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kan-haruの日記

イベント 横浜・開国博Y150 これまで見た博覧会と比較して見る(その1)

2009年10月11日 | イベント
kan-haru blog 2009

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東京の隣りの横浜で開催が行われた開国博Y150に、閉幕直前のシルバーウイークの9月21日に見てきました。
博覧会の出会いは、大戦後の間もない1949年(昭和24年)の地域・社会の復興活性化のひとつとして、神奈川会場と野毛山会場の二ヶ所の会場で3月15日から6月15日まで開催した日本貿易博覧会を、高校一年の時に学校から集団で見学したのが始めての博覧会との出会いです。
横浜での博覧会は、その後現在のみなとみらい21地区で1989年(平成1年)3月25日から10月1日まで開催したYES’89横浜博覧会とともに、今回で横浜博覧会は3度目の見学になります。

60年前の初めての博覧会見学の想い出
初めての博覧会見学は、日本貿易博覧会であり丁度60年前のことですので、記憶は薄れており博覧会の印象はあまり残っておりませんが、戦後4年目の復興期で戦争中は殆ど民生品の生産は出来ない時代から、平和に向かい日本は工業品を輸出して復興を目指す時代でしたので、現在のそれとは全く異なる博覧会で日本の企業がこれぞと各種の民生品を生産して、その製品を展示するのが主体で、貿易博覧会(当時の絵はがき)と銘打ったものでした。
当時の各種の製品は、種類は数多く生産されるようになり安価でしたが品質は良くなく輸出先では不人気でしたが、今日では高機能・高品質の製品で世界の目を引くように変わりましたが、さらに時代は進み後進国に追いあげられるようになりました。
博覧会の見学は、当時は工業系の学生でしたので沢山の種類の製品には、関心があり特に、『高柳式テレビジョン 』などの一般公開展示品には大変と興味があり感激した記憶が想いおこされます。
博覧会後の神奈川会場は現在反町公園として利用されており、会場近くの東急電鉄東横線線の東白楽駅と反町駅間にあった戦災で廃止されていた、新太田町駅が博覧会のため1945年3月から6月まで「博覧会場前」として一時復活しましたが、2004年の東横線地下化工事により現在は消滅しました。学校からの第2会場の団体見学は、京浜急行電鉄の「神奈川駅」を下車して、現在の第2京浜国道から会場まで行きました。

 貿易博覧会第2会場の現在の反町公園地図

博覧会第1会場の野毛山会場は関東震災で大きな被害を受け、日本庭園、西洋庭園、折衷庭園の3様式を持った公園を建設して1926年(大正15年)に一般公開しましたが、戦後は1947年まで米軍に接収され、その後の接収解除で博覧会が開催されました。博覧会後は、日本庭園の部分が動物園になり、様式庭園部分に児童遊園が造られ、「野毛山遊園地」として開園しました。

 貿易博覧会第1会場の野毛山公園地図

日本初の万国博覧会 EXPO’70
今から39年前の1970年の安保闘争の年に、大阪府吹田市千里丘陵で日本初の国際博覧会(約350ヘクタール)が3月14日から9月13日間に、財団法人日本万国博覧会(公式サイト)の主催で開催され、77カ国4國祭機関が参加して、太陽の塔をテーマ館とし、テーマは「人類と歩調」を掲げ、参加展示館は国際館が57、企業館他が30、その他8の展示が行われ、話題の展示品はアメリカ館のアポロ計画で持ち帰った月の石が人気を博しました。会場跡地は、現在万博記念公園として残されています。


博覧会の総入場者数は6,421万8,770人で、入場目標の3,000万人を遥かにオーバーし、万博史上最高を記録しました。
万博記録動画(約13分 独立行政法人日本万国博覧会記念機構大阪万博 YouTube)
日本万国博覧会の見学は学友グループの6組の小学生、幼児の親子で7月に出かけました。


ホテルは予約が困難なため大阪市内馴染みの旅館に泊まり、数時間待ちの人気パビリオンは小さい子供には無理なので見送り、空いているパビリオンに入り万国博覧会の雰囲気に触れてきました。


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