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kan-haruの日記

大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 雑色駅付近(第10回)

2008年11月29日 | 大森町界隈あれこれ 京急関連
kan-haru blog 2008

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雑色駅構内から北部の高架化工事
・構内高架駅橋築造工事
高架化 雑色駅付近(第9回)の時点での2号(北)工事機による構内高架駅橋築造は、ホーム上に4脚1面のスラブが付いた高架駅橋の架設が完了していました。
11月12日に見ると、2号(北)工事機が橋脚間隔の2面幅分ほど南に移動し、1対の高架駅橋脚柱を建立して、構造堅固で高さ幅のあるがっちりとした横梁桁が付けられていました。11月21日には、4脚1面の縦梁桁や補強梁桁の骨格が組まれた高架駅橋が出来ていました。

 駅構内3橋目の橋脚建立(:3橋目の堅固な横梁桁付きの橋脚建立1112撮影、:3橋目の骨格完成の高架駅橋1121撮影)

・駅構内基礎工事
1号(北)工事機による基礎杭打設工事は、12日には工事機がホーム南端近くまで移動して上りホーム上で南側作業窓から基礎杭打設工事を行っており、同21日には同じ上りホーム上で反対の北側作業窓から基礎杭打設工事を行っていました。同26日には反対の下りホーム上で北側作業窓から基礎杭打設工事を行っていました。

 ホーム南端での基礎杭打設工事(:上りホームで南作業窓から基礎工事1112撮影、:上りホームで北作業窓から基礎工事1121撮影、:下りホームで北作業窓から基礎工事1126撮影)

・京急蒲田第13踏切道ガード架設準備工事
高架化 雑色駅付近(第9回)で記載した、商店街通り近くの高架橋上で整備を行っていた連絡鉄橋架設用の組立鋼材は、同第13踏切道を渡るガードを架設するために使用する工事用鋼材です。11月21日にはガード架設のため工事用鋼材が南下してきて、雑色商店街通りの第13踏切道上の中間に宙ずりで移動してきました。

 雑色商店街踏切上に張り出したガード架設工事用鋼材(写真拡大1121撮影)

雑色第1踏切南方の高架化関連工事
・1号(南)工事機による基礎工事
高架化 雑色駅付近(第9回)の時点での1号(南)工事機は雑色駅南のヤード基地と並んで基礎工事を行っていましたが、11月23日にはヤード基地のクレーンの北側に移動して基礎杭打設の工事を行っています。

 ヤード基地の北側に移動して基礎工事の工事機(写真拡大)

・2号(南)工事機による高架橋建設工事
2号(南)工事機の高架橋建設工事は高架化 雑色駅付近(第9回)の時点では、雑色第2踏切の北の献血供給事業団大田の横に移動して、2面の高架橋を築造していました。
その後、2号工事機は献血供給事業団大田の横を段階を踏んで北に移動して、11月26日には事業団の北隅で高架橋の建設工事をしており、完成の2面高架橋の北側にスラブが付いた1面高架橋が建ち、さらにその先に四角形の高架橋脚柱が建立していました。

 雑色第2踏切北の高架橋築造(写真拡大1126撮影)

・雑色第4踏切道ガード架設工事
11月4日に雑色第4踏切道両側の高架橋間には、ガード架設のための工事用鋼材が渡されていました。同21日には、下り線側に2本の四角形のガード用の角材柱が架設されていました。
なお、同第4踏切南側に建立の高架橋の先で築造中の高架橋は、高架化 雑色駅付近(第9回)の時点からは若干工事が進展していました(写真略)。

 雑色第4踏切道高架橋間ガード架設工事(:踏切道高架橋間に渡されたガード架設工事用鋼材1114撮影、:踏切道高架橋間に架設されたガード用柱角材1121撮影)

六郷土手付近の傾斜高架橋部の上り仮線敷設工事
六郷土手駅から北に進んで、ガードを渡った先の傾斜高架橋の西側に添って、上り線の仮線高架橋が建設されます。仮線高架橋を築造するため、現在本線の傾斜高架橋の側面を削ってその準備工事が行われています。その準備工事の様子を、14、21、26日の3回にわたり本線線路に沿った区道から見て来た工事写真のうちの1部です。
・第1回目11月14日撮影

 上り線の仮線高架橋築造準備工事1(写真拡大1114撮影)  

・第3回目11月26日撮影

 上り線の仮線高架橋築造準備工事2(写真拡大1126撮影)

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イベント 大森町旧東海道三原通り交差点がマラソンの折り返し点の東京国際女子マラソン2008

2008年11月27日 | 大森町界隈あれこれ イベント
kan-haru blog 20085人の選手が団子になって折り返し点を通り抜ける 

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大森町旧東海道美原通り交差点がマラソン折り返し点の最後となる、東京国際女子マラソン2008大会が11月16日日曜日に開催されました。
昨年にも東京国際女子マラソン大会が開催(「イベント 東京国際女子マラソン 大森町旧東海道美原通り交差点がマラソンの折り返し点」2007年参照)されたので見てきましたが、美原通り交差点の折り返し点が今年で最後でとなるため見に行ってきました。

東京国際女子マラソン
東京国際女子マラソンは、国際陸上競技連盟の公認で第1回大会が1979年11月に開催され、2008年の第30回大会を最後に終了することが朝日新聞社より発表され、2009年11月から横浜で開催することになりました。
マラソンコース(朝日新聞コースマップ参照 PDFが必要です)は、国立競技場をスタートとゴールとして、東京ドーム、東京駅、皇居、増上寺、品川駅、大井競馬場、平和島競艇場の各施設の付近を通過して、大森海岸交番前を折り返し点とした42,195kmのコースです。

旧東海道の美原(三原)通り交差点が折り返し点
東京国際女子マラソンコースは東京国際マラソンと同じコースで、旧東海道の美原(三原)通り交差点が折り返し点で、30年ほど前から日曜日に交通規制を行い、東京都心で男・女子の国際マラソンが60数回も開催されるようになり、定着してすっかりと大森町の風物誌となりました。しかし、「年に2回大規模なマラソンで都心の交通規制を行うことは困難である」との状況から、女子マラソンが中止となることは大変淋しいもので、今年限りの第30回大会が最後の見納めです。

 旧東海道三原通り交差点がマラソン折り返し点地図

コース折り返し点
第30回マラソンのスタートは、第1回優勝選手のジョイス・スミス(イギリス)のスタータで国立競技場を12時10分にスタートし、13時20分頃折り返し点を通過の予定です。
大森町の自宅からコース折り返し点まで歩いて行くと、第1京浜国道は交通規制が行われており、平和島の環7交差点から北は車両交通止となっていました。

 平和島環7交差点から北の第1京浜国道交通規制(:環7通り北の第1京浜国道の車両通行止)

第1京浜国道の折り返し点の南の横断歩道に13時10分頃に着くと、コース折り返し点の設定はまだ行われておらず、今年の赤色の折り返し点ポールが道脇に置いてありました。
間もなく、折り返し点ポールが設定され、折り返し点の周囲を見物人が取り囲み、周囲には中継カメラや報道カメラが準備を始めて、選手の到来を待ちました。

 美原通り交差点の折り返し点風景(:折り返し点ポール設定前、:折り返し点ポールの設定、:折り返し点ポールを囲む人垣)

13時20分頃に、旧東海道の美原(三原)通りの折り返し点上空にヘリコプターが飛来して、先導のパトカーに続き計時1号車の後に、2台の白バイに伴われてトップランナーの浅井陽子(三井住友海上)選手が折り返し点を13時21分過ぎに通過して行きました。なお、浅井選手のコース中間点(折り返し点の手前)の通過タイムは、1時間10分7秒でした。

 東京国際女子マラソンの先頭が折り返し点に到着(:先導のパトカー、:計時車がタイムを表示しながら通過、:白バイに先導されてトップランナーの浅井陽子が通過)

折り返し点2番手の選手は、加納由理選手が中間点を1時間10分43秒で通り、3番には尾崎好美(1:11:8)と続き、以下M・ヤマウチ(1:11:28)、サリナ・コスゲイ(1:11:32)、スベトラーナナ・ザハロハ、デラルツ・ツルと続いて、松原由貴子、林明祐美、田中千洋選手のほか5名が団子になって折り返し点を通り抜けました。

 続々と折り返し点を通過(左上:トップで浅井陽子通過、中上:2位の加納由理通過、右上:3位尾崎好美通過、左下:M・ヤマウチ、サリナ・コスゲイと続いて通過、中下:スベトラーナナ・ザハロハ通過、右下:デラルツ・ツル通過)

ここまでで、12名の選手が通過しましたので、旧東海道の美原(三原)通りの折り返し点を通る今年で最後の東京国際女子マラソンに別れを告げて帰宅しました。

 熱戦が繰り広げられた美原通り折り返し点最後の東京国際女子マラソン(写真拡大)

なお、東京国際女子マラソンの結果は、1位が尾崎好美で2時間23分30秒、2位が加納由理で2時間24分27秒、3位がM・ヤマウチで2時間25分3秒で、以下浅井陽子、サリナ・コスゲイ、スベトラーナナ・ザハロハ、松原由貴子、林明祐美、デラルツ・ツル、田中千洋の順でした。

・大田区大森スポーツセンターアリーナ
帰宅の通路は、折り返し点大森海岸交番前から美原通りを通って大森警察署前まで帰りました(上図地図参照)。
美原通りを入るとすぐ左手に大田区大森スポーツセンターの競技場アリーナ(大田区大森本町2-2-5)があります。アリーナの前には、試合競技に参加の人が見えましたので、覗いてみると剣道の対抗試合を行っていました。この、アリーナ施設は広さが1,620平方メートルで、23メートル×8メートルのステージが付いています。ここで行えるスポーツは、ハンドボール、バレーボール、バスケットボール、バドミントン、テニス、卓球、柔道、剣道などが使用できます。

 大田区大森スポーツセンタ-(写真拡大)

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大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 京急蒲田駅付近(第15回その2)

2008年11月25日 | 大森町界隈あれこれ 京急関連
kan-haru blog 2008

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京急蒲田第2踏切南部第5工区の高架橋工事
・京急蒲田第2踏切から第6踏切付近の高架化工事
京急蒲田第2踏切南側の環8上り仮立体高架線路西側には、かなり以前からグレーの5脚の丸形の高架橋柱が建立しており、柱間には縦梁桁が付いていました。
11月4日に見ると、その5脚の丸形の高架橋柱の同第2踏切から3脚目の下り線東側に1対2脚の高架橋柱が建立され、同第2-3踏切間の高架橋の建設が始まりました。8日には、その1対2脚の高架橋柱と下り線東側に3階高架橋柱が建てられていました。20日には、3階高架橋築造の進展が見られました。

 京急蒲田第2踏切南に高架橋の建設が始まる(:高架橋柱の建立が始まる1104撮影、:3階高架橋の築造が始まる1108撮影、:3階高架橋築造が進展する1120撮影)

また、8日には京急蒲田第5踏切北側に2対4脚の鋼鉄製四角柱の高架橋柱が建立され、この高架橋には環8通りを跨ぐガードが架けられるので、橋脚柱間にはクロスの鋼鉄補強が施されています。同14日には、この橋脚柱に上り線2階部高架橋の線路道床梁桁が付けられました。

 京急蒲田第5踏切北側にも建立が始まる上り線2階部高架橋(:高架橋柱の建立が始まる1108撮影、・右:線路道床梁桁が付いた高架橋1114撮影)

同第5-6踏切間では、上り線2階部の高架橋築造の準備基礎工事が継続して進められていました。

 京急蒲田第5-6踏切間の基礎工事(写真拡大1108撮影)

・京急蒲田第6踏切から第9踏切付近の高架化工事
同第6踏切から第9踏切間の上り線2階高架橋の建設は、第6踏切南側から高架橋の築造を開始して、第5工区ヤードの中間付近まで高架橋が連続して建てられており、その先に間隔をおいて高架橋の建設が進められています。

 京急蒲田第6-8踏切間の高架橋建設1(:第6踏切南の上り2階部高架橋1108撮影、:第5工区ヤード付近の高架橋築造、:第8踏切から見た中間付近の高架橋建設状況1108撮影)

また、一方蒲田消防署際の同第8踏切北側からも高架橋の築造を開始しており、双方からの構築により中間付近の高架橋の建設も進められています。

 京急蒲田第6-8踏切間の高架橋建設2(:第8踏切から見た中間付近の高架橋建設状況1114撮影、:第8踏切から見た同建設状況1120撮影、:第8踏切北の上り2階部高架橋1120撮)

同第8-9踏切間の環8上り線仮立体高架線路脇には、かなり以前から四角形コンクリートの高架橋柱が建てられていましたが、11月8日に同第8踏切から見るとまだ下り線路側には高架橋柱は建てられていません。やっと、20日に同第9踏切から見ると高さの低い橋脚柱が建て始められました。

 京急蒲田第8-9踏切間上り2階高架橋工事現場(:第8踏切から南を見た高架橋工事現場1108撮影、:第9踏切北側下り線路際に高架橋柱が建つ1120撮影)

京急蒲田(空)第1踏切以東第7工区の高架橋工事
第1京浜国道東際に建立の2、3階高架橋柱の東側にあるヤード横付近で、11月14日に見た時には2面の2階部の骨格部が完成の高架橋が建てられていました。

 第1京浜国道傍に建立の2階部高架橋脚(写真拡大)

2号工事機は大田産業プラザの北側まで移動が進んできて、3階建て高架橋の建設も段々と大詰めが近ずいてきました。工事機の工事は、11月20日には連続した2階2面の高架橋を築造しています。

 第2工事機による空港線3階建て高架橋の建設(写真拡大1120撮影)

京急蒲田(空)第2踏切付近の2階と3階傾斜高架橋の建設はかなり出来あがっており、11月20日にはクレーンを2基配して、同踏切上北側の2階部にガードを掛けてる工事をしていました。

 京急蒲田(空)第2踏切にガードの架橋(写真拡大1120撮影)

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大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 京急蒲田駅付近(第15回その1)

2008年11月23日 | 大森町界隈あれこれ 京急関連
kan-haru blog 2008(2版誤記訂正1215)

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京急蒲田駅構内の高架駅橋工事
・京急蒲田駅北部第3工区の高架駅橋工事
高架化 京急蒲田駅付近(第14回)記述の時点では、梅屋敷第4踏切道(補助36号線)南側の京急蒲田駅構内北部の2階高架駅橋群の4橋間には、連絡橋が架けられていませんでした。

これらの4高架橋の2階部は全てスラブが付き、その上の床のコンクリート打ちの工事は終わっているようです。11月2日に見た時には、呑み川の北側の3高架橋間には、本線上り線用と、空港線上り線から本線品川方面行き線路用ならびに本線横浜方面から空港行き線路用の、それぞれの連絡橋が架けられていました。

 高架橋間の上り線用連絡橋(1102撮影、1120撮影)

また、20日に見た時には、囲いがしてあるためよく見えないのですが、梅屋敷第4踏切南の高架橋の西脇に大型のガード用の鉄鋼組立て橋梁桁が置いてあるのが、踏切道の隙間から見えました。この鉄鋼組立て橋梁は、第3高架橋と第4高架橋間の呑み川上に架けられる線路道床用の橋梁桁かと思われますが、補助36号線用の架設ガード用であるかはわかりません。

 高架橋間の大型ガード用橋梁桁(:架設準備のガード用橋梁桁1120撮影、:呑み川南の第4高架駅橋1120撮影)

・京急蒲田駅南部第4工区の高架駅橋工事
第4工区高架橋工事図(再掲)に示す京急蒲田駅構内南部の高架駅橋は、京急蒲田駅付近(第14回)記述の時点で、北側から2番目の1面高架駅橋RS62が4脚の3階部高架橋柱を築造していました。
11月2日には、3階部の高架橋柱築造が進み、1橋目の3面高架駅橋RS61は幅員を幅広くして、4隅が四角柱で中央2脚が丸形柱の6脚構成の3階部高架橋柱を築造して、各柱間には縦・横の桁を構築した高架駅橋を建設していました。

 1面高架駅橋RS61の3階部高架橋柱築造(左・写真拡大1102撮影)

南隣の2橋目の1面高架駅橋RS62も11月2日には、3階部高架橋の築造が進展して、線路道床部とホームを構築する縦・横の梁桁を組んだ高架駅橋を建設していました。

 1面高架駅橋RS62の3階部高架橋柱築造(・中・写真拡大1102撮影)

さらに2日には、京急蒲田第2踏切に面した5橋目の2面高架橋RS65が、西側に3脚の四角柱を建てて柱間に縦梁桁を付け、東側に3脚の丸形柱を建てて、東西の柱間に横梁桁を付けた3階部高架橋柱が築造されていました。

 2面高架駅橋RS65の3階部高架橋柱築造開始時(・中・写真拡大1102撮影)

同4日には、単線線路道床部梁桁を組んだ高架橋が出来あがっていました。6日後の同10日には、東側に四角柱を建立して高架橋の幅員を拡幅した、複線線路用の9脚3階高架橋RS65が急ピッチに建設されていました。

 2面高架駅橋RS65の3階部高架橋の急ピッチの築造進展(:単線線路の3階部高架橋1104撮影、・右:6日後の複線線路の3階部高架橋1110撮影)

11月20日に見た時には第1橋目の3面高架駅橋RS61にも、西側に4脚の四角柱の建立が始まり、一部の柱間に縦梁桁と横梁桁が付けられていました。
現在、第4番目の2面高架橋はまだ3階部の構築が未着手です。これからの駅構内の高架駅橋建設工事のため、建設するクレーンが増設され、また新型のクレーンを導入して工事の進捗進展を図っているようです。

 高架橋建設に突貫工事の京急蒲田駅構内(:RS61高架駅橋の3階部構築が開始、:3階部構築が未着手の高架橋RS64、:工事クレーンを増強して3階高架橋建設が進む京急蒲田駅構内 1120撮影)

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イベント 神保町・駿河台界隈 第18回神保町ブックフェスティバルと明治大学電機系校友会

2008年11月21日 | イベント
kan-haru blog 2008 

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神保町ブックフェスティバルと東京名物神田古本まつり
明大電友会開催日11月1日には、地元神保町で恒例の第18回神保町ブックフェスティバル(1~3日)が行われていましたので、帰りがけらに立ち寄ってみました。また、同時に第49回東京名物神田古本まつり(10月27日~11月3日)も開催していましたので、電友会へ向かう通りすがりに靖国通り神保町古書店街通りの古本まつりを見ながら行きました。

・第49回東京名物神田古本まつり
第49回東京名物神田古本まつり(千代田区・神田古書店連盟主催) の会場は、靖国通りの駿河台下から専修大学前の交差点までの舗道に、古書店と向き合うように書棚に囲まれた参加店が約100店舗で、延べ100万冊余の出品点数の「本の回廊」が出現し、年に一度の世界最大古本市です。
電友会へ出席のため、都営地下鉄の神保町駅で下車して、靖国通りの神保町交差点から駿河台下までの神保町古書店街を見ながら行きました。朝で時間が早かったせいか、まだ人出はそれほど多くありませんでした。

 第49回東京名物神田古本まつり風景

・第18回神保町ブックフェスティバル
第18回神保町ブックフェスティバル(神保町ブックフェスティバル実行委員会主催)の会場は、すずらん通り、さくら通り、小学館・集英社広場で開催し、218ブース(出版社160、書店5、商店街20、その他33)が出展して、「本の得々市ワゴンセール」の売上げは3日間の合計が5400万円で、出版社ブースの売上げベスト3は、1位早川書房(138万円)、2位大日本絵画(135万円)、3位福音館書店(114万円)とのことです。(新文化通信社ニュースフラッシュ11月4日記事から)

会場のすずらん通り駿河台下の入口に14時半に行くと、丁度「ニューオリンズジャズ」~キャナルストリートジャズバンド~の第3回目の演奏が始まっていました。
駿河台下からのすずらん通りの人出は大変多く混雑しており、出展の2列のどのブースにも人集りでゆっくりと本の物色ができないほどの盛況でした。ブックフェスティバルの見物は、すずらん通りの終わりの白山通りまで歩き、神保町駅から都営地下鉄で帰宅しました。

 第18回神保町ブックフェスティバル風景(左上:イベントのジャズ演奏、中上右上左下中下:ブックフェスティバル開催のすずらん通り、右下:ブックフェスティバル開催のさくら通り)

明大電友会
明大電友会(明治大学電機系校友会)が明治大学リバティタワーで、11月1日に開催されましたので出席しました。
明治大学関係の再近開催の参加したイベントには、2006年の第9回ホームカミングデー(「イベント 明治大学 ホームカミングデー(その1、2)」参照)と、2007年の理工学部の第4回ホームカミングデー(「イベント 明治大学理工学部 ホームカミングデー(その1、2)」参照)と、参加の年数は忘れましたが明治大学校友会などに出席し、最近になって毎年出ています。

明大電友会は、午前11時からリバティタワー2階1021教室で総会が開催され、三浦登先生の司会で、式次第は例によって開会の辞から始まり、川口順也先生の校友会の現状の説明や、前会長が亡くなられたため後任会長の選任が全員一致により任命された新明大電友会会長合田忠氏の挨拶、三木一郎理工学部長の挨拶と続き、森岡一幸先生の講演「空間知能化とロボティクス」を聞き、久保田寿夫先生の閉会の辞で総会の終了です。
電友会の参加者予定は、教員OB・教員が22名、昭和20年代卒業が3名、昭和30年代卒業が39名、昭和40年代卒業が21名、昭和50年代卒業が5名、昭和60年代卒業が3名、平成年代卒業が2名でした。

 明大電友会開催会場風景

・電友会
以前、工学部には「明工会」という同窓会組織がありましたが、1974年(昭和49年)に解散し、その後1997年にOBとの懇親を図る目的で「明治大学電気系校友会」を立ち上げ、1998年に第1回幹事総会を開催し、創立120周年の2001年10月に第1回明治大学電気系校友会総会を開催しました。その後2004年に第2回、2006年に第3回電気系校友大会を開催して、隔年で大会を開催することとなりました。
・電気系工学部の変遷
総会の最後の閉会の辞で、久保田寿夫先生の電気系工学部の変遷の説明がありました。明治大学の工学系の設置は、1944年に東京明治工業専門学校を設置し、1949年の学生改革により新制大学工学部となり、電気工学科、機械工学科と建築学科の3学科となりました。電気工学科は後に電気電子工学科に代わり、1989年に理工学部を設置して電子通信工学科と情報科学科が誕生しました。2007年に電気電子工学科と電子通信工学科を再編して電気電子生命学科を設置しました。

 電気系工学部の変遷(左・中:久保田寿夫先生の電気系工学部変遷の説明、:本郷通りにあった新制大学発足時代の工学部校舎再掲)

・講演要旨
森岡一幸先生の講演の要旨は、人間と共生するロボットは単体ロボットに機能を集中しても限界であり、ロボットのための空間知能化はネットワークがロボット構成を柔軟にでき、ロボットを情報的にサポートをして、分散カメラなどによる対象追跡システム化が必要である。空間知能化の展開は、人間の行動がセンサーとなり、人間の観測結果からロボットのための情報が抽出できる。

 森岡一幸先生の講演「空間知能化とロボティクス」(写真拡大)

・懇親会
懇親会は、13時からリバティタワー23階岸本記念ホールで、加藤徳鋼先生の司会で行われ、開会の辞、先生・校友のお話などの他、立食会歓談で電友会会員間の有意義な交換会が行われました。

 リバティタワー23階岸本記念ホールでの懇親会風景

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大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 大森町駅付近(第26回速報版)

2008年11月19日 | 大森町界隈あれこれ 京急関連
kan-haru blog 2008

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大森町駅高架橋の建設
・2号工事機による高架駅橋の建設
高架化 大森町駅付近(第25回)では、2号工事機による大森町駅高架橋の骨格築造の出来上がりまでを記述しました。第26回速報版では、その後の工事の進展を記述しました。
11月10日には、同高架橋にはスラブが付けられ、工事機北側部分の駅舎ホームの仮屋根を剥がしはじめて、工事機の移動準備が進められました。11日には、上下線のホーム仮屋根上には、大勢の作業員により工事機にかかる部分の屋根板を取り剥がして、工事機が北方の元居た場所に移動しました。

 元居た場所に移動の2号工事機(:スラブの付いた大森町駅南端高架橋1110撮影、:工事機移動で取り外された仮屋根板1110撮影、:駅構内を移動した2号工事機1111撮影)

11月16日には、移動した工事機の南側下りホーム上に高架橋脚柱の建立が見られ、19日には上りホーム側にも高架橋脚柱が建てられていました。

 丸形鋼管高架駅橋脚柱建立(:下り丸形鋼管高架駅橋脚柱1116撮影、・右:上り丸形鋼管高架駅橋脚柱1119撮影)

・えびすヤードのクレーンによる高架駅橋の建設
前回記述時には、えびすヤードに太い白色棒角材が10本格納していましたが、11月7日にはえびすヤードのクレーンで運搬車が搬入してきた、複数本の白色棒角材を荷揚げしてヤードに保存していました。
11月11日には、ホーム北側に築造の5面高架駅橋上で2本の連結組立された赤色の大型長尺建築鋼材が高架橋上を北方に移設して、スラブが付いていない2面目の高架橋を渡り、1面目の高架駅橋上まで移動されました。

 えびすヤードのクレーンによる高架化工事(左:白色棒角材の荷揚げ1107撮影、中・:長尺建築鋼材を2面高架橋上に移動1111撮影)

13日にはえびすヤードに保管の白色棒角材が、赤色長尺建築鋼材を架設工事の道具にして、スラブの付いていない2面目の高架橋空間の下りホーム側に架けられました。その白色棒角材には下面から東方に向かって、細かい間隔で多数の棒材を突き出した梁が並べて付けられています。翌14日には、隣に並べて別の白色棒角材が架けられました。18日には、上りホーム側にも突き出し梁の付いたて白色棒角材と共に、6~7本ほどの白色棒角材を並べてが架けられていました。

 白色棒角材がスラブなし高架橋に架けられる(:突き出し梁付付白色棒角材が架けられる1113撮影、:白色棒角材が並ぶ1114撮影、:上り線がわにも多数の白色棒角材が並ぶ1119撮影)

1号工事機の高架橋建設工事
1号工事機による高架橋の建設は、大森町第1踏切の南側に1面の丸型鋼鉄柱の高架橋を築造した後、前回記述時には下り側に四角形のコンクリート橋柱を建立されました。
その後の11月7日には、上り側にもコンクリート高架橋柱を建てて、11日には横桁梁が付けられ、19日に見た時には工事機が移動されており、さらに新たな2脚の高架橋柱が建立されていました。

 1号工事機の高架橋建設(:2脚目の高架橋柱が建立1107撮影、:横桁梁が付く1111撮影、:新たな2脚の高架橋柱が建立1119撮影)

大森町以南の高架橋建設工事
大森町第1踏切南の1号工事機による高架橋建設と共に、工事機よりさらに南側の同第3踏切までの区間の基礎杭工事もあらかた終了しており、11月7日には第1-3踏切間の中間付近に1対の四角形コンクリート高架橋柱を建てられていました。また、19日に見た時には、さらに1対の高架橋柱が建ち4脚の柱が見られました。

 第1-3踏切中間にコンクリート高架橋柱建立(左・:1対の四角形コンクリート高架橋柱1107撮影、:高架橋柱が2対となる1119撮影)

内川橋梁付近の上り高架仮線敷設工事
上り高架仮線敷設工事は、KP15仮橋脚から北側の(内川橋梁上り仮線敷設図再掲参照)仮設傾斜高架橋の架設準備が進められており、11月10日にはKP15仮橋脚の建立基礎部分をコンクリートの基礎固めの工事を行っていました。
また、KP15仮橋脚から北側部の現傾斜高架橋ガードと仮設傾斜高架橋ガードがドッキングする箇所では、現傾斜高架橋の下部に強固な工字鋼の補強桁梁がつけられており、19日にはほとんどが付け終えたようです。

 KP15仮橋脚北側の現高架橋と仮高架橋のドッキング部の準備工事(左:KP15仮橋脚基礎部分のコンクリート基礎固め1110撮影、中:現傾斜高架橋下部の工字鋼補強桁梁工事途中1110撮影、右:工字鋼補強桁梁が付け終えた状態1119撮影)

さらに、19日にはKP16-1仮橋脚から南側の架設工事が完了した部分の上り線仮高架橋上では、線路道床のコンクリート打ちの工事が行われていました。
内川南岸の傾斜の土盛り箇所の準備工事も、進められています。

 工事中の上り線仮高架橋上の作業(左:仮高架橋上の線路道床コンクリート打工事、中・右:上り線仮高架橋上での工事)

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イベント 廃棄物リサイクル施設 東京スーパーエコタウン事業施設見学会その2

2008年11月16日 | イベント
kan-haru blog 2008 

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城南島地区の2施設見学その2
・株式会社リサイクル・ピア社見学
午前の城南島地区見学2社目の株式会社リサイクル・ピア社へは、アルフォ社と道路を挟んだ対面にありますがバスで移動しました。
最初に会議室でリサイクル・ピア社の大都市建設廃棄物の高度リサイクルの「システム・技術」についての概要説明を聞いてから、3、4階のリサイクルシステム説明資料展示室、リサイクル施設の見学コースを廻りました。

 株式会社リサイクル・ピア社見学(左・中:リサイクル・ピア社前景、右:高度リサイクルシステムの概要説明を聞く)

まずは、最上階のシステム説明展示室からの城南島周辺のエコタウン事業施設の展望を望みました。最初に見学のアルフォ社はリサイクル・ピア社の陰で見えませんが、右隣は城南島エコプラントで、1つ先の高俊興業東京臨界エコプラント社ではリサイクルの方式は異なりますがピア社と同様に建設系混合廃棄物の処理を行っています。リサイクル・ピア社の南東正面の株式会社ヒューチャー・エコロジー社では中古パソコンなどの電気・電子・情報機器全般の再使用とリサイクルを行っています。

 城南島エコタウンの眺望(左:城南島エコプラント 、中:高俊興業東京臨界エコプラント 、右:株式会社ヒューチャー・エコロジー)

次に城南島から目を南に転じると、その先は羽田国際空港です。生憎と天気は薄曇りであまり見晴らしが良くありませんでしたが、空港をかすかに眺められました。

 かすかに見える羽田空港を眺望する

株式会社リサイクル・ピア社(リサイクル・ピア社パンフレットから 大田区城南島3-4-3)は、平成15年3月に資本金3億円で設立しました。ここの施設では、受け入れた建設系混合廃棄物を仕分けされ、単品(石膏ボード、段ボール、木くず、廃ぷら等)、可燃物、金属くず等、大物(がれき類)に分別して再生素材等は般出します。

 建設系混合廃棄物の仕分け選別処理

再生素材を除く廃棄物は、仕上・精選別ラインで軽・中・重量品と細粒品の4つに分けた選別処理を施します。特に、細粒品については、「磨砕洗浄施設」で土石資源(土砂、コンクリートくず)を水だけを使用して、「米をとぐように」磨りもむ工程を経ると、資源の表面に付着した油分が剥離し、また粒度も均一に調整された土石資源となります。
建設廃棄物処理は、日に200~250台分の600~700トンが運ばれ、大型車が30台と循環回収車の10台を含めて、平日には1000トンの廃棄物処理を行います。

 建設系混合廃棄物リサイクル処理システム(:リサイクル処理中央監視システム、:リサイクル処理システム装置)

中央防波堤内側埋立地区午後の1施設見学
・東京臨海リサイクル・パワー株式会社見学
若干の時間をオーバーして午前の見学を終え12時にリサイクル・ピア社を後にし、バスで青海まで往路の行程を戻る時間を利用して、東京スーパーエコタウン事業施設の説明ビデオを見ながらテレコムセンターへ戻り、レストランなどで各自昼食をとりました。

 中央防波堤内側地区スーパーエコタウン事業施設地図

午後の見学の東京臨海リサイクル・パワー株式会社には、再び中央防波堤内側地区に渡り13時過ぎに着きました。先ずは、エレベーターで上階のリサイクル説明展示室で、東京臨海リサイクル・パワー株式会社のリサイクル事業概要説明を聞きました。

 東京臨海リサイクル・パワー株式会社事業概要説明(左:東京臨海リサイクル・パワー株式会社前景)

東京臨海リサイクル・パワー株式会社(リサイクル・パワー株パンフレットから 江東区青海2丁目地先)は、平成14年12月に資本金46億円で設立し東電が73%出資の東電系列会社です。ここでのリサイクルは、廃プラスチック類、建設廃棄物の破砕・分別処理残さなどの産業廃棄物を日に550トンと、医療機関から出る感染性医療廃棄物を日に50トン受け入れて、それぞれ専用の焼却炉で完全に焼却します。焼却の排熱を利用して、23,000kWを発電してその一部をリサイクルで使用する他は売電します。

産業廃棄物はガス化溶融処理を行い、灰はスラグ化(12%)し建設資材としてリサイクルし、鉄、銅、アルミなどの金属は有価物として売却します。
リサイクル後に残る廃棄物は、北関東・東北などの廃棄場に廃棄しているが、本年度からその一部が中防外側埋立処分場の新設処分場で受け入れられ、運用コストが低減されるとのことです。

 東京臨海リサイクル・パワー株式会社処理プラント全景(左:処理プラント全景説明板、中:産業廃棄物処理プラント、右:右三角屋根の左奥が感染性医療廃棄物プラント)

見学は、エレベータで最上階の見学コースからリサイクル処理中央監視センターや焼却炉建屋や配管構造と感染性医療廃棄物のコーナーを見物しました。
スーパーエコプラントで処理される感染性医療廃棄物は、プラスチック製および段ボール製の医療廃棄物回収容器で、廃棄物の量は40リットル規模の容器で1日約7,000個に相当し、完全密封の容器のまま2系列(1系列は予備炉)の大規模専用炉で焼却します。

 リサイクル処理中央監視センター

見学コースからの眺望は、天気があまり良くなかったのですが、一般にはあまり見られない場所です。14時40分頃見学を終え、解散場所の東京テレポート駅に向かいました。

 東京臨海リサイクル・パワー株屋上からの展望(左:産廃と医療廃棄物受入車の異なる入口道 、:中防外側埋立処分場、:中防内側埋立地から青海方面の眺望)
 
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イベント 廃棄物リサイクル施設 東京スーパーエコタウン事業施設見学会その1

2008年11月15日 | イベント
kan-haru blog 2008 

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東京スーパーエコタウン事業施設
11月6日参加の、所属している東京都異業種交流会H11メトロの見学会は、東京スーパーエコタウン事業施設を見学しました。

東京スーパーエコタウン事業施設(東京都環境局廃棄物対策部計画課スーパーエコタウン担当 新宿区西新宿2-8-1)は、東京都が臨海部の都有地(東京スーパーエコタウン見学施設地図参照)を活用して、循環型社会の変換を推進することを目的に、廃棄物処理・リサイクル施設の整備を進め、その事業者を決定してきました。

これまでに、稼働の廃棄物処理・リサイクル施設は2か所の都有地にあり、1つはテレコムセンター南東方向の江東区青海2丁目地先にある埋立地の中央防波堤内側地区では、PCB廃棄物処理とガス化溶融等発電の2施設が稼働し、2か所目は大田区城南島地区で建設混合廃棄物リサイクル施設、廃情報機器類等リサイクル施設、および食品廃棄物リサイクル施設などの6施設が稼働しています。

 スーパーエコタウン施設(施設図拡大)

スーパーエコタウン事業施設見学会
今年の施設見学会は年間20回開催し、参加は無料で先着順に50名が定員で1名でも申込み可で、開催日毎に異なる組み合わせの3施設を見学します。見学コースは、りんかい線の東京テレポート駅に午前9時に集合で、大型バスで出発です。今回は事前に参加のキャンセルがあり、21名の少ない参加人員の見学でした。
見学は、午前に大田区城南島地区の2施設を見学し、昼食は青海のテレコムセンターに戻りレストランで自由に済ませて、午後に中央防波堤内側埋立地区の1施設を見学後、東京テレポート駅で解散です。

 見学会集合場所(左)と中防外側埋立処分場(右)

午前中の見学は、大田区城南島地区の2施設の見学で、バスは東京テレポートの集合場所から南東のテレコムセンターを通過し、青海2丁目地先から第二航路海底トンネルを抜けて、埋立地の中央防波堤内側地区に渡ります。以前は、このトンネルはごみ廃棄車専用トンネルで、一般車は通行不可でした。
中防内側埋立地から中防外側埋立処分場に渡り、そこから進路を南西に向けて臨界トンネルを潜り城南島に到着です。城南島は、住居の大森町からは東方向にあり、環7通りを行けば距離は近く、戦後はここまでが大田区の埋立地となり、区の面積が拡張しました。

 見学のスーパーエコタウン事業施設のある江東区中央防波堤内側地区と大田区城南島地区の地形図(地形図拡大) 

城南島地区の2施設見学
・株式会社アルフォ社施設見学
城南島地区の施設見学の最初の施設は、城南島地区南岸近くの都有地にある食品廃棄物飼料化施設の株式会社アルフォ社です。

 城南島地区の2施設の所在場所地図

見学の最初は、エコタウン全施設紹介ビデオを見て、アルフォ社の廃棄物飼料化施設システムの概要説明を聞いてから、2班に分かれて施設見学です。

 株式会社アルフォ社施設見学の前(左:株式会社アルフォ社前景、中:廃棄物飼料化施設の概要説明、右:2班に分かれての施設見学)

株式会社アルフォ社(アルフォ社パンフレットから 大田区城南島3-3-2)は、2004年4月に資本金45,000万円で設立した食品廃棄物のリサイクル施設です。ここの施設では、都内近郊から排出される調理残さ、食べ残し、売れ残りなどの食品廃棄物(事業系一般廃棄物)や、食品製造・加工過程での食品残さ、食品廃棄物(産業廃棄物)を受け入れて、乾燥処理をして家畜用の配合飼料原料を製造してリサイクルを行います。

 「油温減圧式脱水乾燥法」システム1(左:原料ホッパー 、中:予備処理タンク 、右:特殊油分離装置)

ここのリサイクル処理の特徴は、他の肥料化や飼料化技術に比べると、短時間で大量処理を行い、1回の工程で10トンの食品廃棄物を約90分で栄養化の高い配合飼料原料の製品化ができます。ここの飼料化技術は、エネルギー源が都市ガスで、廃食用油を熱媒体として利用し、食品廃棄物の80%の水分を蒸発乾燥させて不純物を除去し飼料化する技術で、天ぷら方式とも云われる「油温減圧式脱水乾燥法」システムの技術です。

 「油温減圧式脱水乾燥法」システム2(左:高層建造の天ぷらシステム、中:スクリュープレス、右:中間ホッパー)

見学会の説明で聞いたフード系バイオマス廃棄物の全体像の抜粋を記すと、平成18年の資料では、農業・畜産業が14万戸で稲わら等1200万トン、家畜ふん尿9000万トンである。食品製造業が69000事業所で、動植物性残さが490万トンである。食品卸業者は53万事業者で生ごみが75万トンである。食品小売・外食産業が80万事業者で生ごみが570万トンである。家庭等最終消費者が4700万所帯で生ごみが1050万トンも出るとのことでした。

 「油温減圧式脱水乾燥法」システム3(左:ハンマーミル 、中:最高所にあるシステムの機械、右:ミールクーラー) 

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大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 梅屋敷駅付近(第14回)

2008年11月13日 | 大森町界隈あれこれ 京急関連
kan-haru blog 2008 梅屋敷公園際の高架橋

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大森町第3・第4踏切間の高架橋建設工事
高架化 梅屋敷駅付近(第13回)では、1号工事機が基礎工事を行いながらスポーツクラブNAS大森に達したことを記載しましたが、10月23日に見た時には2本の四角形の高架橋脚柱が建立してありました。この位置から先の1号工事機の工事は、高架橋を建設する役務に変身しました。11月2日にはさらに2本の高架橋脚柱を建立し、先の2本の脚柱間には横梁桁が付けられており、7日には2脚目の脚柱間にも横梁桁が付けられていました。

 1号工事機が高架橋建設工事に変身(:NAS大森付近に高架橋脚柱建立1023撮影、:2脚目の高架橋脚柱建立1102撮影、:橋脚柱に横梁桁の取り付け1107撮影)

なお、NAS大森から南方の梅屋敷商店街通りの大森町第4踏切までの間の高架橋建設は、第1京浜国道際ヤードに工事機械を据えて行われ、12日には1号工事機が建立の橋脚柱の南先の上り側に四角形高架橋脚柱が建てられていました。

 第3・第4踏切間の高架橋建設工事1112撮影(:高架橋にスラブが付く、:下り側に橋脚柱建立、:ヤードに工事機械を据えて高架橋築造)

梅屋敷第1・第2踏切間の高架橋工事
第13回に記述の梅屋敷第1踏切の南側で2号工事機が解体された後には、3本の四角形高架橋脚柱が建立されていましたが、10月23日には下り側にも残る1本の脚柱が建てられていました。11月2日に見た時にはスラブが付き、同7日には1面の高架橋として完成していました。

 この間最後の高架橋(:4本の橋脚柱が建立1023撮影、:スラブが付く1102撮影、:最後の高架橋築造1107撮影)

この区間の高架橋は、同第1踏切側から1面の高架橋の南に四角柱4面高架橋が2橋続き、その南に丸型鋼製柱の1面高架橋があります。計4橋の高架橋は、下り線路部が京急蒲田方面の3階から下り坂傾斜高架橋の構造となり、最南丸型脚柱の1面高架橋のみが3階傾斜部橋が完成しています。他の高架橋上の傾斜橋の築造は、丸型脚柱北隣の4面高架橋上で足場を組んで傾斜部建設の準備工事が行われています。

 梅屋敷第1・第2踏切間の高架橋工事(:最南部の3階部完成の丸型橋脚1面高架橋1102撮影、:南から2橋目の傾斜橋築造準備の4面高架橋1112撮影、:南から3橋目の4面高架橋1112撮影)

各高架橋間の連絡橋は、4面高架橋どうしの2橋間および、4面高架橋と丸型脚柱高架橋間の上り線2階線路道床部の連絡橋を架設工事中です。

 高架橋間連結の2階上り線連絡橋1112撮影(:最南1面高架橋と4面高架橋間の2階上り線連絡橋、:最南1面高架橋下から見た上り線連絡橋、:4面高架橋どうし連結の2階上り線連絡橋)

梅屋敷第2・第3踏切間の高架橋工事
梅屋敷公園に面した梅屋敷第2・第3踏切間の高架橋工事の建設は、第13回記述時までは大型クレーンを駆動して3階建て傾斜高架橋を架設していましたが、11月に入りクレーンが撤退して、同公園の地所を占有しての工事はほぼ終了して、やっと空き地に戻りました。
この間の高架橋の構成は、梅屋敷第2踏切南から2橋の1面高架橋に続き、2面高架橋を建立し、2、3階高架橋間連結の連絡橋は架設が終わり仕上げの工程に入っています。

 梅屋敷第2・第3踏切間の高架橋1112撮影(:工事クレーンが無くなりすっきりした第2・第3踏切間の高架橋、:1面高架橋どうし連結の連絡橋、:1面と2面高架橋間連結の連絡橋)

また、梅屋敷第2と第3踏切上の2、3階建てのガードも架設を完了し、現在仕上げの工事中です。

 梅屋敷踏切ガード1112撮影(:梅屋敷第2踏切ガード、:梅屋敷第3踏切ガード)

梅屋敷第3・第4踏切間の高架橋工事
第2工区では、この区間の京急蒲田側から3階建て高架橋建設工事を開始して、同第3踏切南側の1面高架橋が区間最後の建設橋です。現在残る工事が、その1つ南側の2面高架橋と連結の連絡橋架設が進められております。
なお、連絡橋架設の連絡橋間には、他の工区でも見られる2本の赤色鋼材の建設用資材が2階上り線路道床部に橋渡しされています。ここの高架橋間の連絡橋が架設されると、梅屋敷第2踏切から同第4踏切までの、2、3階部の高架橋は通しで連結されることになります。

 連絡橋架設を準備中の高架橋1112撮影(:赤色鋼材が橋渡されている高架橋間)

付録 大林寺お会式(晩秋の風物誌)
第1京浜国道東側の梅屋敷商店街通りを東に行くと、通りに面して大林寺(「大森町の社寺 大林寺」参照)があります。11月8日に大林寺でお会式が行われ、近隣檀家の複数の団体が集まり、19時から纏いと太鼓・鉦・笛を打ち鳴らして梅屋敷駅前国道東の商店街通りからお寺まで練り歩きました。

 大林寺お会式

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大森町界隈あれこれ ニュース 大森町周辺の秋のイベント(2008.11.11)

2008年11月11日 | 大森町界隈あれこれ イベント
kan-haru blog 2008 今年度内川護岸工事 

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ポレポレエコまつり(11月3日)
子ども交流センターでは、「第5回ポレポレエコまつり~江戸から未来へエコロジー~」を、こらぼ大森グラウンドで11月3日12時30分から16時まで開催しましたので見に行きました。13時頃着くと、薄曇りの中会場のグランドは父兄に連れられた幼児や児童で埋めつくされ、参加者数が非常に沢山で盛況でした。

 ポレポレエコまつり会場図

こらぼ大森(大田区大森西2-16-2)は、小学校の統廃合で閉校の旧大森第六小学校の跡地利用で地域住民の区民活動支援施設として開設されたもので、子ども交流センターは活用の一環としてNPO法人「おおもり子どもセンター」が学童保育と児童館事業を受託して運営をしているもので、詳しくは2006年掲載の「大森町界隈あれこれ イベント ポレポレエコまつり」を参照してください。
ポレポレエコまつりの、遊びの準備や手伝い員は、周辺地域の町会、幼稚園父母会、大森学園高等学校の生徒など多数のボランティアで運営されています。

 ポレポレエコまつり(写真拡大)

今回のポレポレエコまつりの当日には、1階のホールで「第2回 車イスからのまなざし 写真展」を開催していましたので、車イス生活者の視野でみた写真を見させて頂きました。

 車イスからのまなざし写真展(写真拡大)

大田区老人クラブ連合会第22回文芸作品展(11月4日)
大田区老人クラブ連合会第22回文芸作品展が、東急多摩川線下丸子駅前の大田区民プラザ(大田区下丸子3-1-3)で11月4日から6日まで開催しました。大田区老人クラブ連合会は、15ブロックの156クラブで構成されており、大森西3丁目の地域には3クラブが存在して、作品展参加出展にはその中の大森西三丁目大寿会第一クラブでは2作品を展示しました。

 第22回文芸作品展会場風景(:作品展会場、:展示作品の例、:大寿会第1~3クラブ作品展示場)

出展の作品は、大寿会第一クラブ会長の I さんの作品が模型の薬師寺三重の塔と、同役員のMさんの作品が書道の掛け軸で、作品は大寿会第一クラブから第三クラブの展示コーナーに一列に並んで展示してありました。
作品展示会場を一巡して見ましたが何れも力作揃いで、作品の前で立ち止まるような素晴らしい展示品もありました。また、老人クラブによっては、工夫をこらした連作や同一テーマで数を揃えた作品など数多くの文芸作品が見られました。

 大寿会第1クラブ展示作品(:I さんの作品「薬師寺三重塔模型」、:Mさんの作品「書道掛け軸」)

大森西三丁目大寿会第一クラブ誕生会(10月16日)
大田区老人クラブ連合会大森西三丁目大寿会第一クラブでは、8、9、10月生まれの方の誕生会を、10月16日に諏訪神社諏訪会館で開催しましたので、該当者として出席しました。

 大寿会第一クラブ誕生会(左上:老人クラブ会長と大森警察署警部補 甲斐氏、中上:甲斐警部補振込詐欺防犯のお話、その他:演芸会・余興)

会長挨拶後、大森警察署生活安全課防犯係警部補 甲斐氏の振り込み詐欺対策の話を聞き、8月誕生者5名、9月6名、10月15名の紹介があり、長老の乾杯を合図に食事をとりながらの懇親会がありました。食後のひと時を、カラオケ、合唱、舞踊などの余興で過ごし、楽しく散会しました。

内川護岸工事説明会(9月18日)
現在の内川は、大森町の中心を東西にJ R東海道線から「ふるさと浜辺公園」の河口までの約1.5kmを東京湾に流れる二級水系の短い川です。
内川のルーツは「大森町界隈あれこれ 内川風景 大森町を流れる昭和の面影 その1、2」に掲載の通りですが、大森に転居してきて内川を初めて目にした時の内川沿の一直線の幼稚園時代の通園路の印象は、大森に居を構えて以来の大戦時代を通しての昭和の面影のとても深い川なのです。
ルーツに記載の通り内川の源流は、大森町になる前の大森村時代の昔には現在の大森町商店街の一つ北側の道に添って流れており、大正6年に第1京浜国道大森橋からの上流側が、開桜小学校、大森学園高校、第8中学校を東西に結ぶ現在の流れの内川となり、大森橋からの下流側が昔の源流をほぼ辿って東京湾に注ぐのが内川なのです。

 東京府武蔵国荏原郡大森村地図から昔の内川の流れを再現再掲

現在の内川は、かも、かもめ、かになどの水生動物が沢山寄り付き、自然が回帰するほどの環境が良くなっております。しかし、内川も老朽が進み護岸工事が行われており、老朽化の激しい大森橋から下流では護岸耐震補強工事が行われ、美原通りの内川橋から新橋間と、第1京浜国道の大森橋から内川橋間は既に完成して、今年末には新橋から河口間の工事の計画が東京都により進められています。

 内川橋から河口までのほぼ源流を辿る内川(:内川橋から大森橋までの護岸工事が完了した内川 、:内川橋から新橋までの護岸工事が完了した内川、:年末から平成22年に護岸工事が行われる新橋から河口までの内川)

一方、上流の直線部の内川護岸は、老朽化はそれほどひどくなく、自然回帰や内川の歴史保全の環境向上や通学路維持などの目的で、開桜小学校前に護岸路を広げて桜を植樹した護岸工事が大田区によって小学校前の約半分の区間が今年の3月に完成しています。

 自然環境が良くなる内川(:半分が完成の開桜小学校前の護岸工事、:自然が回帰の内川 )

本年度に開桜小学校前の残り半分の工事予定の説明会が、9月18日19時からこらぼ大森で行われ、既に現在工事が大田区で着工されています。護岸工事が完成すると、開桜小学校の名前に相応しくソメイヨシノが植樹され、内川の案内を掲示した案内板が複数個所に建てられる予定です。

 説明会配布資料

さらに、今後には、第8中学校前に同様な護岸工事を進めることが予定されておりますので、内川の自然環境はハゼ釣りの人も多くみられますます良くなる方向です。内川に初めて接してから、今年で70年目を迎え大変嬉しく感謝しています。

 内川工事説明会と本年度工事(:内川工事説明会、:開始された開桜小学校前の残り半分の護岸工事)

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大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 糀谷駅付近(第7回)

2008年11月09日 | 大森町界隈あれこれ 京急関連
kan-haru blog 2008 消えゆく跨線橋

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糀谷高架駅橋工事
糀谷高架駅橋工事は現在上り線の仮高架化建設の工事ステップを進めており、高架化 糀谷駅付近(第6回)の記述時には、在来の上下線ホーム間に架設されていた連絡跨線橋の撤去工事が進められていました。今回は、10月18日と11月2、7日にその進捗状況を見てきましたが、大きな工事の進展は見られませんでした。

糀谷高架化の工事は他の工区と比較すると、高架化工事のため下り線ホームの移築新設や線路の移設に多くの時間を費やしてきたので、高架橋の区間長は短めですが、本格工事の進行はこれからが本番のようです。

・京急蒲田(空)第4踏切側駅構内の高架化工事
京急蒲田(空)第4踏切東側の駅構内西部の4面の高架駅橋は、上下線線路部道床部の高架橋としてほぼ出来上がりの状態で、3面の高架駅橋脚柱には最終形体の高架駅橋用として、高架橋南面と北面にそれぞれ上下ホーム構築用のホーム取り付け桁を突き出して造られております。高架駅橋の4面目の第5脚橋柱に取り付けの突起桁は、第1~5橋脚柱のホーム取り付け桁とは異なった形状となっています。

 駅構内西部の4面高架駅橋は第5脚橋柱のみ異なる形状で構築の突起桁(:駅区道南側から見た高架駅橋1018撮影、:下りホームから見た高架駅橋)

4面高架橋に続く次の高架駅橋は、橋脚柱の1間隔分先の第6、7脚橋柱に1面の高架駅橋が築造されており、高架橋を構成する横梁桁は現在の下り線ホーム上に建立の橋脚柱まで架設してあります。
この横梁桁間には、上下2線の線路部道床部の高架橋の位置に縦梁桁が架けられており、将来の本番ステップの高架駅橋としての運用時には、縦梁桁の下の丸型取り付け部に橋脚柱を建てて、ここまでの幅員の高架橋となります。
縦梁桁から下り線ホーム上までの高架部分では、上り高架仮ホームと、現下り線への昇降部が築造されることになります。また、下り線ホーム上には第8脚橋柱が以前から建立されています。
また、この第7橋脚柱の南柱は、仮南改札口の中央部に重なって建てられており、11月2日に見た時には、脚柱の囲いが外されむき出しの柱となりましたので、周囲が若干広くなりました。

 駅構内西部の2橋目の1面の高架駅橋(:下りホームから見た2橋目の高架駅橋1102撮影、:1面高架橋先の下りホーム上には仮高架橋柱が建立済み1107撮影、:仮南改札口の中央に居座る高架駅橋の第7脚橋柱1107撮影)

・糀谷第1踏切側駅構内の高架化工事
糀谷第1踏切西側の駅構内東部の高架化工事は、2面の高架駅橋が築造されておりますが、西側の第6、7脚橋柱の1面高架駅橋の構造と同型で、10月からの外観上の工事進展は殆ど変化していません。

 駅構内東部の2面の高架駅橋(1102撮影、1107撮影)

・連絡跨線橋の撤去
上り下りホーム間の連絡跨線橋の撤去は11月7日に見た時には、跨線橋架設の線路中間部の橋脚柱の土台を残すのみとなっていました。

 高架化工事で撤去されるホーム間跨線橋(:歩道部鋼鉄橋のみとなる跨線橋1018撮影、:昇降基礎土台部のみとなる跨線橋1102撮影 、:線路中間脚柱土台のみとなる跨線橋1107撮影)

また、糀谷駅ホーム外から糀谷第1踏切までの間の高架化工事は、10月中には大型のクレーンを導入してホーム高架駅橋の建設工事を行い、また各種の工事機械により踏切までの部分の高架橋築造の準備工事を行っていました。11月7日にみると、クレーンや各種機械は退かされて、工事鉄板のみが敷かれていました。

 糀谷駅ホーム東の高架橋建設を待つ工事現場(:高架化工事を行う各種建設機械群1018撮影、:高架橋建設を行う大型クレーン1102撮影、:工事機が退かされて高架橋建設を待つホーム東側1107撮影)

糀谷第1踏切東側の高架化工事
糀谷第1踏切東側の高架化工事は、高架駅から地上に降りる傾斜の高架橋部とその先の盛り土部の築造があります。現在、同第1踏切東側の上り線際の空き地に、各種の大型の工事機械を入れて、高架橋建設の準備工事を日数をかけて進められていますが、まだ構築物の築造がありませんので、外観的な工事の状況の変化を見ることができません。

 糀谷第1踏切東側の上り線傾斜高架橋基礎工事(1018撮影、1107撮影)

この傾斜高架橋は、同第1踏切から空港方面には左にカーブしており、傾斜橋中間部でも大型の工事機械を入れて基礎工事を進めています。なお、土盛り部の工事はまだ進められていません。

 傾斜橋中間部での上り線傾斜高架橋基礎工事(写真拡大1107撮影)

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イベント 大田産業プラザ 第29回日本鉄道模型ショウ

2008年11月07日 | イベント
kan-haru blog 2008 

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日本鉄道模型ショウ
京急蒲田付近には、京急高架化の記事を連載しておりますので頻繁に通っており、第1京浜国道前の大田産業プラザは馴染みの会場です。その大田産業プラザで毎年11月に開催の日本鉄道模型ショウも、回を重ねて今年で第29回を迎えました。
熱心な鉄道ファンでは無いので、今まで日本鉄道模型連合会(JMRA)開催の日本鉄道模型ショウは見る機会がありませんでしたが、11月2日に後学のため始めて見に行きました。

 第29回日本鉄道模型ショウ会場

第29回日本鉄道模型ショウは11月1、2日の開催で、1階大展示ホールで展示・販売の他HOゲージの集合式レイアウトがあり、2階小展示ホールでユーザ作品展とNゲージレイアウトの運転会が開かれ、入場料は1000円(保護者同伴の小学生以下無料)で「日本鉄道模型連合会カタログ2008」が貰えます。

 第29回日本鉄道模型ショウチケット

1階大展示ホールでの展示・販売会場は、入口を入ると中央に集合レイアウトがあり、左手にJMRA本部があります。日本鉄道模型ショウの展示は、HOゲージが中心の主体のイベントであり、Nゲージは脇役です。
会場の入りは、思ったより空いている感じで、販売の模型も超精密で高価な高級製品のキットなどが多く、入場者は比較的年令層が高い鉄道マニアが参加する感じのショウのようです。
また、展示販売の業者も、大手メーカーの他に、中小規模メーカーが多く出展しているのが特徴のように感じられました。

 第29回日本鉄道模型ショウ展示レイアウト

模型の展示品は素人にはとても組立が困難な高精密模型の製品であり、その精巧さに感服しながら展示コーナーを粗く一回りしてみました。

 展示・販売鉄道模型(左上中上右上左下中下右下写真拡大)

始めて見る模型ショウでは、レイアウトに使用するジオラマの精巧さにはいつも感心させられます。また、ペーパーキツトで組める成功なお城、駅舎や種々の家屋などが豊富に品揃いがされており、暇と余裕があればジオラマを作ってみたいなとの誘惑にかられます。

 ジオラマ(写真合成)

驚きついでに、初めて見る模型ショウでHOナロー(9mm)ゲージ鉄道模型にお目にかかりました。ワールド工芸製の関西電力専用線で使用されていた真鍮製の加藤 3tディーゼル機関車完成品を見て、鉄道模型も小型の登場に感心するとともに、動力モーターの小型化は時代の趨勢であると思いますが、価格の2.8万には納得もしながら驚きました。精密模型ですから、1品で10万を超える製品がざらな世界なのです。

 小型ゲージ模型(左写真拡大、右:加藤 3tディーゼル機関車[ワールド工芸])

鉄道模型ショウの人集りは、どこでも集合式レイアウト運転が子供には人気の的で、保護者に連れられてきた児童が運転席を占めていました。

 子供に人気のレイアウト運転(写真合成)

・ユーザ作品展
2階小展示ホールでは、鉄道模型マニアなどが参加してユーザ作品展を開いておりました。ここを、訪れる人は鉄道模型に深く携わっている方の集まりのようで、会場は空いていました。

 2階小展示ホールのユーザ作品展(写真合成)

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大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 大森町駅付近(第25回)

2008年11月05日 | 大森町界隈あれこれ 京急関連
kan-haru blog 2008

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大森町駅高架橋の建設
・2号工事機による高架駅橋の建設
前回の高架化 大森町駅付近(第24回速報版)では、2号工事機が大森町駅出入口の大森町第1踏切際に高架駅橋脚柱を建立した後、ホーム南端部から北方向に逆転の移動をして高架駅橋の建設を継続するようであることを記述しました。

10月24日には、重量物運搬車が運んできた高架駅橋脚柱を荷揚げして、下りホームの南端部に建立し、続く翌25日にも荷揚げして上りホームの南端部に建立しました。

 大森町駅ホ-ム南端部の高架駅橋脚建立(:高架駅橋脚柱の荷揚げ1024撮影、:下りホームに橋脚建立1024撮影、:上りホームに橋脚建立1025撮影)

26日には両橋脚柱間に横梁桁を取り付けて、28日には踏切際の高架駅橋脚柱間の上下線に2本の縦梁桁が付きました。さらに、高架駅橋の建設は突貫工事が進み29日には、中間を結ぶ補強の縦梁2本と各縦梁間に9小間の補強の小間梁が付けられました。
11月1日に見た時には、上下線の駅ホーム橋脚取り付け用の突きだし桁梁と共に、駅ホーム橋脚梁にホーム補強梁の全ての骨格が完成していました。

 大森町駅ホ-ム南端部の高架駅橋建立(:橋脚柱間に横梁桁取り付け1026撮影、:橋脚柱間に2本の縦梁桁取り付け1028撮影、:補強縦梁2本と9小間の補強小間梁取り付け1101撮影)

・えびすヤードのクレーンによる高架駅橋の建設
前回の高架化 大森町駅付近(第24回速報版)記述の10月23日には、2本の赤色の大型長尺建築鋼材などが搬入され、ホーム中央部の3連高架橋上に荷揚げされましたが、翌24日にも、前日とは異なる工字鋼を組立てた2本の赤色の大型長尺建築鋼材が3連高架橋上に並べて保管されました。

 工字鋼を組立ての大型長尺建築鋼材荷揚げ保存(写真拡大1024撮影)

さらに、連日で25日にも2本の赤色の大型長尺建築鋼材を荷揚げして、2組計6本の長尺建築鋼材を並行に整列して保管されました。

 連日の大型長尺建築鋼材の荷揚げ(写真拡大1025撮影)

11月1日に見た時には、2組計6本の長尺建築鋼材は縦の連結と共に、2列の鋼材間を2本の鋼材で連結して結合されました。また、各組の2本の工字鋼の外側側面に、工事通路が付けられて青色の囲い枠の幕が付けられました。さらに、5日には2列の鋼材間を結合した鋼材にも、青色の囲い枠幕が付きました。

 荷揚げした長尺建築鋼材は縦・横が結合される(:長尺建築鋼材は縦・横が結合される1101撮影 、:結合された建築鋼材の周囲には囲い幕が張られる1105撮影)

高架化建設工事資材の搬入は、えびすヤードに10月に搬入された12本の白色棒角材の脇に、倍ほどの太さの10本の白色棒角材が11月1日に置かれていました。また、えびすヤードと反対側の大森町駅脇の空きスペースには、2組の駅ホーム橋脚梁桁とホーム補強梁桁が保管されています。

 滞貨が進む高架化建設の工事資材(:えびすヤードに保管が多くなった白色棒角材、:取付待ちの駅ホーム橋脚梁桁とホーム補強梁桁)

・高架駅ホームに障害の電灯電柱の移設
大森町駅3連高架橋の南側の高架橋面には、ホーム東側の区道の曲がり角に建つ電灯線電柱位置とぶつかるため、駅ホーム橋脚梁桁がまだ取り付けられていません。そのため、10月23、25日に電灯線電柱を新設した移設工事が行われ、新電柱に電力線の付け替えは済みましたが、各種通信線類の電線移設が終らないため、電柱の撤去作業はこれからです。

 高架化工事に掛かる電灯線電柱の移設工事(:高架駅ホーム構築に障害の電柱移動工事、:電力線以外の各種電線が残る移設前の電柱)

1号工事機の高架橋建設工事
1号工事機は、10月1日に南方に移設してから工事の進展が見られませんでしたが、11月4日には下り線側に高架橋が建立されました。これまで第1工区の高架橋柱の建立は、平和島第5踏切上り南側からの高架橋建設以来鋼材製の丸型橋柱で一貫していましたが、大森町第1踏切南側の5脚目の高架橋柱は四角形のコンクリート橋柱に変わりました。

 久し振りに1号工事機が建立した初の四角形コンクリート橋脚柱(写真拡大)

内川橋梁付近の上り高架仮線敷設工事
高架橋上り仮線敷設工事は、仮線高架橋との合流箇所となる仮橋脚(KP15)(内川橋梁上り仮線敷設図再掲参照)から北部の、現傾斜高架橋西側側面のガード橋に足場が組まれ準備工事が行われています。
上り仮線敷設の盛り土部の工事は、内川南岸の上り仮線高架鉄橋から平和島第5踏切までの本線西側の新設区道予定地で、現在準備工事が行われています。

 上り高架仮線敷設工事(:上り仮線敷設工事ガード橋に組まれた足場 、:上り仮線敷設の盛り土部の準備工事)

平和島第5踏切以南の高架橋
平和島第5踏切以南の高架橋の構成は、駅ホーム上の5面高架駅橋脚の北部に、高架橋間に連絡橋で結ばれていない単独面の高架橋が建立してあり、その高架橋の北側から同第5踏切までの高架橋は全て連結してあり、高架橋の柵も取り付けられています。

 平和島第5踏切から大森町駅までの高架橋

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大森町界隈あれこれ 大田産業展 おおた商いAKINAI 観光展2008

2008年11月03日 | 大森町界隈あれこれ イベント
kan-haru blog 2008 大田区産業プラザ 

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大田産業展
大田区では初めて発信する産業展を、「おおた商いAKINAI 観光展2008」と銘打って大田区産業プラザ大展示ホールにて、10月17、18日に開催されましたので、17日に見に行きました。

 おおた商い観光展会場入り口風景(写真拡大)

おおた商いAKINAI 観光展2008
京浜急行電鉄蒲田駅前の第1京浜国道に面したユニークな外観建屋の、大田区産業プラザ(大田区南蒲田1-20-20 地図参照)で開催の「おおた商いAKINAI 観光展2008」は、大田区が日本の玄関口としての羽田空港をはじめ、区民が暮らしを支える多くの小売店、飲食店などの商店があり、また特徴をもった匠の技を持った職人・工場が多く、区内の名産品や優良商品を広く発信し、さらに、「観光のまち大田区」の魅力を再発見してもらおうとの趣旨で今年初めて開かれました。

 大田産業展屋外テント広場風景

展示会は、展示の他講演会・セミナーや各種のイベントが開かれ、開催2日目にはJALキャビンアテンダントのファッションショーがステージで披露され、第1期生が誕生した1951年の制服から現在の客室乗務員までの歴代の制服、14種類がショー形式で紹介され、来場者の人気を浴びました。
初開催の「商い」と「観光」の大田産業展は、受付を済ませ会場に入るとロボットが出迎えてくれ、入場者は2日間で6617人と盛況でした。

 大田産業展会場風景(:受付、:ロボットの出迎え、:混雑の入場者)

展示会場のぶらり見

 展示場レイアウト

展示会場には、大手の企業商店、地域の小売店や飲食店など107の企業や団体(一覧表参照)がブースを出展して、自慢の食品や日用雑貨品、伝統工芸品など、様々な品物の展示販売を行なっていました。

 伝統工芸品展示(左上中上右上左下中下右下写真拡大)

展示商品には、逸品商品に認定されたメンチカツや和菓子が販売され、区内初めての観光名所図を焼き入れた「手づくり大田瓦せんべい」などが紹介されました。
さらに、長野県東御市、秋田県三郷町、堺市、上海などの友好都市の物産の展示販売も行なっていました。

  区内初めての観光名所図を焼き入れた「手づくり大田瓦せんべい」(写真拡大)

「観光」展示
展示会場の「商い」に対する「観光」の展示では、大田区の文士村や水辺観光など大田区の魅力をPRする展示を行っていました。

 大田区観光の展示(写真拡大)

古き時代の大田区文化財
大田区の海苔の歴史は古く江戸時代以前から養殖海苔が盛んでありました。大田区の各地には古くからの文化財が数多く残っており、その一部が展示されていました。

 大田区文化財(:大森海苔養殖べか舟、:六郷のとんび凧、:羽田の纏)

今回の産業展では、付随の展示品として大田ユネスコ協会が参加して、大田地域遺産写真展を出展していました。また、2階の小展示ホールでは東急電鉄の出展で、懐かしい池上線・目蒲線の写真展も開かれていました。なお、展示品を見て歩きしていた時に、ステージでは大田区の大森甚句や羽田甚句などの三味線の演奏が行われていました。

 大田の遺産(:大田地域遺産写真展、:懐かしい池上線・目蒲線の写真展、:大田の古典芸能)

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番外編カテゴリー別ブログ記事の検索と見方 11月INDEX

2008年11月01日 | INDEX
kan-haru blog 2008 11月1日12版

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K&A kan-haruの日記の月間INDEXは、毎月1日付けで掲載しており前月の登録記事の即時検索のほか、カテゴリー別の登録記事の全て(2006年3月から最新登録まで)の検索ができます。
また、京浜急行の高架化の駅別工区をキーとした、大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 サブ・カテゴリー別目次を新設しました。

[K&A kan-haru 日記の見方について]
ブログ左覧のガイド板「カテゴリー」には、kan-haru日記のカテゴリー名とカテゴリー毎の記事登録数が掲載されております。
カテゴリー名の「ようこそ kan-haru日記へ」欄内には、次に示す日記の総合目次と日記を見るためのガイダンスが掲載してあります。
総合目次は、この月間INDEXと統合しており、同一のカテゴリー別目次を併用しております。
「ようこそ K&A kan-haru 日記の見方について」は、この日記を見るためのガイダンスを記載してあります。日記の見方について (その1)の解説には、カテゴリー別の概要説明と共に、カテゴリー項目からは当該カテゴリーの第1回登録記事から最終・最新の登録までの全ての記事の索引が行えるようにカテゴリー別INDEXと結合してあります。
kan-haru日記 カテゴリー別総合目次(全日記INDEX)
ようこそ K&A kan-haru 日記の見方について (その1)  2007年1月30日 更新
ようこそ K&A kan-haru 日記の見方について (その2)  2007年1月22日更新
・ようこそ K&A kan-haru 日記の見方について (その3) (未完)

[ブックマーク からカテゴリー別目次を見る]
ブログ左覧のガイド板の「ブックマーク」に、カテゴリー別目次を登録しました。カテゴリーを選択するとカテゴリー別の目次が見られます。
閲覧日記と同一のカテゴリーの目次は、記載日記最後尾のカテゴリー別Indexから見られます。

[閲覧日記のページから総合目次を見るには]
ブログ左覧のガイド板「ブックマーク」の[kan-haru日記 総合目次]を指定すると、「ようこそ K&A kan-haru 日記の見方について」内のカテゴリー別総合目次を参照できます。
各閲覧日記の先頭または後尾に記載の"< 総合INDEX へ" からも最新の目次が見られます。

[ブログ記事内の参照地図・写真などを拡大して見るには]
次の2006年3月月間INDEXに方法が記載してありますので、参照して下さい。
番外編 ブログ記事の参照地図を拡大して見る方法 [付 kan-haruの日記3月月間INDEX] 2006年4月1日

  大森町界隈あれこれ カテゴリー別目次
■印覧の10月掲載項目以外の目次は、下記の項番に付記された下線付きのカテゴリー項目を選択すると、当該カテゴリーの掲載当初から現在日時点までの目次が見られます。

 1 大森町界隈あれこれ 大森町に住んで65年!
 2 大森町界隈あれこれ 空襲編若山武義氏手記 総目次
  2-1 大森町界隈あれこれ 鎮魂! 大森町大空襲 (第1編)
      付 東京大空襲 ~あれから61年~
  2-2 大森町界隈あれこれ 手記第2編 戦災日誌中野編
  2-3 大森町界隈あれこれ 手記第3編 戦前戦後目黒にて
 3 大森町界隈あれこれ 戦後編若山武義氏手記 総目次
  3-1 大森町界隈あれこれ 戦後史編手記 第1~4編総目次
 4 大森町界隈あれこれ 大森町の社寺
 ■ 大森町界隈あれこれ 大森町の社寺 堀之内三輪神社2008年秋の例祭 10月13日
 5 大森町界隈あれこれ 大森町商店街
 6 大森町界隈あれこれ 大森海苔
 7 大森町界隈あれこれ 京浜急行関連
  ◇ 2006・2007年版2008年前期版2008年中期版2008年後期版
 ■ 大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 雑色駅付近(第8回) 10月5日
 ■ 大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 大森町駅付近(第23回その1) 10月9日
 ■ 大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 大森町駅付近(第23回その2) 10月11日
 ■ 大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 糀谷駅付近(第6回) 10月15日
 ■ 大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 梅屋敷駅付近(第13回)  10月19日
 ■ 大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 大森町駅付近(第24回速報版)  10月23日
 ■ 大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 京急蒲田駅付近(第14回)  10月27日
 ■ 大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 雑色駅付近(第9回)  10月28日
 8 大森町界隈あれこれ 大森町風景
 9 大森町界隈あれこれ イベント
10 大森町界隈あれこれ 大森町学びや

  大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 サブ・カテゴリー別目次 新設

11 大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 Sub INDEX
  ◇ 大森町付近工区2006・2007年版大森町付近工区2008年版梅屋敷付近工区京急蒲田付近工区雑色付近工区糀谷付近工区

  一般 カテゴリー別目次

21 風景・風物詩 総目次
  ◇ 2006・2007年版2007・2008年版
22 小さな旅 総目次
 ■ 小さな旅 秋のばら観賞 京成バラ園 10月17日
23 旅ものがたり 総目次
24 秋葉原界隈 総目次
25 イベント 総目次
  ◇ 2006・2007年版2008年版   
 ■ イベント 運動会 第16回お茶の水小学校運動会 10月3日
 ■ イベント 東海道品川宿 第18回しながわ宿場まつり 10月7日
 ■ イベント 東京国立博物館 大琳派展~継承と変奏~ 10月21日
 ■ イベント ROBO_JAPAN 2008 パートナーロボットを一堂に集めた博覧会 10月25日
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