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kan-haruの日記

イベント 鴻巣びっくりひな祭り 31段7メートルの日本一高いピラミッドひな壇

2016年03月31日 | イベント

kan-haru blog 2016  鴻巣びっくりひなまつりのパンフレット 誤記訂正160612

鴻巣ひな人形
鴻巣ひな人形協会パンフレットによると、鴻巣では江戸の中頃に「鴻巣びな」は、「関東三大雛市」のひとつとして、特にきものの着付けでは関東一という評判で、江戸の職人たちは競って鴻巣に修行にやってきました。
明治になっても「鴻巣びな」の製作は盛んで、「県内の、越谷6軒、大沢3軒、岩槻3軒に対して、鴻巣の人形業者は30軒で、職人が300人」という記録が活況ぶりを伝えています 。
現在の人形の町鴻巣には、江戸時代から続く老舗の雛屋から、頭、胴、小道具、赤もの人形などを作る店、近代的メーカーや新進気鋭の人形専門店、箱屋などの関連業者が揃っており、江戸期からの「鴻巣びな」の歴史を今に伝えるお店です。

 鴻巣駅名票:上り線駅名表、:下り線駅名表)

「鴻巣びっくりひなまつり」は、歴史的にも古く技術的にも優れているひな人形生産地の鴻巣を、一般の方達に伝え、市民全体でひな祭りができるように、鴻巣市観光協会を主催団体とし、関係団体により実行委員会を組織して開催しています。

 鴻巣びっくりひな祭り広告(左:鴻巣駅ホームのひな祭り広告
、右:駅前広場のひな祭り広告 

「鴻巣びな」は、鴻巣の市街地活性化、町おこしを目的として、2005年より2015年まで市役所のロビーに、日本一のピラミッド型ひな壇を作成しひな飾りを行ってきました。なお、2005年のピラミッド人形数1333体であり、2006年から2008年までのひな壇数は26段、高さ5.74m、人形数は1345体であり、2009年からひな壇の規模が年々大きくなり、2012年に至りピラミッドひな壇数は31段、高さ7.0m、人形数は1807体であり、「ひな人形で飾る日本一高いピラミッドひな壇」として、日本一である認定を受けたとのことです。

 2015年までは市役所がひな飾りのメイン会場 
(左:市役所玄関前に飾られたひな人形、右:市役所内のピラミッドひな壇)鴻巣市ホームページより

鴻巣びっくりひなまつり
2016年の鴻巣びっくりひなまつり2016は、メイン会場をエルミこうのすショッピングモールに会場を移動して開催となりました。ピラミッドひな壇の段数は31段、高さは7.0mで、人形の数は
約1,830体と増加して日本一です。3月5日に、品川駅から直通の高崎線で鴻巣駅でおり、駅直結のメイン会場で日本一のひな壇を見てきました。

 鴻巣びっくりひなまつり2016案内(左:鴻巣びっくりひなまつり2016パンフレット、右:鴻巣びっくりひなまつり2016吊り案内

なお、鴻巣のひな祭りは、ひなの里特別展として、管内に約1500体、川幅飾りに約1400体のひな人形が飾られているほかに、花久の里ひなまつりで17段の六角すいひな壇に約600体の
人形が飾られ、またパンジーハウスひな祭りでは17段の三面ピラミッド型ひな壇に約400体の人形が飾られ、さらにコスモスアリーナふきあげの13段の八角すい型ひな壇には約300の人形が飾られおりましたが、残念ですが鑑賞時間が取れずに見ずに帰宅しました。

 鴻巣びっくりひなまつり2016開催の各会場 
(←クリックで拡大

飾り付ける人形は、市の広報やホームページ等で募集し、市民のみなさんのみならず全国からご家庭で眠っているお人形を、毎年1月初旬から31日の間にご提供ご提供いただき、飾り付けは、上の壇は大工さんなどの職人さんにより衣装の部分をビスで固定してあり、それ以外は実行委員会とボランティアのみなさんで一体一体手作業で飾っています。年々、お人形の数は増えています。
そのピラミッドひな壇を鴻巣駅から、2階の通路を通りエルミこうのすショッピングモール会場に入り、ホール中央には見事な日本一の17段ピラミッドが目の前に展開されていました。
 
 鴻巣びっくりひなまつり2016の17段ピラミッド 
(左:2階側面から見たピラミッド、右:2階正面から見たピラミッド)

2階から階下に降りて、目のあたりで見たピラミッドは圧巻でした。

 1階に降りて見た17段ピラミッド (左:1階正面から見たピラミッド、右:1階側面から見たピラミッド) 

桃の節句
桃の節句の起源は、平安時代までさかのぼります。昔の日本では、江戸幕府が五節句を式日として定め、一月「七草がゆ」、三月「桃の節句」、五月「端午の節句」、七月「七夕祭り」、九月「菊の節句」と五つの節句がありました。明治6年には廃止されましたが、現在では民間の行事として定着しています。
男雛と女雛の並べ方は、古来、左に男雛、右に女雛という配置が一般的でしたが、昭和天皇の即位の大礼が催された時に、西洋式に天皇が向かって左、皇后が右に立たれました。また、掲げられていた御真影も、西洋式に昭和天皇が向かって左側だったことから、東京の雛人形業界では並べ方をそれまでとは反対としました。京都の人々は伝統を重んじて、在来通りとしています。

 鴻巣びっくりひなまつり2016で飾り付けのひな人形 
(左:ひな人形、右:男雛と女雛) 

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