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kan-haruの日記

風景・風物詩 夏の風物詩 幼児期に住んだ入谷の小野照崎神社と朝顔まつりその2

2015年07月29日 | 風景・風物詩

kan-haru blog 2015 

入谷の朝顔市
小野照崎神社から朝顔まつりが開かれている入谷鬼子母神へは、通りを一つ隔てた言問通りの入谷交差点を渡ります。入谷の朝顔市は、例年七夕の前後3日間(7月6日、7日、8日)開催されますが、7日に久しぶりに小野照崎神社を参詣してから鬼子母神(真源寺 台東区下谷1-12-16)にもお詣りしました。しかし、前回の朝顔まつりに行った2008年は、主要国首脳会議(洞爺湖サミット)の開催のため、第60回朝顔市の開催日が7月18、19日、20日(「風景・風物誌 夏の風物詩 入谷の朝顔市2008」参照)に変更されました。

 小野照崎神社から言問通りへ (左:小野照崎神社から言問通りに向かう路地裏通り、右:昭和・言問通り交差点)

入谷の交差点には、昭和31年7月に、下谷観光連盟が建立した「入谷朝顔発祥之地碑」と「入谷乾山窯元之碑」があります。「入谷朝顔発祥之地碑」は、鬼子母神の辺りは江戸末期から朝顔栽培が盛んだったところで、境内を中心に朝顔市がたち、早朝から夜遅くまで賑わって、全国的に有名になった入谷の朝顔を顕彰した碑です。「入谷乾山窯元之碑」は、入谷の地は古くから農閑期を利用して土器の製造の盛んなところであり、名陶工といわれた尾形乾山は、1731 年(享保16年)69歳の頃に江戸に下り、寛永寺領入谷の鬼子母神の前あたりに窯を築いて晩年を送りました。そして81歳で没するまで江戸に在住し陶器や絵画の制作に手腕を発揮したことを顕彰して建立されました。 

 
言問通りを横断して朝顔祭りへ (左:言問通りを横断して朝顔祭りへ、右:「入谷朝顔発祥之地碑」と「入谷乾山窯元之碑」)

今年の朝顔まつりは、66年目を迎え例年通り入谷鬼子母神から言問通りに120数軒の朝顔業者の朝顔約12万鉢が並び、毎年40万人の人出で賑わいを見せています。

 賑わう朝顔市露店(左・右:約12万鉢が並ぶ朝顔市露店)

入谷鬼子母神 
入谷の鬼子母神は、仏立山法華宗本門流の寺院で真源寺といい、1659年(万治2年)に光長寺20世・日融が当地に法華宗本門流の寺院を開山して鬼子母神を祀っています。鬼子母神は仏教の守護神であり、明治以前は神も仏もいっしょに祀られていましたが、神仏分雛により独立しましたが、鬼子母神はいわゆる神様ではないということで、そのまま真源寺に残されました。地口の「恐れ入谷の鬼子母人、びっくり下谷の広徳寺・・・」は、「恐れ入りやした」の「いりや」を地名の「入谷」に掛け、同地にある「鬼子母神」を続けたもので、「恐れ入りました」をしゃれて言ったもので、「びっくりした」は「びっくり下谷」と地名の「下谷」に掛けた言葉遊びです。
 
 朝顔市の鬼子母神境内1 
(左:人で一杯の境内、右:境内に並ぶ朝顔鉢)

それほど広くない真源寺境内には、沢山の朝顔鉢が並び、多くの参詣人で一杯です。真源寺をお参りして、大と小の朝顔のお札を頂いてきました。

 大小の朝顔のお札 

朝顔市は真源寺境内での鉢植えと、露店の鉢植えが12万鉢並び、立派な鉢植えの朝顔は5千円からで、一般の朝顔鉢は2008年の朝顔市と同値の2千円でしたので、何時ものように一鉢購入しました。

  朝顔祭りの朝顔売り場
(左:真源寺境内の朝顔売り場、右:朝顔市露店の朝顔売り場)

また、境内の郵便局出店で記念の朝顔市とほおずき市の上野記念切手を購入して、金鳥が配る朝顔市の団扇を貰って入谷駅から地下鉄で帰宅しました。

 
朝顔市で入手した記念切手と団扇

 今年購入の朝顔は矢車鉢で、購入の翌日から元気に毎日花を付け、楽しんで観賞をしています。
  連日花を付ける朝顔市で購入の鉢

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風景・風物詩 夏の風物詩 幼児期に住んだ入谷の小野照崎神社と朝顔まつりその1

2015年07月23日 | 風景・風物詩

kan-haru blog 2015 祈願絵馬

入谷の朝顔
入谷は、台東区の町名で、幼児期の4才の頃一時住んだことがある町であり、台東区北部の下谷地域に属します。入谷の歴史は、昔は豊島郡坂本村の一部であり、江戸時代末期・明治時代に入ってから朝顔栽培が盛んになり、入谷朝顔市が開かれる場所として有名になりました。朝顔市の入谷鬼子母神も旧入谷町にあり、現在は下谷(坂本)です。

 入谷鬼子母神と小野照崎神社

小野照崎神社
下谷に住んでいたすまいのそばには、小野照さまと呼ばれた小野照崎神社(台東区下谷2丁目13番14号)があり、懐かしく思い朝顔市を見がてら、77年ぶりの7月7日に小野照さまを参拝しました。小野照さまは、樋口一葉の「たけくらべ」にでてきます。
小野照崎神社へのアクセスは、東京地下鉄日比谷線の入谷駅4番口から出て、道路を西方に進むと3分ほどで神社正門の鳥居です。

 小野照崎神社正門(左:正門、右:正門鳥居)

鳥居を潜ると左に手水舎があり、右手に社務所のある参道を進むと、社務所の奥に参道と並行向きの本殿があります。

 社殿へは鳥居を潜ると左に手水舎、右に社務所前の参道を進む(左:手水舎、右:社務所)

現在の社殿は台東区教育委員会の掲示によると、1866年(寛永2年)の建築であり、関東大震災や東京大空襲などを免れたとあり、都内でも屈指に古い御社殿です。 

 小野照崎神社本殿

小野照崎神社の祭神は、平安初期の漢学者・歌人の小野篁(おののたかむら)で学問・芸能の神様です。

  小野寺崎神社ご社殿(左:ご社殿、右:小野寺崎神社由緒掲示板←ここをクリック)

創期の年代は不明であるが、伝承によれば、篁が上野国司の任期を終えて帰路についた時に、上野照崎(忍岡、現在の上野公園付近)の風光を賞しました。852年(仁寿2年)に篁が亡くなった時に彼の霊を、風光を楽しんだ忍岡に奉祀しました。

 小野照崎神社由緒説明

江戸時代を迎えた、1625年(寛永2年)に、忍岡に東叡山寛永寺の創建にあたり、小野照崎神社を移転することになり、坂本村の長左衛門稲荷社が鎮座していた、現在地に遷しました。なお、一説には、忍岡から孔子聖廟が昌平橋に移った1691年(元禄4年)ころに遷座したのではないかとも云われています。

  小野寺崎神社御朱印

小野照崎神社の境内には、社務所の対面に境内末社が鎮座し、その末社の御嶽神社は御嶽信仰者より古く創建され、江戸末期に琴平神社と、大正9年に三峰神社が合祀されています。境内末社の奥に並んで、日本三大庚申の一つである庚申塚には、11基の搭が祀られており、最古のものは1647年(正保2年)の作であり、青面金剛の搭は大阪四天王寺と同作の霊像で聖徳太子作と伝えられています。

 社務所対面には境内末社と庚申塚が鎮座(左:社務所の対面に境内末社が鎮座、右:境内末社の奥に並ぶ庚申塚)

庚申塚前から参道を西に折れると、小野照崎神社の西口の鳥居で、西口参道の右側には境内末社の稲荷神社は、長左衛門稲荷と称し小野照崎神社遷座前から尊祀されていた古い地主神様です。また、この末社には、昭和29年に織物組合内に奉斎されていた織物神社が合祀されています。
また、庚申塚前から折れずに直進すると、神社神輿蔵に突き当ります。
 例大祭は、3年に一度の5月19日に近い土曜日・日曜日に本祭りが行われ宮神輿渡御が行われますが、2015年は「陰」と呼ばれ5月15日~17日に、氏子15ヶ町の町会神輿が神社まで連合渡御されました。

 庚申塚の先を左に折れると神社の西口で直進すると神輿蔵(左:庚申塚の先を左に折れると神社の西口、右:庚申塚を折れずに直進すると神社神輿蔵)

・富士塚
小野照崎神社の神輿蔵前を右手奥に進むと、幼児の頃おぼろげに覚えていた富士塚があります。
富士塚は模造の富士山で、台東区教育委員会の掲示によると、「武江年表」と同年の頃に、「下谷小野照崎の社地へ、石を畳みて富士山を築く」とあることから、1782年(天明年間)に築山し麓に浅間神社を奉斎し、1828年(文政11年)に大修復がされたと考えられております。境内の”富士山建設之誌碑”によると、坂本の住人で東講先達の山本善光が、入谷の住人で東講講元の大坂屋甚助と協議して築造し、富士山浅間神社の祭神を勧請けしたといいます。東講は富士山信仰の集団で、冨士講の1つで、室町時代末期頃に起こり、江戸時代中期には盛んとなり、江戸をはじめとして冨士講があちこちで結成されました。それにともない、模造富士も多数築かれ、江戸とその近郊の富士塚は、五十有余を数えるにいたりました。ここの富士塚は高さが約5m、直径が約16mで、塚は富士の溶岩でおおわれ、東北側の一部が欠損しているが、原形が翌保存されている貴重な塚で、昭和54年5月21日に、国の重要有形民俗文化財に指定されました。
富士塚は、毎年6月30日と7月1日に限り、一般の登拝に開放し、元気な子供たちの歓声が夏の風物詩です。 

 1782年(天明年間)に築山した富士塚 
(左:山麓に奉斎の浅間神社、右:1782年(天明年間)に築山した富士塚)

懐かしい小野照崎神社の参拝を終えて、社務所でお札、お守りを受け、おみくじをひいてからて朝顔市へと向かいました。
 
 懐かしのお宮でお札、お守りを受け安全祈願をしました

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kan-haru日記 風景・風物詩総目次(カテゴリー別INDEX) 2011・2015年版

2015年07月23日 | INDEX

kan-haru blog 2015 15年7月30日70版

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2007年 風景・風物詩 INDEX (ここをクリックして下さい)



2008年 風景・風物詩 INDEX (ここをクリックして下さい)



2009年 風景・風物詩 INDEX (ここをクリックして下さい)



2010年 風景・風物詩 INDEX (ここをクリックして下さい)



77 風景・風物詩 初詣風物詩 川崎大師平間寺2011 1月20日
78 風景・風物詩 江戸名所図会の古社 水天宮が相殿で平安時代に創建の古社元神明宮 3月10日
79 風景・風物詩 小金井公園 江戸名所玉川上水の桜から日本さくら名所100選の小金井公園の桜 4月14日
80 風景・風物詩 羽田神社例大祭 復興日本を被災地の皆様へ届けよとヨコタ担ぎで羽田13町内神輿連合渡御 8月3日
81 風景・風物詩 千躰荒神祭 竃の神様として賑わう海雲寺を久方振りに参詣する 12月27日



82 風景・風物詩 初詣風物詩 川崎大師平間寺2012 2月17日
83 風景・風物詩 さくらとツリーの新名所 満開の桜の間隙から隅田川対岸のツリーを展望する花見 4月19日
84 風景・風物詩 個人邸の菊作り 茨城県笠間菊人形から近くの桜川市の邸宅庭での菊花観賞 11月19日
85 風景・風物詩 小石川後楽園 水戸黄門ゆかりの都心の幽谷の庭園で紅葉狩り 12月25日



86 風景・風物詩 初詣風物詩 川崎大師平間寺初詣2013 2月5日
87 風景・風物詩 河津桜 開花が遅れた第11回三浦海岸桜まつりを見る 3月24日
88 風景・風物詩 羽田国際空港 好天につられ国際ターミナルビル開業から2年半経過の国際空港を見に行く 4月3日
89 風景・風物詩 善光寺出開帳 江戸時代に人気を博した回向院出開帳に行ってきましたその1 5月17日
90 風景・風物詩 善光寺出開帳 江戸時代に人気を博した回向院出開帳に行ってきましたその2 5月21日
91 風景・風物詩 善光寺出開帳 江戸時代に人気を博した回向院出開帳に行ってきましたその3 5月24日



 
風景・風物詩 夏の風物詩 幼児期に住んだ入谷の小野照崎神社と朝顔まつりその1  7月23日
93 
風景・風物詩 夏の風物詩 幼児期に住んだ入谷の小野照崎神社と朝顔まつりその2   7月29日

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大森町界隈あれこれ 京浜急行高架化 高架化事業完了仮上り線高架橋撤去工事雑色編(第8回その3)

2015年07月16日 | 大森町界隈あれこれ 京急関連

kan-haru blog 2015 仮上り線高架橋撤去工事案内板

六郷土手駅付近仮上り線高架橋撤去工事(続)
六郷土手付近の仮上り線高架橋は2011年2月に上下線本線線路の西方に、独立の上り線専用の仮高架橋を建立したものです。しかし、仮上り線高架橋は、完成時の本上り線高架橋(当初の仮下り線高架橋)の橋脚柱と一部が一体構造で建立されています。

  六郷土手駅付近仮上り線高架橋は独立建立の高架橋(:20110401再掲)

2015年7月2日に、六郷土手駅付近仮上り線高架の橋撤去工事を、六郷土手駅駅から信号を渡り、北方のわき道を進み交差点を右折すると六郷土手ガードに当たり、ここを左折して区道を北進して見てきました。

 高架橋隣接の区道から仮上り線高架橋撤去工事を見る1
(:0702)

仮上り線高架橋は単独で独立して構築した構造であるので、その撤去は容易に進展が進んでいるようです。しかし、撤去には大型クレーンの登場を要し、車の通行止めにしての工事が行われています。
  高架橋隣接の区道から仮上り線高架橋撤去工事を見る2 (:撤去工事に大型クレーン登場、:本高架橋の鉄橋台構造が異なる変化点、:仮上り線高架橋脚台残存箇所0702)

本高架橋の道床構造は、六郷土手駅鉄橋付近からは鋼桁道床で仮設されていますが、途中からは床版道床の構造で仮設されています。
  高架橋隣接の区道から仮上り線高架橋撤去工事を見る3(:本高架鉄橋の構造変化ポイント:本高架橋囲い枠取り付け完了部:車両通工止め通知看板の掲示0702)

仮上り線高架橋の撤去は、本高架橋と連結された脚柱との分解が必要です。撤去工事が完遂する時期は、平成29年3月31日まで要します。
  高架橋隣接の区道から仮上り線高架橋撤去工事を見る4(:仮上り線高架橋の残存脚柱が残る、:未撤去の仮上り線高架橋の脚柱:未撤去の仮上り線高架橋の台橋0702)

仮上り線高架橋の残存部の撤去は、橋脚柱構造によりすっきりと分解が困難です。
 
 高架橋隣接の区道から仮上り線高架橋撤去工事を見る5 (:撤去工事の仮上り線高架橋跡1:切断した仮上り線高架橋の橋桁部:撤去工事の仮上り線高架橋跡20702)

仮上り線高架橋の北方部の撤去は、まだ高架橋の枠台が残存しています。

 高架橋隣接の区道から仮上り線高架橋撤去工事を見る6 
(左:撤去工事の仮上り線高架橋跡:北方未撤去の仮上り線高架橋の枠台0702)

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大森町界隈あれこれ 京浜急行高架化 高架化事業完了仮上り線高架橋撤去工事雑色編(第8回その2)

2015年07月11日 | 大森町界隈あれこれ 京急関連

kan-haru blog 2015 六郷土手駅から見た仮上り線高架橋撤去工事(2月27日)

六郷土手駅付近仮上り線高架橋撤去工事
六郷土手駅付近上り線線路は、2014年10月22日に仮上り線高架橋上の線路から、本線上り線線路に移行しました。同12月6日に本線上り線線路走行の列車から、仮上り線高架橋上の撤去された線路を見てみました。

 六郷土手駅付近仮上り線高架橋撤去工事1
(:仮高架橋南端部、:仮高架橋中央部:仮高架橋南端部20141206)

2015年2月27日に本線上り線線路走行の列車の前窓から見ると、仮上り線高架橋上は枕木および敷砂利が除去され、高架橋のコンクリート底部が見られます。
  六郷土手駅付近仮上り線高架橋撤去工事2 (:仮高架橋南端部:仮高架橋中間部:仮高架橋北方部20150227)

・同2月11日に上り線走行列車に乗車して、前窓から砂利床が除去された仮上り線高架橋跡を撮影しました。クリックすると見られます。

六郷土手付近の砂利床除去元仮上り線高架橋跡2015年2月11日

同3月13日に走行の列車の前窓から見ると、本線上り線線路脇に囲い塀や枠棒が設置されて、仮上り線高架橋の取り壊し準備工事がはじめられていました。

 六郷土手駅付近仮上り線高架橋撤去工事3(:仮高架橋南端部:仮高架橋中間部:仮高架橋北方部0313)

同4月16日に上り線線路走行の列車から見ると、仮上り線高架橋の中央部の2か所と北方部の1か所が取り壊し撤去されていました。

  六郷土手駅付近仮上り線高架橋撤去工事4
(左上:仮高架橋南端部中上:仮高架橋中央部南方の高架橋撤去箇所1右上:仮高架橋中央部の高架橋未撤去箇所左下:仮高架橋中央部北方の高架橋撤去箇所2中下:仮高架橋北方部南の高架橋鉄撤去所3右下:仮高架橋北端部0416)

仮上り線高架橋の取り壊し撤去工事は、同5月12日に見るとかなり進展していました。

 六郷土手駅付近仮上り線高架橋撤去工事5 
(:仮高架橋南端部、:仮高架橋中央部の高架橋橋げた台座部まで撤去工事の状態:仮高架橋北方部の高架橋取り壊し工事0512) 

・同5月12日に上り線走行列車に乗車して、前窓から取り壊しが進む仮上り線高架橋跡を撮影しました。クリックすると見られます。

取り壊しが進む六郷土手付近元仮上り線高架橋跡2015年5月12日

同6月28日に走行の列車の前窓から見ると、仮上り線高架橋の取り壊し撤去工事は、終了して前区間で残存の高架橋は見られません。
 
 六郷土手駅付近仮上り線高架橋撤去工事6 (:仮高架橋撤去南端部、:仮高架橋撤去中央部、:仮高架橋撤去北方部0628)

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大森町界隈あれこれ 京浜急行高架化 高架化事業完了工事雑色駅新改札口使用開始(第8回その1)

2015年07月06日 | 大森町界隈あれこれ 京急関連

kan-haru blog 2015 雑色商店街

雑色駅高架化事業完了工事
糀谷高架駅の高架化は、施工が遅れていた下り線エスカレーターの稼働も2014年1月には運用を開始し、雑色商店街通りに接した改札口からの高架ホームへの通路は、西口改札口から一直線に伸びる高架ホーム下のコンコース通路を経て、上下線エレベーター、エスカレーターおよび階段と結ばれます。また、東口改札口を入ると西口改札口間には連絡通路で接続されていました。

 雑色商店街通りから見た東口・西口改札と高架駅橋下(:雑色駅東口改札口、:雑色商店街通りから見た雑色高架駅橋下、:西口改札口20130918再掲) 

2015年に入り、コンコース通路の南方の大半を国道側へ移転して、旅客用の新トイレを2月28日より供用するとの通知が張り出されました。

 雑色駅のトイレおよびコンコース通路の変更のお知らせ
 
2月28日から従来のコンコース通路は、コンコース中途から京浜国道よりに曲がり、従来通路に並行する形態で新コンコース通路が設置されました。新コンコース通路の突き当りは、新設の共有トイレで、従来のコンコース通路際に設置されていた旧トイレは使用停止となりました。

 変更された高架ホームへの新コンコース通路 
(:高架ホームへは西口改札口から従来通路を進む:新通路へは元コンコース通路を東方に折れる:元コンコース通路を東方に折れると新コンコース通路を直進0228)

コンコース通路の移動により、雑色駅の供用の新トイレはコンコース通路の突き当りに設置され、供用前日の2月27日と、供用開始日の同28日および4月16日に見てきました。

 雑色駅の新供用トイレ (左上中上右上:供用前日のトイレ0207、左下中下:供用開始日のトイ0208、右下:供用トイレの隣はホームへの階段通路0416)
 
雑色駅改札口変更
6月に入ると、同27日から改札口を南方に移動して、新改札口までの通路を設置するとの通知が張り出されました。

 雑色駅の改札口変更のお知らせ

改札口の南方への移動は、雑色駅周辺の再開発により駅前広場が設置されることによります。

 雑色駅改札口配置図 

同28日に改札口が移動して、改札口を入ると上下線のエスカレータ、エレベーターと階段がすっきりと並んでいるコンコースの雑色駅を見てきました。

雑色駅構内図 

雑色駅の新改札口の玄関入口は、高架線路下の中央に設けられ、入口道路の西側には旧雑色第1踏切道の間に道路が新設されました。

 雑色駅新改札口の玄関口 
(:雑色駅新改札口玄関、:雑色駅入口の西側新設道路0628)

新改札口出口へは、上下線のエレベーター、エスカレーターおよび階段にてホームから降りると、中央のコンコースを北方に進むと新改札口玄関です。
 
 新改札出口へのコンコース (:階段・エレベーター・エスカレーターが並ぶコンコース:新改札口出口に進むコンコース:コンコースから見た改札口出口0628)

雑色商店街通りから新改札口へは、旧東口・西口改札口が閉鎖されたので、駅前広場が整備されるまでは高架橋下中央に仮設置された通路を進みます。

 雑色駅新改札口への仮通路
(:閉鎖された旧東口改札口:雑色駅新改札口に進む仮通路入口:閉鎖された旧西口改札口0628)

白板塀に囲われた仮通路を進むと、雑色駅新改札口玄関前の通路に出ます。

 雑色商店街通りから新改札口への仮通路
(:白板塀に沿い進むと新改札口へ0628)

雑色駅改札口玄関前の通路を西側にでると、在来道路を経て旧西口改札口側の雑色商店街通りに出ます。

 雑色駅新改札口への西側通路
(:雑色駅新改札口前仮通路:新改札口前仮通路を西側に出る:雑色駅西側沿い道路を北に進むと商店街通りへ0628) 

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大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 高架化事業完了工事大森町駅編(第6回その7) 
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大森町界隈あれこれ 京浜急行高架化 高架化事業完了仮上り線高架橋撤去工事雑色編(第8回その2)

 

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番外編カテゴリー別ブログ記事の検索と見方 7月INDEX

2015年07月01日 | INDEX

kan-haru blog 2015 71日82版

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kan-haruの日記の月間INDEXは、毎月1日付けで掲載しており前月の登録記事検索のほか、カテゴリー別の登録記事の2006年3月から最新までの検索ができます。

K&A kan-haru 日記の見方について(←ここをクリックして参照してください。)

  大森町界隈あれこれ カテゴリー別目次 
■印覧の15年5月掲載項目以外の目次は、下記の項番に付記された下線付きのカテゴリー項目を選択すると、当該カテゴリーの掲載当初から現在日時点までの目次が見られます。
 1 大森町界隈あれこれ 大森町に住んで65年! 
 2 大森町界隈あれこれ 空襲編若山武義氏手記 総目次 
  2-1 大森町界隈あれこれ 鎮魂! 大森町大空襲 (第1編) 
      付 東京大空襲 ~あれから61年~ 
  2-2 大森町界隈あれこれ 手記第2編 戦災日誌中野編 
  2-3 大森町界隈あれこれ 手記第3編 戦前戦後目黒にて 
 3 大森町界隈あれこれ 戦後編若山武義氏手記 総目次 
  3-1 大森町界隈あれこれ 戦後史編手記 第1~4編総目次 
 4 大森町界隈あれこれ 大森町の社寺
 5 大森町界隈あれこれ 大森町商店街 
 6 大森町界隈あれこれ 大森海苔 
 7 大森町界隈あれこれ 京浜急行関連
 8 大森町界隈あれこれ 大森町風景
  ◇ 2006~2012年版2013~2015年版
 9 大森町界隈あれこれ イベント 目次
  ◇ 2006~2009年期版2010年版2011~2012年版2012~2015年版
 ■ イベント 第50回大田区民踊大会 大田区シニアクラブ128クラブが6日間に亘り踊りと唄を繰り広げる発表会 624
 ■ イベント 第50回大田区民踊大会 大田区シニアクラブ128クラブが踊りと唄を繰り広げる発表会午後の部 629
10 大森町界隈あれこれ 大森町学びや 


  大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 サブ・カテゴリー別目次

11 大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 Sub INDEX
 ■ 大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 高架化事業完了工事大森町駅編(第6回その5) 67
 ■ 大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 高架化事業完了工事大森町駅編(第6回その6) 612
 ■ 大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 高架化事業完了工事大森町駅編(第6回その7) 618

  一般 カテゴリー別目次

21 風景・風物詩 総目次
  ◇ 2006・2007年版2007・2008年版2008~2010年版2010~2013年版 
22 小さな旅 総目次 
  ◇ 2006~2009年版2009~2011年版2010~2014年版 
23 旅ものがたり 総目次
  ◇ 2006~2011年版2010~2015年版
24 秋葉原界隈 総目次 
25 イベント 総目次
  ◇ 2006・2007年版2008年版2009・2010年版2011年版2012年版2013年版2014~2015年版  
26 ITと技術 総目次 
  ◇ 2006~2011年版2012年版2014年版
27 Weblog 総目次 

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