。キーボードとマウスに外付きハードデスクを常時接続使用すると空きは1個のみで、USB 接続利用の構築システムでは数が足りません。そこで、B 社製の4ポートのUSB を持つWindows 7対応ドライバのスイッチを購入して使用しました。

・プライベートの活用
プライベートクライドの活用を意識して、Windows 7 PC ではOffice 2010 BETA 版をインストールして使用しています。昔は、BETA 版は実運用での利用を敬遠していましたが、最近では完全ではありませんが殆ど実用に耐えられています。アプリケーションの使用の状況では、OSとOfficeの組み合わせでおよそ20%程度の生産性が上がったように感じられます。

 Windows Live (SkyDrive)共有フォルダ

先ずは、プライベートクライドの活用は、BETA 版の不備を Windows XP PC との併用運用により作成のデータを、雲内に共有しながら運用を始めております。システムのデータの保存をハードデスク以外の雲の領域を使用することにより、安全信頼性が増してクラウド利用の効果がでてきます。また、クラウドのリソースは、構築システムの PC と共に外部のどこのパソコンからも利用できますので、利便性が顕著に増します。

 OfficeLive Workspace

さらにクラウドの活用は、異業種グループ間でも Windows Live などによりデータの共有を行って利用を初めています。

 Googleドキュメント


プライベートクライドの活用により、個人 PC 間、特定グループ間や不特定のユーザ間とのコラボレーションが図られ、IT 活用の範囲が広がります。
今後、Google、Yahoo や Amazon などのツールでプライベートクラウドを活用していく予定でおり、Windows Azure Platform の活用も視野に入れていきたいと思っています。

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大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 関連側道整備編交通計画大森西地区説明会(第1回その3)

2010年02月20日 | 大森町界隈あれこれ 京急関連
kan-haru blog 2010 梅屋敷上り線改札口

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梅屋敷駅周辺地域の関連側道
梅屋敷駅を中心とした大森西地区の高架化関連側道は、大森町第3踏切道北側に整備される鉄京本付1号側道に結ばれ同第3踏切道南側を始点とする鉄京本付2号道で、梅屋敷商店街通りの同第4踏切を横断して梅屋敷駅の西側を経て、梅屋敷第1踏切の結節道路までの旧大森地区と梅屋敷駅を含めた区間を、その3記述の大森西地区梅屋敷駅付近関連側道と呼びます。なお、京急高架化関連側道の鉄京本付2号道は、旧蒲田地区の梅屋敷第1踏切南からさらに続いており、同第2・3踏切ならびに第4踏切道(多摩堤通り)が終端となり、総延長は約815m(事業者:東京都約622m、大田区約193m)あります。
その2と同様に大森西地区梅屋敷駅付近関連の側道を記録保存のため歩いてきました。

 梅屋敷駅周辺側道地図

・梅屋敷周辺の鉄京本付2号側道
梅屋敷駅付近の現在の状況は鉄京本付2号側道整備のため、駅西口近接の商店街通りの店舗はまだ営業中ですが、商店街通りの奥まった建物は取壊され整地作業が行われています。

 梅屋敷駅周辺の側道計画

梅屋敷駅西側の鉄京本付2号側道の整備は図で見るように、在来梅屋敷駅ホームは北側の大森町第4踏切と南側の梅屋敷第1踏切に挟まれて作られているため、ホーム延長が短く4輌編成列車分しか停まれない特殊駅であったのを改善して、高架駅ホームは踏切上とさらに北側高架橋上にまで延長して作られました。したがって、側道は延長して築造された高架駅橋北端部分から幅員が13mと広がり、2か所に車の乗降場を設置して高架駅橋の中央部付近から幅員が狭まり、梅屋敷第1踏切南側では幅員6mの側道となります。

 梅屋敷駅近くの側道整備地(:大森町第4踏切道から北方の側道整備地を見る、:大森町第4踏切道から第1京浜国道方を見る、:梅屋敷駅前幅員13m側道整備地)

なお、この周辺の車両通行方向の規制は、大森町第3踏切から同第4踏切までは北方から南方への一方通行で、第4踏切から梅屋敷第1踏切までは両方向の相互通行となっており、第1踏切付近では狭くなっており車のすれ違いが難しいのではと思われます。

 梅屋敷駅前側道整備地を南方から見る(:駅前幅員13m側道を南方から見る、:駅前見南方の側道整備地、:梅屋敷第1踏切道から北方側道整備地を見る)

梅屋敷駅東側の第1京浜国道は、大森町第1踏切と同第3踏切の中間点付近から、梅屋敷第4踏切道(多摩堤通り)間の延長約1200mの区間が拡幅の整備に向けて事業中ですので、完成すると梅屋敷高架駅と同国道は接触します。それにより、鉄京本付2号側道から第1京浜国道との間の踏切道は、京急高架橋のガードを潜るのみとなり、大森町第4踏切道と梅屋敷第1踏切道は、それぞれ幅員が拡幅されて車両は両方向の相互通行となります。

 第1京浜国道拡幅により大森町第4踏切道とは接近する(写真拡大)

・梅屋敷駅北方の側道
鉄京本付2号側道整備地の大森町第3踏切南側の側道始点から同第4踏切付近までの周囲では、移動などの変化はまだ見られません。

 側道始点付近の側道整備(:大森町第3踏切道から第1京浜国道を見る、:鉄京本付2号側道の始点位置、:角地にはNASスポーツセンターが活動中)

梅屋敷高架駅近くの周辺側道の幅員が広まっていく近辺では、2棟のマンションが建てられていますが、その先の商店では営業を継続中です。

 梅屋敷駅近くの側道整備地(:立退きでマンションに建替え、:営業継続中の商店)

・大森西地区の側道等道路の幅員構造
大森町駅と梅屋敷駅西側の幅員が13m部分の側道と大田区画街路第3号線道路の構造は、断面図に示す通りであり、左右の車道幅3mづつがとられ、車の乗降場側には1.5m幅のスペースと、反対側には0.5mの路肩と歩道の幅が2.5mづつで全幅が13mとなっています。

 駅前部側道と区画街路第3号線道路幅員構成図

幅員6mの鉄京本付1・2号道の構造は、車道の幅員が4mで、京急高架橋側の路肩が0.75m、宅地側の路肩が1.25mの全幅6mであり、車両通行帯と路側帯の境界はペイントで識別されます。

 鉄京本付1・2号6m側道の幅員構成図

◇お知らせ◇
その2掲載の大森町駅周辺側道地図に説明を記載してアップデートを行いましたので、ご参照ください。

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大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 関連側道整備編交通計画大森西地区説明会(第1回その2)

2010年02月17日 | 大森町界隈あれこれ 京急関連
kan-haru blog 2010

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大森町駅周辺地域の関連側道
大森町駅を中心とした大森西地区の高架化関連側道は、京急高架橋西側に沿った内川南岸から始まり大森町駅の横を経て、大森町第3踏切までの鉄京本付1号側道を云います。今後に残す記録保存と地域の利便性追及の観点からの検証のため側道整備開始前の周辺を歩いてみました。

 大森町駅周辺側道地図

・大森町駅周辺の鉄京本付1号側道
大森町高架駅付近の現在の状況は鉄京本付1号側道整備のため、駅西口に接していたナンカ堂が閉店して店舗が取壊され整地作業が行われています。

 大森町駅周辺の側道計画説明図

ナンカ堂跡の北側には、旧ゑびす市場や食料品店などが立並んでいたほのぼの通り商店街の立退き跡で、現在は京急立体工事のゑびすヤードと自転車駐車場となっています。また、ほのぼの通り商店街の西側では関連側道整備に関連して、2か所の在来建屋を取壊して、建替えの新築工事が行なわれています。

 大森町駅西の幅員13mの側道整備される場所(:ほのぼの通りと取壊されたナンカ堂跡、:ゑびすヤード、:ゑびすヤード脇の駐輪場とほのぼの通り)

このほのぼの通りと高架駅間に、車の乗降場を設置した幅員13mの関連側道の整備が予定され、大森町駅の北方と南方に伸びる幅員6mの側道と結ばれます。

 大森町駅周辺の鉄京本付1号側道整備場所の概観(:ほのぼの通り商店街、:ほのぼの通り北端、:大森町第1踏切南側側道開始点)

・大森町駅周辺の大田区画街路第3号線道路
大田区画街路第3号線道路は大森町駅への交通の結節点として、大森町第1踏切東側から第1京浜国道(国道15号)間に、車の乗降場を設置した幅員13mの拡幅道路の整備が予定されています。この区間の商店街通りでは以前には14店舗が営業する駅前商店街でしたが、現在7店舗に減り新築マンションの建設が進められています。

 画街路第3号線道路として整備される大森町商店街通り(:大森町第1踏切西側から見た大田区画街路第3号線道路、:区画街路第3号線道路から第1京浜国道を見る、:第1京浜国道から見た区画街路第3号線道路)

・大森町駅北方の側道
大森町駅北方の鉄京本付1号側道は内川南岸が始点で、現在は京急工事のヤードとなって平和島第5踏切までヤードが続いています。

 内川の上り線仮高架橋と本線内川橋梁(:南岸道路西側から見た仮高架橋と本線内川橋梁、:南岸道路東側から見た本線内川橋梁、:本線内川橋梁下の南岸道路)

側道始点の内川南岸道路は、西側方向は東邦医大通りに達しており、東側方向は京急本線の内川橋梁に阻まれて車の通行が出来ない状態で、歩行者やバイク・自転車のみが第1京浜国道に通じています。したがって、現状は側道を車で北上してくると、左折して東邦医大通り方向に進むのみとなります。京急の高架化工事の上下線が完成した時点には、第1京浜国道と結ばれますので、側道からは第1京浜国道へと向かわせる交通規制をとることが必要の様です。

 鉄京本付1号側道始点の内川南岸風景(:南岸道路の西側から内川橋梁下を見る、:南岸道路の東側から内川橋梁下を見る、:内川南岸の鉄京本付1号側道始点となる京急ヤード)

平和島第5踏切道は、相互通行の大森町での東西交通道路として交通量の多い道路です。側道の交差点は、西側にある道路とともに直進道路が2本並びますので問題を感じます。
平和島第5踏切道の南側の先にある行き止まりの道は以前に踏切道を閉鎖した道路であり、東西間の連結のためには道路の復活が必要ですが、この場所では車両の通行禁止道路とすることも一考です。

 側道と交差する平和島第5踏切道路(:平和島第5踏切から北方の側道整備地を見る、:鉄京本付1号側道と交差する平和島第5踏切道路、:平和島第5踏切から南方の側道整備地を見る)

・大森町駅南方の側道
大森町商店街通りの南側の湾曲した行き止まり道路も以前は踏切道ですが、京急高架橋の築造を見ると、高架橋脚が中間にあり湾曲道の東西間結節は不可の様に思えます。東西の結合の観点からは歩道のみの直線結節道路が必要と感じます。

 大森町南の踏切道路であった側道交差の閉鎖道路(写真拡大)

さらに南方の2本の旧来の踏切道を見ると、高架橋の築造から結節道路の整備は可能の様です。

 大森町駅から南の踏切閉鎖道(:大森町駅から2つめの踏切閉鎖道、:大森町駅から3つめの踏切閉鎖道)

大森町第3踏切道は、平和島第5踏切道に次いで交通量の多い道路です。ここは、前者と異なり鉄京本付1号側道と同2号側道との交点であり、踏切道が西方から東方への片側通行規制で、しかも、側道へは車両が出ていく方向の交通規制であり、交通の流れの上での問題は少ないと思われます。

 鉄京本付1号側道終端の大森町第3踏切道(:大森町第3踏切道から北方の側道整備地を見る、:西側から大森第3踏切道を見る、:第1京浜国道側から大森町第3踏切道を見る)

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大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 関連側道整備編交通計画大森西地区説明会(第1回その1)

2010年02月15日 | 大森町界隈あれこれ 京急関連
kan-haru blog 2010 高架化側道の最北端部となる内川南岸のヤード

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京急連続立体交差事業に伴う関連側道整備
京急連続立体交差事業に伴う関連側道とは、鉄道の高架化に関連して都市環境(日照障害、騒音・振動、圧迫感等)の保全に資する目的で設置される道路です。道路の幅員は原則6mとし、高架橋の北側に設けられます。

・京急高架化関連の側道等の整備
京急高架化関連の側道整備は、京急本線の平和島駅南方から六郷土手駅北方までの全長約4.7kmの高架化の区間と、空港線の京浜蒲田駅から糀谷駅東方の全長約1.3kmの高架橋に沿った、大森西地区、京急蒲田地区および六郷土手地区において関連側道、アクセス道路・歩行者専用道、駅前広場ならびに自転車駐車場が整備されます。既に、京急蒲田地区および六郷土手地区では交通計画の説明会が開かれました。

 京急高架化鉄道・駅および側道説明地図

・大森西地区の関連側道整備(交通計画)説明会
大森西地区の関連側道整備に関しては、2月9日19時より大森西特別出張所2階大会議室で関連側道の交通計画の説明会が開催されましたので、出席して聞いてきました。ここで、交通計画とは、新設の幅員6m道路上を走る車の方向の規制のことを言います。説明会での説明と資料から、今後の大森西地区の高架橋工事がほぼ完了した大森町駅周辺と梅屋敷駅周辺の街並みの、今後の展望を見ていくと共に現在の姿を記録しておきたいと思います。また、将来開始される側道整備の工事記録を、京急高架化工事と同様に収録を考えています。

 京急高架化関連側道交通計画の説明会(・右写真拡大)

・大森西地区関連側道整備概要
大森西地区関連側道整備の地域は、京浜急行本線北方(西側沿線)の内川南岸から大森町駅周辺を経て、大森町第1踏切南側から大森町第3踏切までの全長約904m(事業者:東京都約760m、大田区約144m)の都市高速鉄道京浜急行電鉄本線付属街路第1号線(略称:鉄京本付1)の側道と、同第3踏切南側から梅屋敷駅周辺を経て、梅屋敷第4踏切に至る全長815m(事業者:東京都約622m、大田区約193m) の鉄京本付2の側道のうち、同第1踏切までを第1回の大森町西地区対象の区間として記述します。

 大森町・梅屋敷駅付近側道地図

その他大森西地区関連側道等の整備には、大森町商店街通りの大森町第1踏切東側から第1京浜国道までの約63m(事業者:大田区)の大田区画街路第3号線(略称:大区街3)道路と、京急高架橋下の自転車駐車場などが含まれます。

 大森町駅周辺の整備される道路(:大森町西側の幅員13mの側道となる「ほのぼの通り」、:幅員13mの大田区街路3号線となる大森町商店街通り、:大森町第1踏切南際の幅員6mの側道が整備される道路)

なお、大森西地区の大森町駅と梅屋敷駅前には駅前広場は整備されずに、鉄京本付1号と同2号の側道の一部の幅員ならびに大区街3号道路の幅員を13mに整備して車の乗降場が設けられます。

 梅屋敷駅周辺の整備される道路(:幅員13mの側道となる梅屋敷高架駅の西側、:交差道路となる大森町第4踏切、:交差道路となる梅屋敷第1踏切)

・大森西地区関連側道の規制(案)
関連側道の規制には車の方向を規制する5つつのルールがあり、①現況規制を維持し、②周辺街区の回遊性確保、③通過交通排除、④現踏切道路の交差道路で向きを変え、⑤居住者の利便性の向上を図るというものです。
それにより、大森町駅前と梅屋敷駅前と周辺および大森町商店街通りでは、幅員13mの道路で車を双方向性として乗降場が設けられます。また、梅屋敷商店街通りと梅屋敷第1踏切の交差道路も、幅員が現在より拡幅され双方向通路となります。なお、第1京浜国道も拡幅され梅屋敷高架駅とは接する様になります。
側道の交通規制案によると、鉄京本付1号側道の大森町高架駅北側から内川南岸までの側道と、同駅南から大森町第3踏切までの側道の車の向きは南から北方向へと規制され、鉄京本付2号側道の同第3踏切から梅屋敷駅の同第4踏切までの車の向きは北から南方向へと規制されます。

 大森西地区側道交通規制説明図

【京浜急行線連続立体交差事業に伴う関連側道についての問合せ先】
大田区連続立体事業本部連続立体事業課
東京都大田区蒲田5丁目27番10号 蒲田TKビル4階 電話03-5744-1353

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大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 関連側道 Sub INDEX

2010年02月15日 | 大森町界隈あれこれ 京急関連
kan-haru blog 2010 4月26日6版

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 大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 関連側道 Sub INDEX



210 大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 関連側道整備編交通計画大森西地区説明会(第1回その1) 2月15日
211 大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 関連側道整備編交通計画大森西地区説明会(第1回その2) 2月17日
212 大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 関連側道整備編交通計画大森西地区説明会(第1回その3) 2月20日
219 大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 関連側道整備編交通計画糀谷・蒲田東地区(第2回その1) 3月31日
223 大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 関連側道整備編交通計画糀谷・蒲田東地区(第2回その2) 4月23日
224 大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 関連側道整備編交通計画糀谷・蒲田東地区(第2回その3) 4月26日

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大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 全工区統合編(第14回その2)

2010年02月13日 | 大森町界隈あれこれ 京急関連
kan-haru blog 2010 内川南方の仮高架橋用と在来線電線吊架併用の3線路幅建立の電柱

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電力線・電気設備工事
前回記述までの電力線架設工事は、第1工区の平和島第5踏切南付近から第5工区の蒲田消防署付近までのトロリー線の架設が終了しています。
・第1工区電気工事
第1工区の電力線の架設は、平和島第5踏切南の電柱から第2工区に至るまでの吊架線が2009年12月には架設され、本年の1月9日にはトロリー線が吊架されました。
1月21日に見ると、平和島第5踏切北付近の高架橋上に電車線架設用の工事車が見られ、同踏切北側高架橋には2本の電力架線電柱が建立され、その先内川付近での上り仮線高架橋にも電柱の補充建立が行われていました。

 電力線電柱が建つ(:踏切北側高架橋に電力線電柱が建つ、:上り仮線高架橋に電力線電柱が建つ0121)

同31日には、上り仮線高架橋内川鉄橋上に電車線架設用の工事車が勢ぞろいしていました。

 上り仮高架橋内川鉄橋上に勢揃いの電力工事車(写真拡大0131)

2月3日に見ると、平和島第5踏切北側の高架橋から分岐する上り仮線高架橋部西側に1月21日に建立の電力線電柱と、複線の在来線側に建立の電柱間に3線路幅の上り仮線高架橋用の高さの横張桁 (写真左・中) が付けられました。また、この在来線側に建立の電柱には、在来上下線電線を架線した片吊横張桁(写真右)が付き、仮線用と在来線電線の吊り線を併用する変形の電柱です。
このような変形の電柱を設ける理由はこの場所の高架化を行うために、まず上り線を仮高架橋にて仮運行させ在来上り線線路を撤去して、撤去後に本来の上り線高架橋を築造します。次いで、本来上り線高架橋上に下り線を運行して、上下線の仮運行を行います。その後、撤去後の下り線に本来の下り線高架橋を築造します。上下線の最終高架橋の完成後、本運行に移行した後、上り仮高架線を撤去します。この運行しながらの、本線の最終高架化完了の過程で、変形電柱が必要となります。

 仮高架橋と在来線共用の変形電力線電柱の建立(:電力電柱(仮高架橋側)の横張桁取り付け、:3線路幅の横張桁が付く電柱、:この場所の電力線電柱は階層桁付きの変形電柱で運用0203)

また、同踏切北側高架橋上に1月21日に建立の2本の電柱には横張桁で繋がり、2月9日には同踏切北側高架橋上東側の北端に、電力線電柱が1本建立されました。

 踏切北側高架橋と仮線高架橋に電柱建立が進む(:踏切北側高架橋上の電柱は横張桁で繋がる0203、:踏切北側高架橋上東側に電柱が建立される0209)

2月3日に同踏切南方の高架橋上に信号灯用の電柱が建てられ、同12日には信号灯が付けられました。

 信号機が付く([0203]・[0212]写真拡大)

・大森町高架駅舎棟工事
2月12日に見ると、大森町高架駅舎棟下り側の高架橋駅の下側の工事足場の撤去作業が行われていました。

 大森町高架駅橋下の足場が撤去される(写真拡大0212)

・内川付近の在来傾斜高架橋の高架化工事
2月13日に見ると、内川北岸の完成した上り仮線高架橋脇の平和島第2架道橋(図参照)南方の在来線傾斜高架橋下で、在来線の高架化の準備工事が開始されていました。

 内川橋梁北岸の上り高架仮線敷設部説明図(説明拡大図)再掲

この在来線傾斜高架橋の高架化は、この付近では現在使用中の高架橋橋桁をそのまま引き上げて高くする方法が採られるものと思われます。しかし、内川橋梁の下側を見ると、橋桁は上下線の中央部と左右との3本構成の橋桁構造のため、上下線を分けて引き上げるには、中央部橋桁を残す必要があり、上り線引き上げの際には東側には橋桁の挿入がいるものと思われます。

 在来線傾斜高架橋の高架化工事現場(:仮高架橋右側の傾斜高架橋の高架化工事現場、:平和島第2架道橋付近の工事現場、:在来線内川橋梁を下部から覗く0213)

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大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 全工区統合編(第14回その1)

2010年02月10日 | 大森町界隈あれこれ 京急関連
kan-haru blog 2010 ナンカ堂取壊し

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今回は、全工区統合編(第13回)以後の各工区の高架化工事を追い、高架駅舎棟(その1)と電気設備工事(その2)の進展を主体として掲載しました。

第1工区大森町高架駅舎棟工事
上り線の大森町高架駅舎棟は、西口改札口に隣接して洋品店のナンカ堂が営業していたので、ナンカ堂の2階建ての建屋に接していた大森町駅西臨時改札口から駅舎南端部個所までのの壁面築造工事が残っています。昨年の大晦日に閉店してナンカ堂が、1月に入り店舗の取壊しが始まり、2月9日には取壊しの廃材が撤去され駅舎棟の壁面の築造ができる様になりました。

 大森町高架駅に接していたナンカ堂の取壊し([0126]・[0203]・[0210]写真拡大)

ゑびすヤードでは、上り高架駅のエレベータ据え付け工事が全工区統合編(第11回)に示す様に着手され、1月29日にはエレベータの外筐の姿が見えていました。また、2月に入りエレベータの北側では階段取付の基礎工事が行われていました。

 エレーベータおよび昇降階段設置工事(:エレーベータ工事の外筐0129、:階段取付の基礎工事0129/0203)

第1工区の大森町第1踏切南方の高架橋では工事車が移動して、下り線線路の敷設工事のため線路用のラダー軌道の敷設コンクリート枕木片作成の工事を行っていました。

 ラダーコンクリート枕木片を作成の工事作業(写真拡大0205)

第2工区梅屋敷高架駅舎棟工事
梅屋敷高架駅舎棟の壁面は1月9日には、下り側の南・北端を除いて養生シートと足場が外れ、上り側の南方部の駅舎棟壁面も姿を現しました。2月3日には上り側の北方部の駅斜面の養生シートと足場が外され、下りホームの昇降階段とエスカレータの間の踊り場に工事囲いが付けられました。

 梅屋敷駅舎棟工事(:梅屋敷商店街通り上の駅舎棟壁面が姿を見せる、:階段踊り場に工事囲いが付く0203)

第6工区雑色高架駅舎棟工事
前回記述時点では、下り線側の駅舎棟壁面は南端部を除いて全体が姿を見せていましたが、2月9日に見ると上り線駅舎棟の南方の壁面の養生シートと足場も外されていました。

 上り駅舎棟南方壁面の養生シート・足場が取れる(写真拡大0209)

第8工区糀谷高架駅舎棟工事
1月29日には下り線駅舎棟壁面の全てと、完成後の上り線駅舎棟壁面の南方部の壁面が姿を見せていました。2月3日には上り線西端部の一部の駅舎棟壁面の養生シートと足場が外されました。また、同5日には糀谷駅南口近くまで養生シートの取外しが行われていました。なお、同駅の上り駅舎棟壁面は、南改札口付近から東部の一部の壁面の下半部が工事の関係で取付られていません。

 上り高架駅舎棟の壁面(:完成後の上り高架駅舎棟壁面が姿を見せる0203、:駅舎棟壁面の露出が広がる0205、:駅舎棟壁面の一部は下半分が付けられていない0203)

糀谷高架駅舎棟を東端から見ると、仮上り線ホームが在来下り線の線路上に架設されている構造が、高架ホームの屋根の葺き方から分ります。

 仮上り高架駅ホーム構造を見る(写真拡大0205)

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大森町界隈あれこれ 内川風景 変化する冬の内川を歩く(その3)

2010年02月08日 | 大森町界隈あれこれ 風景
kan-haru blog 2010

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内川を歩く(下流)
一之橋の内川の下流には第1京浜国道の大森橋が架設されています。今回は、大森橋からの下流の内川を歩きます。一之橋から下流の内川の流れは、東京府武蔵国荏原郡大森村地図(陸軍省参謀本部測量明治14年第5月期測量)によると、以前からの源流(「大森町界隈あれこれ 内川風景 大森町を流れる昭和の面影 第2回」参照)に沿っています。

 内川下流の地図

第1京浜国道(国道15号線)は1927年(昭和2年)に八ッ山橋から六郷橋間が竣工し、旧東海道に沿って開通されましたが、北品川から鈴ヶ森間と、大森本町1丁目交番から大森警察署前の産業道路の三叉路間は旧東海道から西に離れています。

 内川橋から大森橋間の内川(:護岸工事前の内川橋から大森橋を望む060902、:護岸工事前の大森橋-内川橋間の内川071014、:大森橋-内川橋間の護岸工事080305)

この大森橋を越えて内川を下流に進むには同国道の中央部に高架路があるため横断できず、国道北方の大森橋信号交差点か、南方の大森警察署前交差点で国道を横断して、大森橋まで戻らないと渡れません。この大森橋と内川橋間の内川の護岸工事が2007年に行われ、2008年の秋には完了しました。

 護岸工事が完了した大森橋-内川橋間の内川(:護岸工事が完了した大森橋-内川橋間の内川081025、:現在の大森橋-内川橋間の内川、:第1京浜国道上から見た現在の内川0203)

内川橋界隈
大森橋から数10m下流には旧東海道(三原通り)(「大森町界隈あれこれ 大森町風景 旧東海道(三原通り) その1」参照)があり、江戸時代には旅人が繁く通った街道で内川橋の袂には駿河屋という旅籠があり、川端にはするがや通りと呼ばれる羽田道の始点があります。

 内川橋風景(:内川橋から下流を見る0203、:護岸工事前の内川下流060902、:三原通りとするがや通り0203)

内川橋の下流には新橋が架設されており、この区間の護岸工事が北岸側から着手され、2007年秋には歩道の整備を残して護岸が完成しました。また、同年には南岸の護岸工事が開始され、2008年秋には完成しました。

 内川橋-新橋間の護岸工事(:北岸の護岸工事が完了し南岸の工事が始まる071014、:新橋までの南岸の護岸工事も完了081025、:新橋付近の内川0203)

2月3日に見ると、内川橋と新橋間は護岸工事により川幅が大分狭くなりましたが、両橋間の中央部から上流にかけて数多くの鴨が遊泳していました。新橋の下流近くでは大規模な護岸工事をしているため、鴨の遊泳は上流の方におり、内川橋の近くでも数は少ないですが回遊が見られました。

 新橋上流には多数の鴨が遊泳(:新橋から見た内川上流、:新橋-内川橋間には多数の鴨の遊泳が見られる0203)

内川下流護岸工事
内川の護岸工事も残るところ下流のみとなり、新橋の東側近くから内川水門付近まで大規模な工事の準備が行われており、完了予定は平成22年3月となっていますが遅れそうです。工事は、現場説明図を見ると下流左岸と右岸のその2工事(青)と、新橋際のその3工事(赤)が施工中ですが、既設護岸(黄)の部分は工事をしないのかは分かりません。

 内川下流護岸工事見取り図

護岸工事の方法は、双方とも同様工事方法の様ですが、その3工事の左岸側については不明です。

 内川下流工事(:その2工事、:その3工事)

2月3日に見た新橋東際のその3工事現場では、鋼矢板を打ち込んで工事の準備を行なっていました。

 その3工事現場(写真拡大)

内川左岸から見たその2工事現場では、クレーンが動き、コンクリートミキサー車や工事車が動き回り工事が進行していました。

 その2工事現場合成(左上中上右上左下中下右下写真拡大)

2008年には内川護岸工事その2およびその3工事現場には、数多くの鴨が回遊し、カモメが飛んでいましたが、工事で居場所がなくなりました。
また、大森海苔ふるさと館まえの河口運河にも、非常にたくさんのカゴメや鴨が見られましたが、浜辺橋下にわずかな鴨が泳いでいるのみでした。カモメは1羽も見かけません。

 浜辺橋付近の数少なく淋しい鴨(写真拡大)

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大森町界隈あれこれ 内川風景 変化する冬の内川を歩く(その2)

2010年02月06日 | 大森町界隈あれこれ 風景
kan-haru blog 2010 カモメと鴨が仲良く内川を泳ぐ

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内川を歩く(上流2)
諏訪橋界隈
その2では、前回に続いて諏訪橋周辺を歩いてみました。内川北岸を四之橋から少し東に進むと、川添の左手に諏訪神社の末社の金山神社(「大森町界隈あれこれ 大森町の社寺 諏訪神社その2」参照)が見えます。その金山神社の少し先に、北に向かう細い小路があり、その路地の先は諏訪神社正門の横塀とつながっており、神社の手前には戦前に通園した日新幼稚園(「大森町界隈あれこれ 内川風景 大森町を流れる昭和の面影 その1」参照)がありました。

 内川中流地図2

・大森諏訪公園
川岸を進むと、諏訪神社参道に通ずる十字路に架かる橋が諏訪橋です。諏訪橋南岸の角の建物は区立大田福祉作業所で、南に隣接して区立大森諏訪公園があります。
もともと、諏訪公園は内川の南岸にありましたが、2007年2月に双方の場所を交換して古くなった区立大田福祉作業所を建替え直し、同10月にお披露目のふれあい祭りが開催(「大森町界隈あれこれ ニュース 大森町周辺の秋のイベント(2007.10.14)」参照)されました。新たな諏訪公園の築造は同10月に大田福祉作業所で説明会(「大森町界隈あれこれ ニュース 大森町周辺の秋のイベント(2007.10.22)」参照)を開き、2008年春に完成した新しい公園です。2009年11月にはこの公園で、大森三丁目連合町会が町会創立60周年に当たり、大田区長の出席のもとで、大森諏訪公園に区の木である白、ピンク、赤色の梅の木3本の記念植樹式典(「大森町界隈あれこれ ニュース 大森町周辺の秋のイベント(2009.11.29)」参照)が行われました。

2月3日に公園に立ち寄り植樹された梅の木を見ると、3本の梅のうち真ん中の木にピンクの花を咲かせていました。

 大森三丁目連合町会創立60周年記念植樹の梅の花(左・写真拡大)

・大森西交通公園
大森諏訪公園の斜向かいには兄弟公園の大森西交通公園があり、2009年7月には大森三丁目連合町会盆踊り大会が行われ、太鼓方が音頭を取る中央のやぐらの周囲で付近の住民が浴衣やカジュアルな平服を着て踊ります。交通公園では、樹齢24年の染井吉野が25本ほど植えられており、花見時には近隣の住民などで花見会を開き、この界隈では開桜小学校の花祭りとともに花見のポイント(「風景・風物誌 花見のはしご 今年は大森町界隈の花見と大田区の桜 その1」参照)です。

・開桜小学校前護岸遊歩道
諏訪橋から二之橋間の開桜小学校前の内川北岸の護岸遊歩道は、2年の工事期間をかけて2009年3月に完成し、大田区長出席のもとで桜の植樹が行われ、内川を案内する案内板や標柱が建てられ、大森町の新名所(「風景・風物誌 花見のはしご 今年は大森町界隈の花見と大田区の桜 その1」参照)が生まれました。同4月6日には、植樹した桜の木には花を付けていました。

昨年は開桜小学校前遊歩道護岸工事が2年間続いたので、内川への鴨の寄り付きが5羽程度と寂しいものでしたが、工事が完了した今冬の1月18日には開桜小学校前の護岸遊歩道の内川に、沢山の野鳥の鴨が姿を見せてくれました。

 回遊するカモメと鴨(写真拡大0118)

同31日にも、今年の集まった野鳥の中には、今までは姿を見せなかったカモメも鴨の集団に混じっており、自然回帰は喜こばしいものです。

 内川でカモメも交じって回遊する鴨(写真拡大0131)

しかし、大森第八中学校前の遊歩道護岸工事と内川下流の護岸工事が進んだ2月3日に見ると、開桜小学校前の内川にはカモメの姿が無く、鴨の数も心なしか減った様に感じました。工事が完了しないと、自然環境には厳しい様です。

 内川で回遊する鴨(写真拡大0203)

二之橋・一之橋界隈
開桜小学校の東側の二之橋から下流域には、京浜急行の上下線鉄橋の外に高架化工事の仮上り線の高架橋が架設されています。現在は、この仮高架橋上で線路敷設工事と電力線設備の電柱建立と電力架線の架設工事が行われています。
高架化工事の始まる前の在来線鉄橋に比し高架橋は高さが高いので、野鳥が飛び越えて内川上流に向かうのには困難さが増しました。野鳥が集団で橋の下を潜って進むのは、敬遠しているようです。

 内川上の京急仮高架橋と在来線内川橋梁(:二之橋から見た京急仮高架橋と在来線内川橋梁、:京急内川橋梁下の南岸道路、:京急内川橋梁下の北岸道路0131)

・一之橋下流の野鳥
京浜急行電鉄鉄橋に平行して架設されている一之橋下の内川には、海水の満潮時に下流から流れてくるゴミの上流への遡行を防止する柵が張られています。内川河口からやっとの思いで柵まで辿り着いた野鳥は、ここで上流への進路の抵抗となっています。
1月31日に見ると、ここまでたどり着いた10数羽の鴨が立ち往生していました。暫く見ていると、この集団はまだ人間に馴れていないので、人の気配で一斉に飛び立ち第1京浜国道を越えて河口へと去っていきました。なお、同2月5日にも来てみると、同一集団と思われる鴨が遊泳しているので、そっと立ち去りました。鴨も平穏の地に辿るまで懸命です。

 上流に行けずにいる鴨一族(:第1京浜国道から一之橋を見る、:ゴミ遡行防止柵を越えられずにいる鴨一族0131)

京急高架化工事関連側道整備
京急高架化工事関連側道が、内川の南岸の京浜急行高架化工事の線路際を始点として、大森町駅から梅屋敷商店街通りの大森町第4踏切までの区間を、幅員6mの道路を新たに整備する計画が進んでいます。その説明会(「大森町界隈あれこれ ニュース 変貌する大森町駅周辺の商店街(2010.1.26号)」参照)が、2月9日に大田区大森西特別出張所で開かれます。この道路も、今後の大森町界隈の内川に関連を持ってきます。

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大森町界隈あれこれ 内川風景 変化する冬の内川を歩く(その1)

2010年02月04日 | 大森町界隈あれこれ 風景
kan-haru blog 2010

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内川を歩く(上流1)
内川は大森町の中心をJR東海道線の東から開桜小学校前を流れ、旧東海道の内川橋を通って「ふるさと浜辺公園」の河口までの約1.5kmを東京湾に流れる二級水系の短い人工の川(「大森町界隈あれこれ 内川風景 大森町を流れる昭和の面影 その1」参照)です。
1939年(昭和14年)に父の転勤により大森町に居住して、幼稚園に通園した時に、内川沿いの道を毎日通ったのが始めて見た内川で、内川右岸の川岸から50mのところに氏神様の諏訪神社があり、高校時代は内川沿いの校舎に通い、また大戦後の疎開から帰京の仮住まいは河口岸に接した住宅で過ごし、内川は生活環境からは切れない存在の川なのです。

 大森町の中央を流れる内川

内川は江戸時代から明治時代には、第1京浜国道から下流は現在までその流れを引きついていますが、上流は現在の京浜急行電鉄の鉄橋付近から南方にカーブして、大森町駅付近で西に折れて本流は大田区北馬込付近の水源に達して(「大森町界隈あれこれ 内川風景 大森町を流れる昭和の面影 その2」参照)いました。

最近では、川の水がきれいになったので人口河川の内川でも自然回帰が見られ、上流では大森第八中学校付近から京浜急行内川鉄橋付近で、親子連れの鴨が遊泳している光景を見ると付近住民の気持ちが癒されます。
しかし、上流の大森第八中学校の遊歩道護岸工事(「大森町界隈あれこれ ニュース 大森町周辺の師走の出来事(2009.12.26号)」参照)と新橋から下流で大掛かりな護岸工事が行われていますので、野鳥にとっては居住し難いなかでところどころで何とか住み着いています。

 内川上流地図

ただ、2年前には内川河口の「ふるさとの浜辺公園」の対岸の「大森海苔のふるさと館」(「大森町界隈あれこれ 海苔の歴史を学び体験する 大森海苔のふるさと館オープン その1、2」参照)前のふるさとの広場にかけて多数のカモメが見られましたが、今年は1羽も見られないのは下流の護岸工事が本格的に開始されたためと思われます。
昨年は、内川中流の開桜小学校前で遊歩道護岸工事を2年連続で行っていましたので、鴨も殆ど見られませんでしたが、昨春の遊歩道完成(「風景・風物誌 花見のはしご 今年は大森町界隈の花見と大田区の桜 その1」参照)後の今冬の始めには開桜小学校前には多数の鴨が寄り付いており、その中に混じってカモメも見られました。
年が明けて下流の護岸工事が本格化すると、カモメは見られなくなり、鴨の数も減少した様です。そこで、2月3日に内川の河口から大森第八中学校付近まで歩いて、内川風景を見てきました。

大森第八中学校付近の鴨の遊泳
1月31日には大森第八中学校の第1期護岸工事現場のやや下流付近から四之橋付近の間を大型の鴨が1羽で回遊しており、2月3日には種類の異なるかもが4羽ほどが遊泳していました。

 大森第8中学校前の工事中の内川で鴨の遊泳(:[0131]、:[0203])

大森第八中学校の遊歩道護岸工事
大森第八中学校の遊歩道護岸工事は昨年11月から開始(「大森町界隈あれこれ ニュース 大森町周辺の師走の出来事(2009.12.26号)」参照)され今年の第1期は、東邦医大病院側の富士見橋から60mの遊歩道護岸が3月末に完成予定です。
護岸工事を1月18日に見ると、護岸外部を鋼矢板で仕切り、護岸部の水の汲みあげを行っていました。

 第1期内川護岸工事1(写真拡大0118)

同31日に見ると、鋼矢板内部の護岸壁の基礎土台が築かれ、遊歩道護岸部の補強仕切り板が築造されていました。

 第1期内川護岸工事2(写真拡大0131)

2月3日に見ると、遊歩道護岸部の底部の基礎工事が行われていました。

 第1期内川護岸工事3(写真拡大0203)

四之橋界隈
・大森学園高校の風力発電機
大森第八中学校から内川を下流に進むと五之橋が架かっており、その先の四之橋の間に大森学園高校の校舎があり、内川沿いの校舎の屋上に風力発電機の風車が2基回転しています。風力発電機とともに大森学園高校の紹介が、1月14日のテレビ東京「空から日本を見てみよう」で放映(19:58~22:00)されました。高校の紹介のなかで、昨年70周年の設立当時には画期的な徒弟学校からスタートした模様が紹介されました。徒弟学校については、このブログでも掲載中(「大森町界隈あれこれ 大森学園創立70周年 徒弟学校から戦後焼跡工場仮校舎の歴史を追う(第2回その1、2)」参照)です。

 大森学園高校(:大森学園高校遠望、:大森学園高校の風力発電機

・諏訪神社節分祭
四之橋を北に進むと道路右側が諏訪神社への裏門です。諏訪神社の正門の参道は、東方の諏訪橋を開桜小学校に沿って北に進んで、四つ角を左に曲がる道が表参道です。2月3日は、諏訪神社の節分祭(「大森町界隈あれこれ 二月の風景・風物誌 諏訪神社の節分・初午と金山神社の針供養2009」参照)が午後3時から行われましたので、参詣してきました。

 諏訪神社節分祭(写真拡大)

・老人クラブ新年会・誕生会
1月21日に諏訪神社境内の諏訪会館で、大寿会第一クラブの新年会・誕生会が開催されました。諏訪会館は、大森西町会や老人クラブなどの集会に使用されます。

 大寿会第一クラブの新年会・誕生会(写真拡大)

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番外編カテゴリー別ブログ記事の検索と見方 2月INDEX

2010年02月01日 | INDEX
kan-haru blog 2010 2月15日18版

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K&A kan-haruの日記の月間INDEXは、毎月1日付けで掲載しており前月の登録記事の即時検索のほか、カテゴリー別の登録記事の全て(2006年3月から最新登録まで)の検索ができます。
また、京浜急行の高架化の駅別工区をキーとした、大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 サブ・カテゴリー別目次を新設しました。

[K&A kan-haru 日記の見方について]
ブログ左覧のガイド板「カテゴリー」には、kan-haru日記のカテゴリー名とカテゴリー毎の記事登録数が掲載されております。
カテゴリー名の「ようこそ kan-haru日記へ」欄内には、次に示す日記の総合目次と日記を見るためのガイダンスが掲載してあります。
総合目次は、この月間INDEXと統合しており、同一のカテゴリー別目次を併用しております。
「ようこそ K&A kan-haru 日記の見方について」は、この日記を見るためのガイダンスを記載してあります。日記の見方について (その1)の解説には、カテゴリー別の概要説明と共に、カテゴリー項目からは当該カテゴリーの第1回登録記事から最終・最新の登録までの全ての記事の索引が行えるようにカテゴリー別INDEXと結合してあります。
kan-haru日記 カテゴリー別総合目次(全日記INDEX)
ようこそ K&A kan-haru 日記の見方について (その1)  2007年1月30日 更新
ようこそ K&A kan-haru 日記の見方について (その2)  2007年1月22日更新
・ようこそ K&A kan-haru 日記の見方について (その3) (未完)

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[ブログ記事内の参照地図・写真などを拡大して見るには]
次の2006年3月月間INDEXに方法が記載してありますので、参照して下さい。
番外編 ブログ記事の参照地図を拡大して見る方法 [付 kan-haruの日記3月月間INDEX] 2006年4月1日

  大森町界隈あれこれ カテゴリー別目次
■印覧の10年1月掲載項目以外の目次は、下記の項番に付記された下線付きのカテゴリー項目を選択すると、当該カテゴリーの掲載当初から現在日時点までの目次が見られます。

 1 大森町界隈あれこれ 大森町に住んで65年!
 2 大森町界隈あれこれ 空襲編若山武義氏手記 総目次
  2-1 大森町界隈あれこれ 鎮魂! 大森町大空襲 (第1編)
      付 東京大空襲 ~あれから61年~
  2-2 大森町界隈あれこれ 手記第2編 戦災日誌中野編
  2-3 大森町界隈あれこれ 手記第3編 戦前戦後目黒にて
 3 大森町界隈あれこれ 戦後編若山武義氏手記 総目次
  3-1 大森町界隈あれこれ 戦後史編手記 第1~4編総目次
 4 大森町界隈あれこれ 大森町の社寺
 5 大森町界隈あれこれ 大森町商店街
 ■ 大森町界隈あれこれ ニュース 変貌する大森町駅周辺の商店街(2010.1.26号) 1月26日
 6 大森町界隈あれこれ 大森海苔
 7 大森町界隈あれこれ 京浜急行関連
  ◇ 2006・2007年版2008年前期版2008年中期版2008年後期版2009年前期版2009年中期版2009年中Ⅱ期版2009年後期版
 ■ 大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 全工区統合編(第10回その3) 1月3日
 ■ 大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 全工区統合編(第11回) 1月17日
 ■ 大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 全工区統合編(第12回その1) 1月21日
 ■ 大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 全工区統合編(第12回その2) 1月23日
 ■ 大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 全工区統合編(第13回その1) 1月28日
 ■ 大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 全工区統合編(第13回その2) 1月30日
 8 大森町界隈あれこれ 大森町風景
 ■ 大森町界隈あれこれ 2010年 大森町の正月・年始風景 その1(第86回箱根駅伝) 1月19日
 9 大森町界隈あれこれ イベント  
10 大森町界隈あれこれ 大森町学びや
 
  大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 サブ・カテゴリー別目次

11 大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 Sub INDEX
  ◇ 関連側道全工区統合 2009・2010年版大森町付近工区2006・2007年版大森町付近工区2008年版大森町付近工区2009年版梅屋敷付近工区京急蒲田付近工区2006~2008年版京急蒲田付近工区2009年版雑色付近工区糀谷付近工区

  一般 カテゴリー別目次

21 風景・風物詩 総目次
  ◇ 2006・2007年版2007・2008年版2008~2010年版
 ■ 風景・風物詩 初詣風景 神田明神と川崎大師の神社仏閣への初詣(その1) 1月12日
 ■ 風景・風物詩 初詣風景 神田明神と川崎大師の神社仏閣への初詣(その2) 1月15日
22 小さな旅 総目次
23 旅ものがたり 総目次
 ■ 旅ものがたり 南紀家族旅行 アドベンチャーワールドで童心に返りパンダやイルカと戯れる(その1) 1月5日
 ■ 旅ものがたり 南紀家族旅行 アドベンチャーワールドで童心に返りパンダやイルカと戯れる(その2) 1月8日
 ■ 旅ものがたり 南紀家族旅行 アドベンチャーワールドで童心に返りパンダやイルカと戯れる(その3) 1月10日
24 秋葉原界隈 総目次
25 イベント 総目次
  ◇ 2006・2007年版2008年版2009年版
26 ITと技術 総目次
27 Weblog 総目次

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