本年も後僅かで暮れて行きます。今年の想い出としては、7月に家内三姉妹と一緒の阿蘇を尋ねた九州家族旅行があります。阿蘇は以前から是非行ってみたいと思っており、姉妹の一人が九州の直方ですので、それを利用して廻った4泊の夏の想い出を綴った旅ものがたりです。
初日は博多でナイター見物
今年の夏は、梅雨がなかなか明けず九州南部では大雨の被害が続くなか、予て計画中の阿蘇を中心とした観光の出発日となり、前日の九州地方の天気予報によると大雨も治まる模様との報に期待して、7月26日羽田空港発のANA243便の8時30分発の福岡行きで、旅割で予約したチケットを航空券自動販売機で受け取り、チエックインして搭乗しました。客席は、幸い窓際が取れましたので妹が座り、順調に10時30分には博多に着いたところ天候は素晴らしい快晴で、梅雨明け初日を旅先で迎え幸先良い旅行日となりました。
・唐津呼子で活き造りイカの昼食
空港では姉さんの家族が迎えに来ており、レンタカーで佐賀の唐津までをドライブして、イカで有名な呼子(よぶこ)で昼食のご馳走を頂きました。
JR北九州駅長おすすめの「唐津・呼子の烏賊」によると、「唐津・呼子は玄界灘や呼子湾、波戸岬など、海の自然に恵まれ、見た目は小さな港町でも、朝市や名物の烏賊を味わおうと全国各地から観光客がひっきりなしに訪れ、年じゅう賑わっています。 中でも人気は、身が透き通るほど美しく新鮮な烏賊の活き造り。 こりっとした食感ととろけるような甘さをご堪能ください。」とあり、多いに期待が膨らみました。
車は、福岡空港から一路西へと国道202号線を唐津・呼子(佐賀県)へと向かいます(地図参照)。唐津へは、博多湾を右手にして進み、前原市を過ぎると玄界灘の唐津湾に出るので西進します。串崎付近から湾がえぐれておりそれに沿って南下すると、包石付近から佐賀県です。さらに南下して浜崎付近からは、湾底を西進し虹の松原を過ぎると唐津市街に入ります。松浦川を渡り唐津市内を北上して進み、東松浦半島の中央先端の鎮西町中野に入ると呼子港です。呼子港右岸を北上して半島先端のフェリー乗り場の手前が、博多空港からおよそ2時間ばかりのコースで、目的の活き造りイカでブームの火付け役となった河太郎呼子店に到着です。巨大な生け簀からとり出したイカを豪快にすばやくさばいてみせる。刺身は甘く、コリッとした歯ざわり、呼子でないと味わえません。
・活き造りイカ(写真拡大)・・・・・・生け簀のイカ(写真拡大)・・・・河太郎呼子店(写真拡大)
・呼子のでかい海の遊園地で海中散歩気分
腹ごしらえの後、玄海灘のでっかい海の一端に振れて見ようと、半島先端から呼子港最奥にある観光遊覧船着場のマリンパル呼子まで戻り、海中展望船ジーラに乗り自然のままに泳ぐ魚たちの姿を間近で観賞し、40分間の海中散歩を味わいました。
水族館の水槽の中を泳ぐ魚とは異なり、自然で生きている海中の魚の姿が観光船の船底の窓から見られて感動して、15時頃呼子を出ました。
・海中を泳ぐ魚(写真拡大)・・・・船底の窓から観察(写真拡大)・・・呼子港風景(写真拡大)
・唐津名物松露饅頭
唐津を代表するお菓子の一つに、松露(しょうろ)饅頭があります。松露とは、唐津湾の虹の松原付近で、毎年の春・秋に可愛い球形のコロコロとしたキノコができて、そのキノコの名前を云います。松露饅頭は、松露を模って作ったもので、タコ焼きを焼く鉄板のような道具で、直径が2.5cmの球形のサイズの中身が上品な甘みのこし餡をカステラ生地で覆い、ひとつひとつ丁寧に焼き上げられた饅頭です。呼子に来るとき通過した唐津市に、大原老舗の大原松露饅頭店があります。
1850年(嘉永3年)に海産物問屋を営んでいた阿わび屋惣兵衛が、唐津本町に焼き饅頭の店を構えたのが始まりといいますから、今年で創業156年の元祖の商品です。元祖のお饅頭を、お土産に買って帰りました。松露饅頭の焼き方は、ここをクリックすると見られます。
・ヤフードームでナイター観戦
大原老舗を後にして、一路復路を博多のヤフードームまでのドライブで、17半頃球場前に到着しました。試合は、ホークス対千葉ロッテ3連戦の初日で、観覧席は手配をして頂いた一塁側内野指定席です。
・アトラクション(写真拡大)・・・・・ホークスの攻撃(写真拡大)・・・ロッテの攻撃(写真拡大)
先発投手は、ロッテが小林宏、ソフトバンクが和田により18時開始で試合が始まり、試合の前半は淡々とした回の進みが速い試合でしたが、中盤5回の裏にソフトバンクが先制点を上げ、7回の攻防は双方無得点で、ロッテが8回の表に追いつき試合は盛り上がりました。
・7回の攻防(写真拡大)・・・・・・7回の表終わる(写真拡大)・・・7回の裏の攻撃(写真拡大)
1対1で迎えた9回の裏、1死満塁から代打の松中が救援投手の薮田から、やや深めの右翼犠牲フライを打ち、今季3度目のサヨナラ勝ちで連勝した好試合(打率表)でした。
・松中逆転右犠飛(写真拡大)・・勝利の白風船(写真拡大)・・・サヨナラで連勝(写真拡大)
・初日博多の宿はホテルオークラ
ヤフードームの好試合によって球場を出るのをゆっくりしたため、博多方面行きのバスは超満員の行列なので、「よかトピア通り」まで出ると運よくタクシーがうまく拾へたので、初日の宿泊ホテルへと行き先を告げると、「野球を見に来て、ホテルオークラに泊まるお客さんは殆どいないよ」と運転手さんに云われて、多少リッチな気分となりました。
ホテルで今日の行程の疲れを少しほぐしてから、軽い夕食を名物の屋台ラーメンでもと中州を歩いて見ましたがあまり見当たらないので、一般のラーメン店を物色すると「博多長浜ラーメン本舗(名刺)」があり本場の長浜ラーメンを味わいました。
ラーメン店からの帰路は、九州最大の歓楽街を通り(中州地図参照)社会見学をしながらホテルに戻り、初日の旅行の楽しい想い出が残せました(ホテル前にて)。
毎月1日付けのIndexには、前月の目次を掲載しております。(11月分掲載Index前へ、Index後へ)
<前回 旅ものがたり(3) 同窓旧友たちの旅 草津温泉(その2) へ
次回 旅ものがたり(4) 夏の想い出 九州旅行 その2(湯布院) へ>
初日は博多でナイター見物
今年の夏は、梅雨がなかなか明けず九州南部では大雨の被害が続くなか、予て計画中の阿蘇を中心とした観光の出発日となり、前日の九州地方の天気予報によると大雨も治まる模様との報に期待して、7月26日羽田空港発のANA243便の8時30分発の福岡行きで、旅割で予約したチケットを航空券自動販売機で受け取り、チエックインして搭乗しました。客席は、幸い窓際が取れましたので妹が座り、順調に10時30分には博多に着いたところ天候は素晴らしい快晴で、梅雨明け初日を旅先で迎え幸先良い旅行日となりました。
・唐津呼子で活き造りイカの昼食
空港では姉さんの家族が迎えに来ており、レンタカーで佐賀の唐津までをドライブして、イカで有名な呼子(よぶこ)で昼食のご馳走を頂きました。
JR北九州駅長おすすめの「唐津・呼子の烏賊」によると、「唐津・呼子は玄界灘や呼子湾、波戸岬など、海の自然に恵まれ、見た目は小さな港町でも、朝市や名物の烏賊を味わおうと全国各地から観光客がひっきりなしに訪れ、年じゅう賑わっています。 中でも人気は、身が透き通るほど美しく新鮮な烏賊の活き造り。 こりっとした食感ととろけるような甘さをご堪能ください。」とあり、多いに期待が膨らみました。
車は、福岡空港から一路西へと国道202号線を唐津・呼子(佐賀県)へと向かいます(地図参照)。唐津へは、博多湾を右手にして進み、前原市を過ぎると玄界灘の唐津湾に出るので西進します。串崎付近から湾がえぐれておりそれに沿って南下すると、包石付近から佐賀県です。さらに南下して浜崎付近からは、湾底を西進し虹の松原を過ぎると唐津市街に入ります。松浦川を渡り唐津市内を北上して進み、東松浦半島の中央先端の鎮西町中野に入ると呼子港です。呼子港右岸を北上して半島先端のフェリー乗り場の手前が、博多空港からおよそ2時間ばかりのコースで、目的の活き造りイカでブームの火付け役となった河太郎呼子店に到着です。巨大な生け簀からとり出したイカを豪快にすばやくさばいてみせる。刺身は甘く、コリッとした歯ざわり、呼子でないと味わえません。
・活き造りイカ(写真拡大)・・・・・・生け簀のイカ(写真拡大)・・・・河太郎呼子店(写真拡大)
・呼子のでかい海の遊園地で海中散歩気分
腹ごしらえの後、玄海灘のでっかい海の一端に振れて見ようと、半島先端から呼子港最奥にある観光遊覧船着場のマリンパル呼子まで戻り、海中展望船ジーラに乗り自然のままに泳ぐ魚たちの姿を間近で観賞し、40分間の海中散歩を味わいました。
水族館の水槽の中を泳ぐ魚とは異なり、自然で生きている海中の魚の姿が観光船の船底の窓から見られて感動して、15時頃呼子を出ました。
・海中を泳ぐ魚(写真拡大)・・・・船底の窓から観察(写真拡大)・・・呼子港風景(写真拡大)
・唐津名物松露饅頭
唐津を代表するお菓子の一つに、松露(しょうろ)饅頭があります。松露とは、唐津湾の虹の松原付近で、毎年の春・秋に可愛い球形のコロコロとしたキノコができて、そのキノコの名前を云います。松露饅頭は、松露を模って作ったもので、タコ焼きを焼く鉄板のような道具で、直径が2.5cmの球形のサイズの中身が上品な甘みのこし餡をカステラ生地で覆い、ひとつひとつ丁寧に焼き上げられた饅頭です。呼子に来るとき通過した唐津市に、大原老舗の大原松露饅頭店があります。
1850年(嘉永3年)に海産物問屋を営んでいた阿わび屋惣兵衛が、唐津本町に焼き饅頭の店を構えたのが始まりといいますから、今年で創業156年の元祖の商品です。元祖のお饅頭を、お土産に買って帰りました。松露饅頭の焼き方は、ここをクリックすると見られます。
・ヤフードームでナイター観戦
大原老舗を後にして、一路復路を博多のヤフードームまでのドライブで、17半頃球場前に到着しました。試合は、ホークス対千葉ロッテ3連戦の初日で、観覧席は手配をして頂いた一塁側内野指定席です。
・アトラクション(写真拡大)・・・・・ホークスの攻撃(写真拡大)・・・ロッテの攻撃(写真拡大)
先発投手は、ロッテが小林宏、ソフトバンクが和田により18時開始で試合が始まり、試合の前半は淡々とした回の進みが速い試合でしたが、中盤5回の裏にソフトバンクが先制点を上げ、7回の攻防は双方無得点で、ロッテが8回の表に追いつき試合は盛り上がりました。
・7回の攻防(写真拡大)・・・・・・7回の表終わる(写真拡大)・・・7回の裏の攻撃(写真拡大)
1対1で迎えた9回の裏、1死満塁から代打の松中が救援投手の薮田から、やや深めの右翼犠牲フライを打ち、今季3度目のサヨナラ勝ちで連勝した好試合(打率表)でした。
・松中逆転右犠飛(写真拡大)・・勝利の白風船(写真拡大)・・・サヨナラで連勝(写真拡大)
・初日博多の宿はホテルオークラ
ヤフードームの好試合によって球場を出るのをゆっくりしたため、博多方面行きのバスは超満員の行列なので、「よかトピア通り」まで出ると運よくタクシーがうまく拾へたので、初日の宿泊ホテルへと行き先を告げると、「野球を見に来て、ホテルオークラに泊まるお客さんは殆どいないよ」と運転手さんに云われて、多少リッチな気分となりました。
ホテルで今日の行程の疲れを少しほぐしてから、軽い夕食を名物の屋台ラーメンでもと中州を歩いて見ましたがあまり見当たらないので、一般のラーメン店を物色すると「博多長浜ラーメン本舗(名刺)」があり本場の長浜ラーメンを味わいました。
ラーメン店からの帰路は、九州最大の歓楽街を通り(中州地図参照)社会見学をしながらホテルに戻り、初日の旅行の楽しい想い出が残せました(ホテル前にて)。
毎月1日付けのIndexには、前月の目次を掲載しております。(11月分掲載Index前へ、Index後へ)
<前回 旅ものがたり(3) 同窓旧友たちの旅 草津温泉(その2) へ
次回 旅ものがたり(4) 夏の想い出 九州旅行 その2(湯布院) へ>