現在、桜前線は北上し、青森の弘前公園のソメイヨシノが開花したようで、連休の後半には満開を迎えるようです。
最近の気候は異常気象の影響か、東京の開花は2番目に早く3月21日で、4月を迎えずに満開となりました。東京周辺以外では、例年通りか、やや遅めに咲きだしました。
大森町の近所でも公園に行けば満開の桜が見られるのですが、例年東京以外での花見は欠かさず、ツアーなどを利用したりして出かけております。しかし、ツアーは前もって申し込みが必要なため、なかなか満開の予想が立てられず、花見場所ではまだ開花前であったり、咲き終えた後で、がっかりするのが通例です。
今年の桜・花見は、昨年4月29日に出かけた、秩父市羊山公園の芝桜が満開宣言の当日に当たり味を占め、京都日帰りの花見を決め天気予報もまずまずの4月9日に出かけました。
当日は、日曜のため新幹線も満席で花見の人出が予想されましたので、京都桜・花見の行き先は名所を避けて、小型タクシーを借り切った運転手さんに穴場を紹介して貰い、洛東から洛北、洛西と周回して京の桜を満喫してきました。
しかし、周回に折角の京都の桜・花見ですので、一ヶ所は名所中の名所の円山公園周辺も散策しました花見紀行です。
紀行には、コメントが記述できる「Yahoo!地図情報」で周回の花見場所を示し、多くの写真や資料情報を引用し、Web 2.0には近づけませんがその気持ちで書いてみます。本文中の下線が引いてある部分の記述文は、地図や写真、資料を表しております。
これらを参照して見る場合には、下線付き文の上にマウスをあててクリックすることにより、インターネット エクスプローラが開いて当該の資料が表示されます。資料から日記に戻る場合には、エクスプローラの上部にあるメニューバーの「戻る」をマウスでクリックすることにより戻ります。
また、表示した地図を含めた資料を拡大して見たい場合には、日記タイトルのここをクリックして「番外編 ブログ記事の参照地図を拡大して見る方法」に、ブログ記事の参照地図などを拡大して見る方法を記載してありますので、参照して下さい。
洛東 円山公園、祇園白川の桜
円山公園
先ずは、京都駅から東大路通りを北上して、京都四條河原町にある元和年間(1600年代)に公許された南座の横を通り、京都桜の名所随一の円山公園と祇園白川(地図参照)へと向かいました。
円山公園(地図赤印)は、回遊式の日本庭園を中心とした周辺に、料亭や茶店が点在し、枝垂れ桜のシンボルの「祇園枝垂桜」を中心とし、染井吉野、山桜に八重桜が八百本以上咲き揃う名勝です。
桜は見頃を迎えておりましたが、花見の人出は、まだ10時を少し回ったところですので、日曜にしては混雑が少ないようでした。昼過ぎには、人で埋まると思われますが、京都桜の名所の神社・仏閣や公園はあちこちにあり、しかも敷地が広いですから、東京に比し花見の人出もゆとりがあるようです。
花見の次は、円山公園から西方にある名所地の祇園白川の桜に向かいます。
祇園白川
町並保存地区に指定された祇園白川の界隈(地図緑印)は、石畳の道にお茶屋や料理屋が連なり、白川にかかる京情緒あふれる橋と、角地にある辰巳稲荷付近の川畔に植えられた枝垂れ桜や染井吉野は見ごろを迎えておりました。
この祇園新橋界隈では、夕方になると桜と艶を競う舞妓や芸妓が辰巳稲荷にお参りして出かける姿は、祇園独特の風情があります。日曜日の昼下がりに、舞妓風の姿で通るのを見かけますが、本物でなく観光向けの代物です。
石畳の道にお茶屋や料理屋が連なる祇園白川の界隈
舞妓さんに会うには、お茶屋さんの紹介が必要で、一般には「一見さんお断り」が多く、予算もかなりかかるので、観光には京舞の鑑賞がお勧めです。
京舞は、明治5年(1872年)に京都博覧会が開かれ、その余興として舞妓・芸妓を揃えて「舞い」を披露しようと考え出されたのがその始まりといわれています。
この京舞のおどりは毎年、京都五花街と呼ばれる「祇園甲部・宮川町・上七軒・先斗町・祇園東」で行われていますが、唯一「祇園東」だけは秋のみの公演となっており、春の開催はありません。
祇園に後ろ髪を惹かれながら、次の桜の高野川畔に向かいます。
<前回 小さな旅(3) 清澄庭園・深川江戸資料館 へ
次回 小さな旅(5) 京都日帰り桜・花見 その2 へ>
最近の気候は異常気象の影響か、東京の開花は2番目に早く3月21日で、4月を迎えずに満開となりました。東京周辺以外では、例年通りか、やや遅めに咲きだしました。
大森町の近所でも公園に行けば満開の桜が見られるのですが、例年東京以外での花見は欠かさず、ツアーなどを利用したりして出かけております。しかし、ツアーは前もって申し込みが必要なため、なかなか満開の予想が立てられず、花見場所ではまだ開花前であったり、咲き終えた後で、がっかりするのが通例です。
今年の桜・花見は、昨年4月29日に出かけた、秩父市羊山公園の芝桜が満開宣言の当日に当たり味を占め、京都日帰りの花見を決め天気予報もまずまずの4月9日に出かけました。
当日は、日曜のため新幹線も満席で花見の人出が予想されましたので、京都桜・花見の行き先は名所を避けて、小型タクシーを借り切った運転手さんに穴場を紹介して貰い、洛東から洛北、洛西と周回して京の桜を満喫してきました。
しかし、周回に折角の京都の桜・花見ですので、一ヶ所は名所中の名所の円山公園周辺も散策しました花見紀行です。
紀行には、コメントが記述できる「Yahoo!地図情報」で周回の花見場所を示し、多くの写真や資料情報を引用し、Web 2.0には近づけませんがその気持ちで書いてみます。本文中の下線が引いてある部分の記述文は、地図や写真、資料を表しております。
これらを参照して見る場合には、下線付き文の上にマウスをあててクリックすることにより、インターネット エクスプローラが開いて当該の資料が表示されます。資料から日記に戻る場合には、エクスプローラの上部にあるメニューバーの「戻る」をマウスでクリックすることにより戻ります。
また、表示した地図を含めた資料を拡大して見たい場合には、日記タイトルのここをクリックして「番外編 ブログ記事の参照地図を拡大して見る方法」に、ブログ記事の参照地図などを拡大して見る方法を記載してありますので、参照して下さい。
洛東 円山公園、祇園白川の桜
円山公園
先ずは、京都駅から東大路通りを北上して、京都四條河原町にある元和年間(1600年代)に公許された南座の横を通り、京都桜の名所随一の円山公園と祇園白川(地図参照)へと向かいました。
円山公園(地図赤印)は、回遊式の日本庭園を中心とした周辺に、料亭や茶店が点在し、枝垂れ桜のシンボルの「祇園枝垂桜」を中心とし、染井吉野、山桜に八重桜が八百本以上咲き揃う名勝です。
桜は見頃を迎えておりましたが、花見の人出は、まだ10時を少し回ったところですので、日曜にしては混雑が少ないようでした。昼過ぎには、人で埋まると思われますが、京都桜の名所の神社・仏閣や公園はあちこちにあり、しかも敷地が広いですから、東京に比し花見の人出もゆとりがあるようです。
花見の次は、円山公園から西方にある名所地の祇園白川の桜に向かいます。
祇園白川
町並保存地区に指定された祇園白川の界隈(地図緑印)は、石畳の道にお茶屋や料理屋が連なり、白川にかかる京情緒あふれる橋と、角地にある辰巳稲荷付近の川畔に植えられた枝垂れ桜や染井吉野は見ごろを迎えておりました。
この祇園新橋界隈では、夕方になると桜と艶を競う舞妓や芸妓が辰巳稲荷にお参りして出かける姿は、祇園独特の風情があります。日曜日の昼下がりに、舞妓風の姿で通るのを見かけますが、本物でなく観光向けの代物です。
石畳の道にお茶屋や料理屋が連なる祇園白川の界隈
舞妓さんに会うには、お茶屋さんの紹介が必要で、一般には「一見さんお断り」が多く、予算もかなりかかるので、観光には京舞の鑑賞がお勧めです。
京舞は、明治5年(1872年)に京都博覧会が開かれ、その余興として舞妓・芸妓を揃えて「舞い」を披露しようと考え出されたのがその始まりといわれています。
この京舞のおどりは毎年、京都五花街と呼ばれる「祇園甲部・宮川町・上七軒・先斗町・祇園東」で行われていますが、唯一「祇園東」だけは秋のみの公演となっており、春の開催はありません。
祇園に後ろ髪を惹かれながら、次の桜の高野川畔に向かいます。
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