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kan-haruの日記

風景・風物詩 白金台の紅葉 自然教育園と東京都庭園美術館の日本庭園で紅葉を楽しむ その1

2010年12月11日 | 風景・風物詩
kan-haru blog 2010 モミジのビュウーポイント 

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今年の都内の紅葉狩は、港区白金台に隣り合って並んでいる自然教育園と東京都庭園美術館の紅葉を快晴で暖かい日差しに恵まれた12月4日に見てきました。
先ずは、家を11時頃出て品川より都営地下鉄浅草線で三田駅乗り換え、同三田線で白金高輪駅から地下鉄南北線に乗り付いて白金台駅で下車して、目黒通りを徒歩5分で自然教育園の入り口です。

 自然教育園・庭園美術館地図

自然教育園
自然教育園(港区白金台5-21-5)は、1949年(昭和24年)に「天然記念物及び史跡」に指定され、文部省の所管となり国立自然教育園として広く一般に公開され、1962年(昭和37年)に国立科学博物館附属自然教育園となり面積が20ha(6万坪)あります。入園料は、一般と大学生が300円(特別指定日は無料)で、65歳以上および18歳未満の方は無料であり、年末・年始と月曜日は休日ですが、紅葉時期とかには休園日でも開園をしています。自然教育園では、園内の環境を静寂に維持するため、入園に300人の定員を設けて制限をしており、入場の際は入り口で渡されたリボンを胸に付けて回ります。

 自然教育園園内マップ

自然教育園の正門を入ると右側に教育管理棟があり、教育園の資料や売店があります。以前勤めていた会社が目黒の近くにあった関係で教育園には何度か来ており、全体は既に回って歩いています。

 自然教育園(写真拡大)

・自然教育園の歴史
自然教育園のある白金台地の昔は、園内から縄文中期の土器や貝塚が発見されており、室町時代に入るとこの地方にいた豪族がこの地に館を構え、土塁は当時の遺跡の一部と云われています。
江戸時代には増上寺の管理下に入り、1664年(寛文4年)には高松藩主松平讃岐守頼重の下屋敷となり、園内の物語の松やおろちの松などの老木は、庭園の名残と思われます。明治時代には海軍省・陸軍省の管理となり、1917年(大正6年)には宮内省帝室林野局の所管となり白金御料地と呼ばれていました。

 自然教育園風景(:シイの巨木、:路傍植物園三叉路の道案内標、:物語りの松案内板)

・紅葉観賞
今回は時間の関係もあるのと紅葉観賞の目的なので、園内のひょうたん池までの往復を紅葉散策コースと決め歩きました。園内を入り口から進むと、通路は路傍植物園で沢山の植物が見られます。最初の紅葉の見どころは路傍植物園を歩き始めて右側にシイの巨木があり、そこを過ぎると左手に紅葉が見えてきます。紅葉の状態は、12月の第1週でしたのでやや早めのようでした。

 路傍植物園三叉路手前の紅葉(写真拡大)

路傍植物園の道をさらに進むと三叉路の道案内があり、左に行くと中世の豪族の館跡を経て水鳥の沼の方へ進みます。ひょうたん池に行く右の道を進むと、すぐ右手にも紅葉が見られます。

 路傍植物園三叉路の先の紅葉(写真拡大)

紅葉観賞しながら、路傍植物園の道を行くと左側に古木の「物語の松」があり、歴史を感じながら進むとひょうたん池に到着です。ひょうたん池の周辺の紅葉を、ベンチに腰かけてたっぷりと観賞しました。

 ひょうたん池の紅葉(写真拡大)

時計を見ると、12時40分を回っていましたので昼食を採るため路傍植物園を切り上げて、今来た道を戻り出口へ向かいました。

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