kan-haru blog 2007
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青空文庫
青空文庫は、著作権切れの作品を収集・公開しているインターネット上の電子図書館です。
著者の没後50年を経て著作権の消滅した、明治から昭和初期の作品が蔵書の大部分を占めており、比較的文学作品が多く日本語作品に関しては相当充実しいます。2007年1月現在で約6000作品が収録されています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/2d/6a7714d9c3acbb7326c3463f9796dfa1.jpg)
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青空文庫の収録のファイル形式は、ほとんどの図書がHTMLファイル形式、圧縮のテキストファイル形式とエキスパンドブックファイル形式(ebk形式)であり、蔵書の格納されたファイルをダウンロードして無料で閲覧することができます。
HTMLファイル形式の青空文庫は、ダウンロードするとそのままインターネットエクスプローラ上にテキスト文字の図書が表示され、図書を閲覧しって読むことができます。また、ダウンロードファイルは、パソコンに保存することもできます。
圧縮のテキストファイル形式の青空文庫を閲覧するのには、ダウンロードして一旦ファイルをパソコンに保存します。保存した圧縮形式(Zip形式)の図書ファイルを、任意の解凍ソフトにより解凍しますとテキストファイル形式に展開されますので、そのファイルをメモ帳などに開いて文庫を読みます。
この、HTMLファイル形式および、解凍されたテキストファイル形式での図書の表示は、ページ区切りがありませんので、先頭から最後までの文章をスクロールにより移動しながら読む形態となります。したがって、長編小説のでは、途中で読書を停止した場合に、再開して読む場合には文章の続基部の位置出しが大変です。
エキスパンドブックファイル形式ファイルの青空文庫は、ページ単位で構成された電子本専用のブックブラウザに表示されるものですが、残念ながら、パソコンの使用できるOSが、Microsoft Windows 95、Windows 98、Windows Meの古い形式のみで、実用には適さなくなっております。
青空文庫の戦時日記
掲載中の若山武義氏手記の「大森町界隈あれこれ(27) 手記第2編 戦災日誌中野にて(第5回)」の解説には「海野十三敗戦日記」を紹介してあり、この日記は青空文庫の図書カードNo.1255に収録されております。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/9e/93bee82301477f4b598d5242e4ac977f.jpg)
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今年の1月30日に5年ぶりに新しいOSのWindows Vistaが登場し、XAML(eXtensible Application Markup Language)の登場により、XMLを用いた GUI 構築技術により、6千冊の青空文庫が、マイクロソフトの新しいテクノロジーのソフトを使って、文庫本の表示をページ区切りや段組表示を自由に選び読みやすい様にし、さらに表示文字のサイズを任意に選べて、ページめくりなど新感覚の電子図書の閲覧が出来るようになりました。
XAMLは、GUI アプリケーションを記述するための XML フォーマットです。ソフトウェア ベンダーのイースト社が、文字拡大やレイアウト変更を柔軟に行うことができるビューワの「Xamler」を、Windows Vistaに合わせてレビューした「.NET Framework 3.0」で開発し、Windows Presentation Foundationを使うことで、Webブラウザを介さずに直接HTMLを読み込みXAMLに変換し、青空文庫を表示できるようにしました。
「Xamler」の動作は、Windows Vistaの他、「.NET Framework 3.0」をインストールすることにより、OSがWindows XPとWindows 2003 Serverでも青空文庫を閲覧することができます。
「Xamler01」により青空文庫「海野十三敗戦日記」を読んで見る
まず、青空文庫を電子図書として読むためには、イースト社のビューワ「Xamler01」が必要で、同社ホームページからその2に記載のダウンロード(無料)をします。
次に、パソコンのOSがWindows XPまたはWindows 2003 Serverの場合には、「.NET Framework 3.0」をその2に記載のダウンロード(無料)して、パソコンにインストールします。
「Xamler01」を機動すると、青空文庫の芥川龍之介「羅生門」が表示されます。「海野十三敗戦日記」の閲覧はその2でチャレンジしましょう。
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青空文庫
青空文庫は、著作権切れの作品を収集・公開しているインターネット上の電子図書館です。
著者の没後50年を経て著作権の消滅した、明治から昭和初期の作品が蔵書の大部分を占めており、比較的文学作品が多く日本語作品に関しては相当充実しいます。2007年1月現在で約6000作品が収録されています。
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青空文庫の収録のファイル形式は、ほとんどの図書がHTMLファイル形式、圧縮のテキストファイル形式とエキスパンドブックファイル形式(ebk形式)であり、蔵書の格納されたファイルをダウンロードして無料で閲覧することができます。
HTMLファイル形式の青空文庫は、ダウンロードするとそのままインターネットエクスプローラ上にテキスト文字の図書が表示され、図書を閲覧しって読むことができます。また、ダウンロードファイルは、パソコンに保存することもできます。
圧縮のテキストファイル形式の青空文庫を閲覧するのには、ダウンロードして一旦ファイルをパソコンに保存します。保存した圧縮形式(Zip形式)の図書ファイルを、任意の解凍ソフトにより解凍しますとテキストファイル形式に展開されますので、そのファイルをメモ帳などに開いて文庫を読みます。
この、HTMLファイル形式および、解凍されたテキストファイル形式での図書の表示は、ページ区切りがありませんので、先頭から最後までの文章をスクロールにより移動しながら読む形態となります。したがって、長編小説のでは、途中で読書を停止した場合に、再開して読む場合には文章の続基部の位置出しが大変です。
エキスパンドブックファイル形式ファイルの青空文庫は、ページ単位で構成された電子本専用のブックブラウザに表示されるものですが、残念ながら、パソコンの使用できるOSが、Microsoft Windows 95、Windows 98、Windows Meの古い形式のみで、実用には適さなくなっております。
青空文庫の戦時日記
掲載中の若山武義氏手記の「大森町界隈あれこれ(27) 手記第2編 戦災日誌中野にて(第5回)」の解説には「海野十三敗戦日記」を紹介してあり、この日記は青空文庫の図書カードNo.1255に収録されております。
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今年の1月30日に5年ぶりに新しいOSのWindows Vistaが登場し、XAML(eXtensible Application Markup Language)の登場により、XMLを用いた GUI 構築技術により、6千冊の青空文庫が、マイクロソフトの新しいテクノロジーのソフトを使って、文庫本の表示をページ区切りや段組表示を自由に選び読みやすい様にし、さらに表示文字のサイズを任意に選べて、ページめくりなど新感覚の電子図書の閲覧が出来るようになりました。
XAMLは、GUI アプリケーションを記述するための XML フォーマットです。ソフトウェア ベンダーのイースト社が、文字拡大やレイアウト変更を柔軟に行うことができるビューワの「Xamler」を、Windows Vistaに合わせてレビューした「.NET Framework 3.0」で開発し、Windows Presentation Foundationを使うことで、Webブラウザを介さずに直接HTMLを読み込みXAMLに変換し、青空文庫を表示できるようにしました。
「Xamler」の動作は、Windows Vistaの他、「.NET Framework 3.0」をインストールすることにより、OSがWindows XPとWindows 2003 Serverでも青空文庫を閲覧することができます。
「Xamler01」により青空文庫「海野十三敗戦日記」を読んで見る
まず、青空文庫を電子図書として読むためには、イースト社のビューワ「Xamler01」が必要で、同社ホームページからその2に記載のダウンロード(無料)をします。
次に、パソコンのOSがWindows XPまたはWindows 2003 Serverの場合には、「.NET Framework 3.0」をその2に記載のダウンロード(無料)して、パソコンにインストールします。
「Xamler01」を機動すると、青空文庫の芥川龍之介「羅生門」が表示されます。「海野十三敗戦日記」の閲覧はその2でチャレンジしましょう。
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