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kan-haruの日記

風景・風物詩 初詣風物詩 川崎大師平間寺2009

2009年01月28日 | 風景・風物詩
kan-haru blog 2009 

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川崎大師初詣り
川崎大師は毎年新年にはかかさずお詣りに行き、今年1年の一家の健康と安全を祈願して、お札とお守りを受け、古いお札やだるまを納めてくるのがしきたりになっています。
川崎大師は、今年の3ガ日の初詣りの人出が296万もあり毎年全国3位と信望が高く、菩提寺と同じ宗派の真言宗智山派であり、大森町から京浜急行だけで30分で行ける身近なお寺様なのです。

 京浜急行大師線(:川崎大師駅、:京浜急行大師線電車)

戦時色が強くなった小学生の頃、ハイキングなどままならない時代の休日に、父親に連れられて川崎大師をお参りした後、大師の傍の公園で遊んだことのある想い出の懐かしいい場所であったので、とても馴染みの深いお寺なのです。
時代が代わり、私の子供が小学生の時に、川崎大師に連れて行く度に、いまでは全然見かけなくなりましたが、だるまおこしが好きで買い与えていた時代も思い出します。(子供の頃の大師の想い出「風景・風物詩 初詣風物詩 川崎大師平間寺2008」参照)

今年は例年に比べやや遅い18日の日曜日に行ってきました。ブログを見ると、昨年は13日の日曜日に行っており、2007年は7日に行きました。
川崎大師の参詣は人出で混みあい、混雑すると参道を規制して、仲見世の参道は参拝が済んだ人だけの通行として、参拝者は並行した別の通路を迂回して境内に進みます(参詣順路地図再掲参照)。

・初詣り風景
18日の日曜日は人出もそこそこで、参詣道路の規制がなく京急川崎駅前の厄除け門から大師入口門までの表参道は、車の通行止めの規制も行われていませんでした。また、参詣道の仲見世通りも、往路の規制がなく仲見世をみながら大山門へと進みましたが、道幅が狭いため大山門付近の仲見世通りは大変な混みようでした。

 川崎大師参道風景(:表参道は交通規制なし、:仲見世参道も規制なし、:大山門付近は大変な混雑)

大山門をくぐり境内に入って見ると、昨年と比べて遅いせいもあり人出は大変と少なく、楽にお参りができましたが、大護摩祈願者の行列は不況のせいか、例年に比べると大変と多いように感じられました。

 大師参詣風景(:ゆったりとした大本堂の参詣者、:いつもより多く見られた大護摩祈願者の行列)

・護摩
お護摩とは、川崎大師のサイトによると、梵語でホーマ(homa)といい、〈焚く〉〈焼く〉などの意味をもつことばで、仏の智慧の火を以て煩悩(苦の根元)を焼きつくすことを表します。このお護摩によって、皆様の煩悩を焼き浄め、大厄を消除し、すすんで家内安全、商売繁昌、病気平癒、心願成就など、開運の祈願をおすすめいたします。
また、お護摩は、一般に厄年(男性が25才と42才、女性が19才と33才)と厄年の前後の歳には厄除け祈願をして、大厄を消除して貰います。

・お札、お守り、縁起物
お参りが済んだら、境内のお札・お守り授け所で様々なお守りを授けて頂きますが、お守りは各人用に身代わりお守りと、災難除け(家内安全)のお札を毎年授けて頂いております。

 川崎大師お札・お守り・縁起だるま

1年間お世話になったお札やお守りは、納札堂にお礼の気持ちをこめて納めます。

 お世話になったお札・お守りは納札堂にお礼納めます

川崎大師の縁起物の厄除・開運だるまは、江戸時代に、厄除け・家内安全・商売繁盛などの祈願の縁起物として庶民の間ではやり出し、1年ごとに一廻り大きなだるまに買い替えていく習慣が生まれました。現在でも、事業繁栄・工場安全、選挙必勝などの目標達成の祈願の縁起物として親しまれています。

 縁起物の厄除・開運だるま

・川崎名物
仲見世通りを歩いていると、飴をまな板の上で軽快なリズムで切り刻む音があちこちから聞こえてきます。これが、川崎大師名物の「とんとこ飴」(さらし飴)ですが、「せきどめ飴」とともに人気の飴です。最近では、飴の種類も増えて、アンコの入ったあんこ飴、きな粉をまぶしたり、黒ゴマをねったりとバリエーションが豊富になりました。

 大師名物とんとこ飴

飴と並んで川崎大師の土産品の雄はくず餅です。製造の元祖は、表参道に面した住吉屋総本店で、1887年(明治20年)に片手間で始めたのが最初で、クズの根からとるでんぷんで造られ、川崎が製造・販売の中心で全国の50%程度を占めるそうです。
今回の参詣では、1週間程前に知り合いの方から、くず餅のお土産を頂きましたので、いつも寄るくず餅店は素通りとしました。

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